伊勢西国12回目 亀山市
酷暑続きますが、なんとか伊勢西国を続けようと頑張っています。最大の敵は熱中症で、歩いている間に倒れては物笑いなので、工夫しています。
さて亀山市には4ヶ寺が入っています。図を見てください。亀山駅の右下2キロほどの所に蓮光寺。ここは歩いて行けそうです。
亀山は図のように旧東海道が横断していますが、その沿線には無いようです。駅から左上3.5キロに円福寺、更に4.5キロ離れて宗徳寺、さらに3.5キロ離れて野登寺です。幸いコミュニティバスが近くまで行っていますが、本数が少なく、片道しか利用できないようです。
そこで今回は、亀山駅から蓮光寺を徒歩で往復する。そしてバスで円福寺へ。そこから徒歩で宗徳寺、さらに徒歩で能登寺へ、帰りはバスで亀山駅へと計画しました。
2024年7月25日(木)
11時30分発円福寺行きのバスに乗るため、亀山駅に10時7分頃到着しました。蓮光寺往復に1時間一寸と見ています。亀山駅前は再開発が終わってきれいになりましたが、コンビニもキオスクも何もありません。駅前で缶ビールが買えない、最悪の再開発ですね。
線路沿いに引き返して、今乗ってきたJR関西線の踏切を渡ります。
そしてすぐ今度は亀山から津へ向かう線路も横断します。
そして鈴鹿川を渡ります。
右手奥に鈴鹿山脈が見えますが、この付近だと左が明星ヶ岳、右は野登山ぐらいでしょうか?
途中、適当な所で細道を左折しましたが正解でした。その後は道なりに、再度、津行きの線路を渡ります。
駅から30分一寸、10時39分、蓮光寺の案内がありました。
そのそばに謂れありそうな石灯籠がありましたが、謂れは不明です。
右折するとすぐ蓮光寺でした。
正面が観音堂、右手の修理中が本堂のようです。
昔、慈眼寺という十九番のお寺が有り、そこの千手観音を当寺が受け継ぎ、元十九番と称しているそうです。観音像は秘仏で見えません。
御朱印は自分で押します。
門の脇にキリシタン灯籠がありました。この辺りも隠れキリシタンがいたのでしょうか。
10時54分、参拝を終え、急いで亀山駅に引き返しました。30分弱で亀山駅に到着し、余裕で円福寺方面行のバスに間に合いました。バスはうねうねと廻って、30分近くかけて円福寺前駅に到着しました。11時58分です。写真のジャンボタクシーがコミュニティバスで、右手が円福寺の勝手口みたいですね。
勝手口から入ると黄檗宗の表札がありました。八十八ヶ所巡りは弘法大師の遺跡巡りなので、殆どが真言宗のお寺ですが、三十三札所巡りは観音霊場なので、いろんな宗派のお寺があります。でも黄檗宗は珍しいですね。
黄檗宗は京都の宇治に有る万福寺が本山で、江戸初期、隠元禅師が伝えました。普茶料理が有名ですね。
ご本尊は聖観音だそうです。
ここも御朱印は自分で押します。
入ってきたのが勝手口だったので、正門のほうへ歩きました。
時刻が12時10分で、空腹なので、持ってきた弁当をどこかで食べようと思いましたが、適当な場所がありません。ここが正門です。
この辺りのどこかで弁当を食べて、宗徳寺・能登寺と2時間ほど歩くわけですが、暑いので嫌になりました(笑)。行きのバスの運転手さんが、途中の医療センターまで歩けば、亀山駅行きのバスが出ていると言っていたので、ここで止めることにしました(笑)。
引き返すと、多分ここが昔の円福寺の参道らしい所に来ました。12時14分です。
医療センタ¥まで歩いて、そこのベンチで弁当食べることにして、ひたすら歩きました。12時32分に医療センターに到着しました。
バスの時刻表を見ると13時丁度に亀山駅行があります。丁度良いので、ベンチで弁当を食べました。
バスは10分一寸で亀山駅に着きました。名古屋行のJRは13時24分発で、13分の乗り継ぎです。ここで致命傷なのが売店が無いことです。近くのコンビニまでは450m、6~7分は掛かります。
泣く泣く、何も持たずに列車に乗りました。桑名駅で待ち時間が有ったので、一寸途中下車しました。すると、昼間から開いている立ち飲み屋がありました(笑)
冷たいビールを一寸頂いて生き返りました。
駅前広場に屋台ができていました。再開発中の仮店舗です。
亀山駅みたいに、最悪の開発にならないことを祈ります。
亀山市の残り2寺は近々また出かけます。
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