« 2024年8月 | トップページ | 2024年10月 »

2024年9月29日 (日)

伊勢西国14回目 伊賀街道沿いの近田山長谷寺

近田山長谷寺は大和の長谷寺を模して西暦701年頃に創建されたとか。戦乱で廃絶していたのを、江戸時代、藤堂藩2代高次が再建した。藤堂藩は津と伊賀上野を結ぶ伊賀街道を整備していたので、街道にほど近い、当寺を再建して菩提寺にしたのではないか。

Tsu00jpgc

2024年9月28日(土)

暑さも少し和らいで歩けそうな気候になってきたので出かけることにした。津市では津観音などいくつかお寺があったが、海沿いの交通の便が良いお寺は既に参拝した。山沿いのこの長谷寺だけが残っていた。

調べてみると、近鉄津新町駅から三重交通バスに乗り、忠盛塚で降りてコミュニティバスに乗り換えて、片田長谷で降りると良いことが判った。9時27分に津新町に着き、45分発のバスに乗った。忠盛塚着が9時58分、コミュニティバスが10時4分に出る。丁度良いと思っていたら、到着が5分ほど遅れて、一寸離れたコミュニティバスが出て行ってしまった(泣)。

Dscn2738jpgc_20240929145401

3キロ程を歩くことになって予定が狂ってしまった。コミュニティバスの本数は少ないので往復は使うのは無理で、行き帰りどちらか1本は乗ろうと思っていたのに、往復歩きになってしまった。実はこの時点で勘違いしていた。

Tsu01jpgc_20240929145401

コミュニティバスのバス停は忠盛塚の前に有る。ここが伊勢平氏発祥の地、つまり、平清盛の父、忠盛が生まれた場所だそうです。

Dscn2689jpgc_20240929145401

平氏は元々東北が地盤でしたが、平将門の乱などで源氏に追われ、伊勢を地盤にすることになったそうです。

Dscn2690jpgc

伊賀街道の案内も有りました。バスが行ってしまったので、ゆっくり説明が読めます(笑)。

Dscn2691jpgc_20240929183401

目指す長谷寺へは、地形図やグーグルマップで見ると県道を3キロ程歩きますが、車が多い。いやだなあと思っていると、地図にない道が県道に目的の方向につながっているようです。迷わず、その道を選びました。10時17分です。

Dscn2693jpgc_20240929145401

正解でした。あぜ道ですが1キロ位、車を気にせず歩けました。

Dscn2696jpgc_20240929145401

合流して5分ほど県道を歩いていると、長谷山ハイキングコースの案内がありました。

Dscn2699jpgc

車に怯えながらさらに歩きます。津市の浄水場の入口を過ぎます。10時40分。

Dscn2702jpgc_20240929145401

更に12~3分で、右手にハイキングコースが分かれます。津カントリーの入口が左前方に見えます。

Tsu02jpgc

ここを右に入り、ハイキングコースではなく、長谷集落への道が左にあります。

Dscn2705jpgc

5~6分登って行くと、立派な石仏があり、直進が長谷寺の参道のようです。

Dscn2707jpgc_20240929184801

更に10分弱で、長谷山学園と長谷寺の分岐になりますが、参道は通行止めで学園へ向かいます。

Dscn2713jpgc

3分で学園です。

Dscn2714jpgc_20240929184801

長谷寺はここを直進して、一寸登ると、本堂の裏に出ました。

Dscn2716jpgc

11時16分、到着です。忠盛塚から1時間掛かりましたね。標高は170m位ですね。

Dscn2718jpgc_20240929184801

ここも御朱印は自分で押します。御朱印料は賽銭箱に入れてくれとのことです。

Dscn2720jpgc_20240929184801

一寸休憩して帰途に就きました。12時32分頃かな。10分一寸下って、県道へ出ると、津市のコミュニティバスが追い抜いて行きました。あれっと思って時刻表を見ると、12時40分に忠盛塚行がありました。

検討していたときは、行はバスだったので、帰りのコミュニティバスには1時間近く待ち時間があり、それなら帰りは歩こうと思っていたのでした。でも行を歩いたので、帰りのバスが丁度よくなっていたのです。後の祭りです。

泣く泣く帰りも歩きました。忠盛塚から津駅までバスに乗り、駅前の居酒屋で反省会を一人で開きました。

Dscn2742jpgc_20240929184801

お疲れさまでした。

 

 

 

2024年9月14日 (土)

垂井町古戦場

関ケ原の古戦場は垂井町に渡ります。本来、石田三成は大垣城に入って戦う予定で、その後詰として毛利秀元は南宮山に陣を敷きました。今回はその南宮山に登りました。しんどかった(-_-;)。

Tarui01jpgc

JR垂井駅の辺りは中山道の垂井宿です。そのすぐ先で美濃路が分かれます。美濃路は大垣を経由して名古屋へ通じています。

2024年9月13日(金)

長島から垂井へは、名古屋駅を経由して快速で大垣へ、乗り換えて米原方面へ1駅で垂井です。でも私は桑名から養老鉄道で大垣に向かいました。時間的には20分~30分長く掛かりますが、養老鉄道の応援です。

Dscn2581jpgc_20240914135501

こういうローカル鉄道は好きですし、のんびりしますよね。名前の由来、養老駅です。

Dscn2582jpgc_20240914135501

9時17分、垂井駅に到着しました。9名とガイドさんです。

Dscn2586jpgc_20240914135501

一寸ガイドさんの説明を聞いて、9時40分頃出発しました。前方に見えるのが標高400mほどの南宮山です。最近は腰痛で山へ登ったことがないので、登れるか心配です。

Dscn2587jpgc

20分ほどで、南宮神社の参道に出てきました。右の大鳥居は平成に建立された鉄製の鳥居だそうです。

Dscn2592jpgc

10時10分に南宮大社に到着、一寸休憩してお参りしました。

Dscn2600jpgc_20240914135501

南宮大社は美濃の国一宮であり、金物の神様としても知られているそうです。だから、鉄製の鳥居だったのか。

Dscn2603jpgc

10時30分、南宮山ハイキングコースに入りました。

Dscn2609jpgc

すぐに安国寺恵瓊の陣跡があります。こんな下に居ては若い当主秀元と密な連絡が取れませんね。

Dscn2611jpgc_20240914135501

さてここからが登りです。半分ぐらい階段が続くそうです(泣) 10時37分。

Dscn2614jpgc

15分ほど登って、ふと見たら、まだ2合目でした。がっくりして元気を失いました。腰の具合が悪いKさんは、あきらめて下ったそうです。

Dscn2615jpgc

皆さんには先にいってもらい、のそのそと腰を上げました。合流点の5合目に着いたのが11時23分。登り始めからすでに45分です。本来なら1時間で登るコースでしょうね。

Dscn2620jpgc_20240914143701

まあ傾斜は少し楽になってきました。その先のベンチに、もう一人のKさんが座っていました。調子が悪いので止めると。私も止める誘惑にかられましたが、なんとか歩くことにしました。

一松が11時40分、高山神社が11時42分です。

Dscn2627jpgc_20240914143701

まあだんだん傾斜がなくなり、歩けます。でもここの案内は何故お酒なのでしょう(笑)。11時58分。

Dscn2633jpgc_20240914143701

12時05分、ようやく展望台に到着しました。毛利秀元の陣跡です。

Dscn2640jpgc

1時間のはずが1時間半かかってしまいました。皆さんとは20分以上遅れたかな。ここで昼食休憩です。ここからは大垣城や名古屋城まで見えるそうです。

Dscn2641jpgc_20240914143701

近くには土塁や掘割があります。

Dscn2647jpgc_20240914143701

12時半には出発になりました。下りも1時間5分掛かりました。上り坂や荷物も腰に悪いですが、下り坂の振動も脊柱管狭窄症には悪いかもしれませんねえ。

ということで、今日はすっかり疲れました。この後、池田輝政陣跡と垂井城址の見学が予定されていましたが、私はパス組に入りました(笑)。

直接、垂井駅に向かい、大垣の反省会場に向かいました。垂井駅の近くで室町時代の宝篋印塔がありました。

Dscn2655jpgc

会場ではビールが身に沁みました。これが無いと駄目ですねえ。

Dscn2658jpgc_20240914150701

そのうち後続組も来て盛り上がりました。

47168jpgc

帰りもやはり養老鉄道に乗り、ウイスキーを舐めながら帰りました。

Dscn2664jpgc_20240914150701

お疲れ様。

 

 

« 2024年8月 | トップページ | 2024年10月 »

最近の写真

  • Dscn4117jpgc
  • Kaidojpgc
  • Dscn4090jpgc
  • Dscn4098jpgc
  • Dscn4095jpgc
  • Dscn4102jpgc_20250117140601
  • Dscn4099jpgc_20250117140601
  • Dscn4097jpgc
  • Dscn4105jpgc_20250117140601
  • Dscn4115jpgc_20250117140601
  • Dscn4118jpgc
  • Dscn4119jpgc