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2024年12月20日 (金)

伊勢西国最終回 伊勢の3寺

伊勢西国17回目で最終回の今回は、女房とお伊勢参りを兼ねて車で行くことにしました。下図、五十鈴ヶ丘近くの松尾観音、御園の宝林寺、二見の夫婦岩近くの太江寺は、20キロ位離れているので、自転車でもバスでも、1日で廻るのはなかなか骨です。

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その点、車なら大丈夫です。ただ最近、長距離運転してないのと、亀山付近の雪が心配ではありました。

2024年12月19日(木)

我家から松尾観音寺は115キロ、途中2回休憩して、雪も無く、2時間弱で順調に到着しました。

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車は石段の下に3~4台置けます。近くの二つ池の龍神伝説があるそうです。

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受付は常時開いていて、御朱印も押して頂けます。

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ご本尊は行基が神宮参拝後に彫った十一面観音菩薩ですが秘仏です。

次に宝林寺へ行くのに失敗しました。スマホのカーナビを使っているのですが、違う宝林寺を指定したようで、ナビに従って走ると、名古屋方面への高速に入ってしまいました。気が付いた時は遅く、Uターンも出来ないし、逆走するわけにもいかないので、伊勢西の料金所で間違って入ったと言ったら、玉城ICまで行って帰ってきてくれと言われた。

料金は請求されなかったが、25キロ程走って、30分以上ロスした(泣)。で、宝林寺到着は11時20分頃だった。

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ここは宮川が伊勢湾にそそぐ河口にあり、江戸時代は人や物資の往来も多かった。山田奉行所が置かれ、大岡越前守も在任したとか。

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車も、門前や門の中に、なんとか置ける。受付も常時開かれている。

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いくつかの寺が合併した経緯もあるそうで、ご本尊は阿弥陀如来、観音様は十一面観音立像。秘仏です。

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次は一寸離れた太江寺。11時50分頃到着しました。

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ここは20年以上前ですが、自転車で桑名から走ってきて、宿坊で一泊した思い出があります。当時はユースホステルでしたが、今は宿坊として宿泊を受け入れているそうです。

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ここは伊勢西国一番札所です。ここが最後になってしまいました。ご本尊は千手十一面観音菩薩。やはり行基の開山だそうです。

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近くの夫婦岩のある二見興玉神社は、元はここにあったそうです。その興玉神社にやってきました。12時半頃です。

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今日は日本海側は大荒れだそうですが、ここも風が強く、波高しです。

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久しぶりに夫婦で記念写真です。

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今度は伊勢神宮へやってきました。内宮の宇治橋です。

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12月のウイークデイですが、相変わらず参拝者は多いですね。

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正宮へお参り。正月の準備で、お賽銭いれなどの工事中でした(笑)。

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おはらい街は、もっと人出がおおいです(笑)。

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赤福も並んでいます。

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これで、今年の行事は終わりです。あとは新年を待つばかりです。帰りの名阪が事故渋滞で遅れました。お土産の天麩羅とスーパーの弁当で疲れを癒しました。

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お酒は大吟醸より、飲みなれたワンカップが落ち着きますね(笑)。赤福ともよく合います(笑)。

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お酒無くなったので、泡盛を出してきました。

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石垣島の泡盛と伊勢の赤福。よく合うのを、赤福さんに教えてあげたいですね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年12月16日 (月)

伊勢西国 16回目 玉城・度会の2寺

残り5寺となった伊勢西国ですが、腰痛が再発して歩けないのでストップしています。でも年内にお参りしてしまいたいので、出かけることにしました。

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上図、北勢・中勢地方のお寺は全て参拝済みで、残るは南勢地区の5寺です。今回は青〇の2寺を計画しました。下図を見てください。

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この地方は伊勢街道や熊野街道が入り乱れる街道のメッカです。そこに柳原観音、國束寺、田宮寺があります。柳原観音は今年2月、熊野街道を歩いたとき参拝しました。田宮寺は一寸離れているので、そのときは参拝できませんでした。國束寺は遠すぎて考えにも入りませんでした。

その後検討すると、JR栃原駅から國束寺、田宮寺を経てJR田丸駅までが20キロ、國束寺は丁度真ん中で、田宮寺は田丸から2.5キロです。自転車なら可能ですが、大日山から玉城IC辺りの山越えがネックです。

以前なら20キロ程度は歩くのに問題はなかったのですが、腰痛の現在はとんでもない話です(笑)。更に調べると、伊勢市駅から三重交通バスが國束寺の近くへ有ることが判りました。それで計画が一気に進んで、今回の実施になりました。

2024年12月14日(土)

10時40分に田丸駅に着きました。駅舎の改装が行われて、立派のなっています。お正月の門松が取り付けられていました。

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田丸は伊勢本街道から熊野街道伊勢路が分かれる場所なので、熊野古道伊勢路出立の地を売り物にしています。

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地図を見てください。

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田丸駅から田宮寺は往復5~6キロ、徒歩1時間半として、お寺の滞在時間15分として、帰ってくるのが12時30分。12時33分発の列車で伊勢市に向かう。逃すと1時間待ちです。腰痛が心配なので無理が効かない。それが心配でした。

でもレンタサイクルを見つけました。丁度駅から5分ほどの道沿いに、松田自転車さんがレンタサイクルを550円でやってました。これで余裕です(笑)。

駅を出て熊野街道にでる手前に「鳥見役所跡」の石碑がありました。

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説明を読むと、午後から行く予定の國束寺の裏山「國束山」一帯は、紀州の殿様の鷹狩場だったそうで、その見張りだそうです。熊野街道に出て左折、踏切を渡ると熊野街道の案内があります。

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街道はここで右折、左折しながら続いていました。この先でレンタサイクルを借り、そこから自転車で向かいます。県道13号線で右折すると大きな石碑があります。県道が熊野街道です。

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右くまの、左たなはし等と刻まれていますが、棚橋方面が熊野脇道です。少し先で熊野街道と別れて左折します。集落の入口に小さな石仏群がありました。

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さらに5分位進むと謂れありそうな地蔵さんの祠がありました。

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通り過ぎて、サニー道路を渡ります。道を尋ねながら11時22分に田宮寺へ到着しました。

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田宮寺は伊勢神宮の神官、荒木田家とゆかり深いそうです。明治の神仏分離令で廃寺となり、現在も檀家は居なくて、地元有志の方々で守られているそうです。従って御朱印は自分で押します。

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ご本尊は二体の十一面観音菩薩だそうです。なかなかどの寺もご本尊にはお目にかかれませんね。

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お寺に隣接して田宮寺神社があります。

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謂れはよく解りませんが、とりあえず参拝しました。

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12時10分に田丸駅に帰ってきました。余裕ですね(笑)。よく見ると、赤い郵便ポストがレトロで、駅名の看板も古いまま利用されていますね。

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中に交流スペースが作られていました。ここで一寸、弁当を食べさせて頂きました。

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予定通り伊勢市に向かい、13時15分の注連指行きのバスに乗りました。注連指、読めますか? しめ縄のしめ「注連縄」に「指す」で「しめさす」と読みます。20年位前に熊野脇道を歩いたとき覚えました(笑)。

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元気なら、借りた自転車で田宮寺から往復するところですが、今の私には峠越えが嫌でした。それとこの日、北風が強く、自転車には向きませんでした。バスは35分ほどで平生のバス停に着きました。

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すぐ後ろが参道です。ここから600mとか。

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熊野脇道を歩いたときは、伊勢西国は頭に無かったので、國束寺も眼中にありませんでした。もともと國束寺は國束山の山頂に有ったそうです。戦後、GHQの農地改革で寺領を失い、山頂の維持が困難となり、縮小して里に降りたとか。

バス停から5分歩くと、前方中腹にお寺が見えました。

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近づくと國束山の案内図がありました。お寺が里に下りていて、助かりました(笑)。

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一寸登ります。

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ご本尊は大阪の四天王寺から移された十一面観音菩薩だそうです。

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ここは珍しく納経所がありました。

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受付の女性の方が、「よかったら、鐘を撞いていってください」と言われ、久しぶりに撞いてみました。はらわたに響き渡りました。

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本堂の横に、愛染明王が祀られていました。

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無事、次のバスで、伊勢市駅に帰ってきました。予定通り、15時25分の快速みえに乗れました。今日のご褒美に、神宮御料酒を頂きながら帰りました。

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後、残る3寺です。年内に行けるかな。

 

 

 

 

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