奈良博 空海展
奈良国立博物館の空海展に行ってきました。我家のある桑名から、電車で奈良へ行くのは地図の3通りの方法があります。
比較して私が選ぶのは当然真ん中の関西線です(笑)。安い上に、その道中の景色や雰囲気が結構楽しめるのです。
2024年5月24日(金)
8時の長島駅です。平日なので、通勤や通学客が結構居ます。
JR関西線は旧東海道に沿って進みます。車窓に飛行機が見えると、すぐ亀山宿です。
亀山から関までは東海道。関で東海道は琵琶湖の草津方面に進みますが、関西線は大和街道沿いに進んで奈良を目指します。伊賀上野の辺りで、持ってきた弁当を広げて、軽く楽しみます(笑)。
次の駅「島ヶ原」を越えると京都府に入ります。列車が木津川を渡るとすぐ笠置です。
笠置も京都府で、ここから柳生街道を歩いて奈良へ行くのが、良い街道歩きです。賀茂で乗り換え、木津から奈良に着きますが、木津までは京都府です。
奈良駅に11時前に着きました。奈良も外国人観光客で一杯です。奈良公園へのバスも7~8割は外国人ですね。
奈良公園で弁当を食べようと思っていたのですが、混んでいるし、鹿に弁当を盗られそうな気もするので(笑)。某ビルの屋上へ行きました。
ここは奈良盆地を見渡せる、絶好の展望台ですが、余り知られていないので助かります。
奈良公園に戻りました。マレーシアの人でしょうか、鹿と遊んで楽しそうです。
国立博物館に来ました。ここはさすがに日本人ですが、混んでますねえ。入るのに20分~30分掛かりそうです。
空海展は入場料2000円です。空海の一生や真言密教に関わる、重要な古美術品が展示されています。両界曼荼羅や高尾曼荼羅など。
でも撮影禁止なのでお見せできません。唯一、この文殊菩薩像だけでした。
個人的には快慶の作と言われる孔雀明王が、ひどく気に入りました(笑)。展示会の図録が3000円で売られていたので買おうと思いましたが、ひどく分厚くて重いので、買いそびれました。
2000円のチケットは仏像館にも入館できました。ここは展示物のうち、一部が撮影可になっていました。基準は解りません。
その一つ、吉野の金峯山寺の金剛力士像です。そう言えば、今年2月に吉野へ行ったとき、二王門が修理中でした。
午後1時頃出てきました。帰りはバスも混んでいるので、三条通を歩いて奈良駅に向かうことにしました。鹿は相変わらず、外人さんに人気です。
コロナ前は中国人観光客が鹿せんべいをやりすぎて、鹿が寝てばかりいましたが、その傾向が近づいていますね。
興福寺の五重塔が大修理に入っていました。
このお餅やさんは、相変わらず、すごい行列ですね。
2時ごろに奈良駅で一杯やろうと思ったのですが、目当ての居酒屋さんが昼休みで諦めました。関西線、亀山までは1両の車両で、ゆっくり飲む雰囲気ではないので、隅の方でひっそりと。
亀山からは、ゆったりとしたシートで、ゆっくり楽しめました。
ジョージアの中身は何でしょうねえ(笑)。楽しい1日でした。
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