大台ヶ原は日本百名山の一つで、最高峰は日出ヶ岳の1695mです。でもドライブウエーが有って、1580m付近まで行けるので、誰でも登れる楽しい山です。
紀伊半島の奥深く、三重県と奈良県の県境に大台ヶ原を含む台高山脈があります。三重県側からは急峻で、桃ノ木小屋に泊まって1泊2日の大杉谷が有名です。
奈良県側は東熊野街道と呼ばれる国道169号線を挟んで、向かい側は大峰山脈です。大台ヶ原行きの路線バスは近鉄大和八木から出て、樫原神宮を経て169号線を吉野・川上村そして大台ヶ原ドライブウエーに入ります。
今回は山歩会のメンバーで、名古屋から名阪国道を針で降りて、大宇陀から三茶屋を経て169号線に入りました。名古屋駅前を8時頃出て、大台ヶ原の駐車場到着は12時でした。天気は曇りで、雨が降りそうでした。
取り敢えず車中で弁当を食べました。メンバーは男女合わせて8人です。平均年齢は70台後半ですね(笑)。
食後、ビジターセンターなど一寸見て、12時37分頃、出発しました。
大台ヶ原は東大台と西大台に分かれます。東大台は日出ヶ岳、正木ヶ原、大蛇嵓など巡る人気コースで、誰でも自由に入れます。一方、西大台は自然保護のため、届け出・許可制で講習を受けないと入れません。
我々は勿論東大台コースです。すぐに尾鷲辻への道が右に分かれます。
最初は平坦な遊歩道で、皆さん元気いっぱいです。
半分一寸過ぎた辺りから、標高差100mほどの登りになります。
コースタイムは日出ヶ岳まで40分ほどですが、我々は50分掛かって稜線に着きました。
ここから急な階段があるので、二人がリタイアしました。
階段を登ると頂上はすぐです。
1時間で頂上です。
残念ながら景色は雲で見えません。大台ヶ原のいつもの天気です(笑)。
13時45分に頂上を出ました。一旦、元の稜線に引き返します。同じ階段も下りの方が急ですね。
ここから正木峠に向かいますが、3人は元の道を引き返すことになりました。正木峠へは、稜線出合から、また木の階段を少し登ります。
出合から7~8分の登りでピークに出ますが、ここを正木峠と呼んでいるみたいですね。
木道の気持ち良い階段をしばらく下りますが、景色はガスで見えません。
天気が回復してきました。ドウダンツツジが紅葉しているようです。
出合から30分で正木ヶ原に到着しました。一寸休憩。
正木ヶ原から10分で尾鷲辻です。14時45分。
ここから大蛇嵓を往復する予定でしたが、一寸時間的に無理なようです。往復に1時間10分。見学時間など考えて1時間半ほど欲しいのですが、それでは16時15分になり、ここから駐車場まで40分なので、駐車場着は17時になりそうです。駐車場着16時を予定しているので、諦めて駐車場に戻ることにしました。
戻る道は平たんな遊歩道です。
途中、苔のきれいな場所が何か所かありました。
尾鷲辻から40分、15時27分に当初の分岐、駐車場に戻ってきました。
天気は結構回復していました。
バスの時刻表を見ると、以前よく利用していた大和上市駅が有りません。運転手さんに訊くと、大和八木からになり上市駅は通らなくなったそうです。
16時ちょっと前に出発し、大迫ダムには16時32分に到着しました。このダムの上を通って対岸に渡り、4キロほど走ると入之波温泉です。
16時47分に到着しました。
お湯は37~38度でしょうか、一寸温いですが、かけ流しのようです。
夕食は鴨鍋と山菜料理ですが、非常に美味しかった。
いろんな旅館で料理を食べていますが、もう一度食べたい料理ですね。
皆さんお疲れさまでした。
山友さんから、一寸だけ歩いて一杯飲もうと誘われて、名古屋市最高峰に登ってきました。名古屋市最高峰とは守山区と瀬戸市の境にある東谷山(とうごくさん)で、標高は198mです。
中央線の高蔵寺駅で愛知環状鉄道に乗り換え、一つ目の中水野駅で降りたのが11時46分です。駅前のローソンでお昼の弁当を買って、歩き始めたのが12時ごろです。
ハイキングコースの案内もあります。
コースはこんな感じです。
水野川を渡ると、尾張戸神社(おわりべ)の石柱がありました。
お地蔵さんの祠が有り、さるぼぼ?も居ました(笑)。
12時20分頃、鳥居を潜ると、そこからは森の中の石段になりました。なかなかの自然豊かな参道です。
10分ほど登って、急な石段の手前で小休止。
5分ほど休んで、3分登ると、フルーツパークからの道が合流します。
右折して3分で尾張戸神社到着です。そそてここが東谷山山頂です。
境内には二つの展望所があります。瀬戸市側の南アルプスが見えそうな展望台。
反対側の庄内川や高蔵寺入タウンが見える展望台です。いずれも雲でよく見えませんでした。
ここで昼食、13時20分頃まで休憩しました。
帰りはフルーツパーク側へ降りるつもりでしたが、早く反省会がしたいという声に押されて、高蔵寺駅に近い道を選びました(笑)。そこには古墳がありました。
車も楽々通れる、良い道でした。
20分ほどで団地に降りてきました。高蔵寺ニュータウンが見えます。
白鳥古墳を見たりしながら14時頃、東谷橋を渡りました。対岸は春日井市です。
振り返ると東谷山が見えます。
名古屋市最高峰の旅は、これで尾張です。後はお楽しみの反省会。お疲れ様でした。
伏見稲荷を出発点に東山を北上し、北山・西山を巡る京都一周トレイルは過去2回歩いています。今回はその後に追加された深草コースを山歩会の仲間と歩いてきました。距離10キロ程、アップダウンもそれほどでなく、手ごろなハイキングコースです。
2021年4月10日(土)
9時55分にJRの稲荷駅に到着。まずは伏見稲荷大社にお参りしました。
前回の京都一周トレイルと同じく、一寸千本鳥居を歩きます。時節柄、観光客は少ないです。
稲荷大社の奥社に6~7分で到着、そこに深草コーススタートの案内図があります。
10時16分に出発、すぐに東山コースと別れて右折します。
5分で伏見神寶神社が有るので、ここにも参詣しました。
ここまでは参詣客も居ますが、ここからはトレッキング目当ての人だけです。今日は殆ど居ません。道は竹林の中に入って行きます。京都は西山が筍の名産地ですが、この辺りも筍畑だとみえて、よく整備されています。
10時半頃、赤い鳥居がありました。付近は小さな稲荷神社が一杯あります。稲荷山にはこういった小稲荷さんが何千か有って、全国各地の企業が自分の守り神様としていますね。
10時40分頃、青木ヶ滝を過ぎました。
10時47分、白菊の滝への分岐に到着、ここは滝に行かずに右折しました。
11時頃、筍掘りの方が居ました。一寸お話を聞きました。独特の道具ですね。あれで地中深くの筍の根を切、同時にてこの原理で筍を掘り出します。
竹林を抜けて住宅街に降りてきました。11時15分頃には日本最初歓喜天という石柱を見ながら名神高速方向へ歩きました。
真宗院というお寺を左に見ながら、11時20分頃、名神高速の手前を左折し、名神に沿って歩きます。
3分ほどで名神の下を潜って南下します。仁明天皇陵が有りましたが、どの時代か知りません。
すぐ隣に深草毘沙門天がありました。
11時半頃、府道35号線に出る手前を左折します。道標もあります。
11時37分、35号線と合流。一寸暑くなってきて上着を脱ぎました。
昔、秀吉は自分の住む大阪城から淀君の住む伏見桃山城への道を整備して京街道を作りました。その後江戸時代には、その道を延長して山科の逢坂の関辺りに繋げました。その街道が、この35号線です。
3年前、その京街道を歩いた時、ここを通っていました。そのとき見つけたのが、この深草ルートです。あれ、こんな所に京都一周トレイルの道標がある。これは歩かないといけないなと思ったのが、今回に繋がっています。
ここが大岩神社参道の入り口でした。京街道歩きの時はここで休憩して、山科へ向かいました。
11時42分、鳥居を潜って大岩神社へ向か会いました。緩やかな登りの参道です。
11時54分、堂本印象が寄進したという珍しい鳥居に到着しました。鳥居の柱に地蔵さんや色々な彫刻がなされています。
鳥居を潜り、12~3分登ると展望所まで80mの道標があります。展望所の標高は166mとのことです。
展望所到着は12時11分。2時間ちょっとですね。今回のメンバー9人です。
空気が澄んでいれば大阪のアベノハルカスまで見えるそうです。今日も薄っすら見えていたような。
これから行く、伏見桃山城など見ながら20分ほど昼食休憩しました。
ここからは下りです。
30分ほど下るとまた、住宅街に入ってきますが、この辺では道が入り組んで、道標を見逃すと道を間違えます。
13時07分、公園への道を降りて行きます。
公園の川沿いをのんびり歩きます。
13時25分、伏見桃山城の裏手に出ました。ここから入れるようなので入りました。現在は城の見学は閉鎖されているようなので、入場無料みたいですね。車で行くと、駐車料金が必要ですね。
京都で生まれ育って居ますが、来るのは初めてでした。
20分ほど見学して出発しました。公園の駐車場から5分足らずでF5の道標があります。そこで右折して桓武天皇陵へ行きました。3分で到着します。なかなか立派な御陵です。平安遷都をされた天皇ですものね。
引き返して逆方向に行くと明治天皇陵方向です。明治天皇陵までは20分一寸歩きます。14時15分頃到着しました。ここは桓武天皇陵よりさらに広大な敷地に建てられています。
恥ずかしながら私は長い間、明治以後の天皇は東京に葬られていると思っていました。明治天皇陵がここに有ると知ったのは最近のことです。この場所は明治天皇自らが選ばれたと聞いています。明治天皇は京都に帰りたかったのですね。見晴しも良い場所です。
平安京を築かれた天皇、平安京から出て行かれた天皇。二つの天皇陵が並んであるのも不思議な気がするな等と語り合いながら、しばらく休憩しました。20分ほど休憩して、14時35分頃出発しました。その後トレイルは乃木神社方向へ行くのが正解ですが、気付かず、駅方向へ歩いてしまいました。
14時50分にJR桃山駅の踏切を通過、5分後に神功皇后を祀る御香の宮前です。
黒田節誕生の地という説明など読みながら、近鉄桃山御陵前のガードを潜り、京阪伏見桃山の前にある、深草ルートの標識F1の前に着いたのは15時04分でした。お疲れ様。
ここからは楽しい反省会ですが、一寸時間が早い。伏見桃山の繁華街をぶらつくことにしました。大手筋商店街です。人が多い。
この周辺には17軒の酒蔵があるようです。
龍馬通り商店街
龍馬とお龍で有名な寺田屋事件の旅籠寺田屋
十石舟が遊覧する掘りの向こうには月桂冠の大倉酒造
月桂冠大倉記念館の前を通って
今日の反省会場へ
お疲れ様でした。
料理も酒も良かったです。
珍しい名前の山ですね。仙人が村人と碁を打ったという伝説があるそうです。愛知県の東北の端、設楽町に有って、標高1190mとそこそこの山ですが、頂上近くまで車で行けるので、ファミリー登山に最適な山です。それと我々ロートルにも(笑)。
名古屋から猿投グリーンロード、足助から飯田街道で稲武へ、そこからR257かな?で名倉東納庫へ行きますが、道が解りにくかったです。名古屋駅前から2時間余りかかりました。
上図下部の東納庫登山口には駐車場は有りません。近くの道路わきに1~2台置ける程度です。そこから少し行って碁盤石山林道に入ります。5分ほどで10台程度は置けそうなスペースがあります。第2登山口でしょうか。標高も1000mを越えています。
登山道はよく整備され、付近のブナ林も素晴らしいです。
10時10分過ぎに出発し、すぐ千尋岩です。
15~6分で天狗の庭到着です。
ここは眺望が良いです。西側です。伊吹山が見えると言っていますが、私には見えません(笑)
東側は富士見岩があります。富士山が見えるそうですが、私には見えません(笑)。
10時40分に出発して7分の登りで1180mのピークです。碁盤石山かと思いますが違います(笑)。
40mほどでしょうか一旦下ります。雪が残っていました。美しい景色です。
ピークから12~3分で碁盤石山山頂です。今日のメンバーです。左から2番目が今回のリーダーKさん。
山頂は木々に覆われて眺望は有りませんが、冬枯れの木の間から南アルプスの白い峰が見えます。左端が北岳かな?そうすると右側は塩見とか赤石かな。
帰りは同じ道を辿って40分ほどで降りてきました。帰路は稲武から恵那へ出ることにしました。途中、上矢作の道の駅で軽食。
岩村城址の近くを通って恵那に出ました。瑞浪から中央道に乗って名古屋駅へ15時20分頃着きました。夜の時間には早いので、ノリタケの森へ。森村グループの勉強をしました。
4時半頃から開いて居る串焼き屋さんで反省会。一寸密ですね。
久しぶりに名古屋駅近辺の夜景を見て癒されました(笑)。
Kさん有難うございました。
昨年12月に伊勢本街道を歩いていたとき、下のような石碑を見ました。
丹生大師道と刻まれています。17年前に歩いた時も見ていたのですが、その時はそのままでした。今回は一寸気になったので調べてみました。丹生大師というのは神宮寺のことで、地域では有名なお寺です。和歌山別街道が通っていたりするので私も何回かお参りしています。
その丹生大師へ行く道だなと地形図を見ると、下図のようでした。
上端の丹生大師道石碑から下端の丹生大師まで道を辿ると、途中の丹生峠を越えて昔は道が有ったようです。現在は丹生峠付近で道は消えているようですが、冬場だし雑草も枯れているし、行けるかもしれないと歩いてみることにしました。正月やコロナで鈍った身体を蘇らせるのに良いかもしれません。
2021年1月5日(火)
朝9時半頃JR多気駅に着き、調べておいた多気町の町営バスに乗りました。相可駅やいろいろ経由して10時18分頃目的の丹生大師道石碑の近くの相場バス停に着きました。
ここから3~4分で石碑の有る丹生大師道入口です。入口からは良い道があります。
この日歩いた軌跡です。
大師道へ入って5分ほどで道は山に入りました。でもまだ下は舗装されています。
更に5分、道が二股に分れましたが、早速ここで間違えました。正解は右ですが、左の舗装路へ入ってしまいました。幸いGPSで現在位置を調べすぐ気付いて引き返しました。
5分か6分のロスで右に入ると、すぐ小さな道標石碑があり間違っていないと確信しました。刻まれた文字は一寸読めませんが。
石標から6~7分歩くと、今度は大きな土砂崩れで道が無くなっていました。諦めて帰ろうかと思ったとき、中電の鉄塔点検路が下に向かっているのに気が付きました。点検路も土砂崩れのため、谷底へ迂回しているようです。その道で下へ降りて谷底を迂回しました。
土砂崩れを下から見上げています。本来の道は上の方に有ったはずです。迂回した道には階段が作られていました。
本来の道に復帰しました。少し登って沢も浅くなってきたころ、今度は道が不明瞭になってきました。小さな土砂崩れなどが頻発して、道が消えているようです。でも峠はもうすぐのはずと、道なき道を進みます。
迂回した地点から15分位、11時一寸過ぎの状況です。
更に7~8分、GPSで見て、この先が峠かなと思う辺りです・
角を曲がると峠が見えました。ほっと一息です。
11時15分、峠に到着です。相場バス停から1時間弱ですね。
峠には小さな案内がありましたが、字が読めませんでした。
峠からの降り道は良さそうなのでほっとしました。
でもそうは問屋が卸しませんでした(笑)。竹林の道は倒木ならぬ倒竹で一杯でした。
でもまあ、竹林は5分で抜けました。
峠から15分で東名阪の下を潜りました。
潜るとまた小さな案内があり、今度は伊勢本街道と書かれていました。
先ほど峠で見た案内も多分同じ伊勢本街道と書かれているのでしょう。でも昨年12月に歩いた伊勢本街道との関係はどうなるんでしょう。一寸地図を開いてみます。
この地形から見ると、左の津留橋を渡って(昔は渡し船)きた旅人が、丹生大師にお参りして、再度伊勢街道に戻るときに通った街道だったかもしれませんね。
少し下ると視界が開け、丹生の里が見えてきました。
丹生下村のバス停辺りに着いたのが11時45分。
5分ほどで和歌山別街道の案内があります。熊野街道の野中から分かれて和歌山街道に合流する道ですが、JR佐奈駅前を通って、ここ丹生大師へ来ているのです。
3分で丹生大師すなわち神宮寺の山門です。長らく修理で覆われていましたが、新しくきれいになりました。
和歌山別街道は、この門前で右折していきます。大きな石標があります。
神宮寺は隣接する丹生神社の神宮寺で、奈良時代末期開山の名刹です。丹生神社は奈良時代中期以前に遡る、由緒ある神社です。名前の丹生は水銀を意味します。日本全国、丹生の付く地名は多いですが、すべて水銀の産地です。
その丹生神社にまずお参りしました。
そして神宮寺本堂へ。弘法大師空海を祀っています。丹生大師も空海をさしています。
参拝の後、本堂の裏山に登ってみました。高台で丹生大師全景が拝めます。
ここで昼食休憩としました。12時40分頃昼食を終え、さてどうするか考えました。門前から多気駅へ向かう町営バスが13時50分に出ます。まだ1時間以上あります。待っていてもしょうがないのでJRの栃原か佐奈駅へ歩く。
栃原へは5キロ弱、佐奈へは5キロ強です。時刻表では佐奈発14時01分です。前述の和歌山別街道を歩いて佐奈へ行くことにしました。一寸引き返して、例の案内があった道へ入ります。
先ほど潜ってきた東名阪をまた潜って行く方向です。
13時頃、東名阪を潜りました。
この辺りには、良いお寺が3ケ所あります。近長谷寺、金剛座寺、普賢寺です。時間があれば寄りたい所です。
歩くなら下図の緑の経路が良いでしょう。私も過って歩いたことがあります。
下の写真は赤線から青線の伊勢別街道を見ています。
途中で伊勢別街道と合流します。ここからは佐奈駅まで伊勢別街道を歩きます。
情緒ある街道です。
佐奈駅の有る平谷の集落へ入ってきました。伊勢別街道と熊野道の分岐の石標です。
平谷の集落です。
13時48分、神宮寺から1時間10分弱で佐奈駅に到着しました。
これ逃がすと次は17時19分。3時間以上無いんです。
楽しい山旅でした。
今日は急ぐので赤線の最短距離を歩きました。
本当に何か月振りかに多度山に弁当食べに行ってきました。コロナは関係ないんですが、脊柱管狭窄症で腰への負担を掛けない方が良いかと思って止めていました。でもやっぱり週に一度位は登った方が良いかと思い直して出かけました。
師走も押し迫って駐車場には車少ないです。
今日は多度山の一番ポピュラーな展望コースを登って、海の見える展望台で弁当食べて引き返します。
駐車場から15分ほどで第二見晴し台。ここで御嶽が見えれば最高です。でも今日は駄目。
一寸上に、余り人が気付かない小さな神社があります。一寸お参り。
中間点の第三見晴らし台を過ぎ、残り1キロ地点まで50分。
頂上直下のパラグライダー施設です。飛び立つのて怖いだろうなあ。
402mの展望台には高峰神社があり、千体地蔵が祀られています。
いつも何人かは人が居る展望台ですが、今日は人影無し。
ここまで若い頃は1時間を切っていたのですが、今日は1時間20分も掛かって登ってきました。でもまあ、登れたらいいか(笑)。
瀬音の森コースに入ります。日陰には雪も残っています。
多度峡から登ってきたと思われる男性が、途中土砂崩れで道が塞がっていると教えてくれた。海の見える展望台までは20分~25分。ここも人影は無かった。
今日の弁当はどん兵衛とお握り。
帰りは同じ道を引き返しました。日当たりの良い道をのんびり下るのは良い気分ですねえ(笑)。
また行きましょう。
2020年10月9日(金)
11時45分に弘法を出て、称名滝が見える大観台に向かいました。
12時20分に大観台到着です。木道の場合、コースタイムは1時間10分なので、バス道は半分の時間ですね。
今回のトレッキングの目的は、弥陀ヶ原の紅葉と称名滝を見ることだったので一応の目的は果たしました。
地図を見ていると、ここから滝見台まで、バス道は曲がりくねって居ますが歩道はほぼ直線です。一寸ショートカットしようかと歩道にはいりました。
始めの内好調でしたがひどいアップダウンになりました。バス道は谷を迂回していたのです。美味い話はありません(笑)。コースタイムは50分ですが、1時間一寸かかって滝見台にきました。13時26分です。10分ほど休憩しました。
やっぱりショートカットはそれなりの無理があると諦めて、以後バス道を歩くことにしました。少し歩くと辺りにブナの巨木が多くなります。
この辺りはブナ平と呼ぶようです。標高は1200m辺りです。滝見台から30分ほどの道端に仙洞杉という巨木があります。この付近最大の杉だそうです。
仙洞杉から40分で美女平駅に帰ってきました。近くの石仏に無事完歩のお礼をしています。
14時50分到着で、予定より1時間近く早く着きました。バス道に変えた影響ですね。
帰りの電車からは、行きと違って剣岳がよく見えていました。
富山駅前のホテルに泊まり、居酒屋で反省会を開きました。お疲れ様でした。
〆に富山名物ブラックラーメンを食べてみたのですが、一寸今一でした(笑)
2020年10月10日(土)
金沢観光に来ました。金沢と言えば兼六園ですが、皆何回か来ているので、今回は一寸趣向を変えました。まず訪れたのが安江金箔工芸館。これが当たりで、結構勉強になりました。特に紙の重要性を認識しました。
もう1軒行きたい資料館が有ったのですが時間切れで近江町市場へ昼食に出かけました。
我々も海の幸で昼食です。
後はお土産をいろいろ買って帰りました。ますの寿司、かまぼこ、ホタルイカ、昆布まき、甘海老・・・です(笑)
皆さん、お疲れ様でした。
弥陀ヶ原を下るトレッキングは何十年も前から一度歩きたいと思っていました。でもあまり深く調べもせず、単なる下りと考えていました。ところが実施するに当たり調べてみると、天狗平から弥陀ヶ原には新道と旧道があり、新道は景色も良く人気だが厳しい鎖場も有るということが解ってきました。相談の結果、せっかくだから新道を行くことになり、膝を痛めているHさんだけが旧道で、追分で落ち合うことになりました。
2020年10月9日(金)
7時半に出発しました。
昨日と同じく木道が整備されています。弥陀ヶ原まで5キロ、2時間半の案内があります。
この獅子ヶ鼻コースは湿原を歩きます。池塘らしきものが無数にあるのですが、現地ではガキ田と呼んでいます。
30分ほど歩いて振り返っています。立山連峰が見送ってくれます。
代りに左手に薬師岳が見えてきます。薬師岳がこんなに近いとは思いませんでした。森林限界を越えて紅葉の世界に入ってきました。ナナカマド、カエデ、ダケカンバなどです。
出発から1時間半、天狗平から3キロ辺りが獅子ヶ鼻で、ここから急な鎖場の下りになります。
雨上がりの鎖場は滑って危険です。
途中に有るのが獅子ヶ鼻岩のようです。
上って来る人との行き違いもあったりして、全員が下りるのに30分近く掛かりました。
下った分は登り返さないといけません。もう一つ谷を越えて、休憩所に着いたのは25分後の9時40分でした。小休止です。
弥陀ヶ原バス停まで1.6キロの案内がありますが、我々はバス停へは向かわず、直接追分に向かいます。15分ほどでバス停との分岐です。
左折せず直進して、追分着は10分後の10時18分でした。
車道を横断し、すぐ木道に入ります。途中でHさんと合流して弘法のバス停を目指します。
標高は1700m程度でしょうか、木道も樹林帯に入ってきました。紅葉はきれいですが、遠くの風景は見えなくなってきました。
ところでこの木道ですが、滑りやすくて全員が何度も転びました。慎重に足を運ぶためスピードがでません。時速2キロが良い所でしょうか。これでは美女平に着く頃には日が暮れてしまいます。少し距離は長くなるが、安全なバス道を降ることにしました。七曲りのあたりです。
これでスピードも上がって11時20分過ぎに弘法のバス停に着きました。
ここの広場で昼食休憩としました。天狗平山荘さんの弁当はなかなか豪華です。
25分ほど休憩して、バス道で大観台を目指します。称名滝が見えるはずです。
後半へ続く。
今回は立山の室堂2430mから美女平970mまで下りのトレッキングを計画しました。ざっと1500mの下りですが、槍ヶ岳から上高地への下りと同じですね。最近では珍しい長丁場の下りなので一寸心配です。
初日は室堂までケーブルとバスを乗り継ぎ、天狗平まで40分ほど下って天狗平山荘で1泊。翌日、天狗平から美女平駅まで弥陀ヶ原を7時間~8時間下る予定です。膝と腰が心配ですね。
2020年10月8日(木)
台風14号が沖縄付近にあって、東海地区へは10日に最接近します。接近前から大雨に注意と盛んにテレビで言っています。でも日本海側の富山地区はなんとかなるんじゃないかと淡い期待です。名古屋を7時50分のしらさぎ1号で金沢へ、北陸新幹線に乗り換えて富山着が11時20分頃。富山駅で早速富山湾の海の幸を。
12時12分の富山地鉄で立山駅へ向かいます。レトロな感じで1時間一寸。途中の岩峅寺は歩荷の里と聞きました。
立山駅400mからはケーブルで美女平へ7分で登ります。
美女平から室堂はバスで1時間ほど掛かります。標高2000mほどの弥陀ヶ原では濃いガスに覆われています。前途多難です。
ところが室堂に着くと雲の上に出て視界良好です。早速、立山連邦をバックに記念写真です。
室堂では登山者に登山計画書を出すように勧めています。我々も必要かと尋ねたら「美女平まで歩いて下るんですか? 23キロも有りますよ」と呆れられました。下山計画書は必要無いようです(笑)。
15時5分頃出発しました。道は遊歩道で幸い雨はあがっています。でも濡れた木道はやっぱり滑るので気が抜けません。
剣岳も雄姿を見せてくれました。
ゆっくり歩いて50分ほどで天狗平山荘に到着しました。
天狗平山荘は映画「剣岳・点の記」に登場し、ご主人も出たとか。
部屋は個室でした。
夕食前に外に出ると、真っ赤な夕焼けが最高でした。
皆見とれています。
食事も豪華で、明日の健闘を祈りました。
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