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2024年5月25日 (土)

奈良博 空海展

奈良国立博物館の空海展に行ってきました。我家のある桑名から、電車で奈良へ行くのは地図の3通りの方法があります。

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比較して私が選ぶのは当然真ん中の関西線です(笑)。安い上に、その道中の景色や雰囲気が結構楽しめるのです。

2024年5月24日(金)

8時の長島駅です。平日なので、通勤や通学客が結構居ます。

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JR関西線は旧東海道に沿って進みます。車窓に飛行機が見えると、すぐ亀山宿です。

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亀山から関までは東海道。関で東海道は琵琶湖の草津方面に進みますが、関西線は大和街道沿いに進んで奈良を目指します。伊賀上野の辺りで、持ってきた弁当を広げて、軽く楽しみます(笑)。

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次の駅「島ヶ原」を越えると京都府に入ります。列車が木津川を渡るとすぐ笠置です。

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笠置も京都府で、ここから柳生街道を歩いて奈良へ行くのが、良い街道歩きです。賀茂で乗り換え、木津から奈良に着きますが、木津までは京都府です。

奈良駅に11時前に着きました。奈良も外国人観光客で一杯です。奈良公園へのバスも7~8割は外国人ですね。

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奈良公園で弁当を食べようと思っていたのですが、混んでいるし、鹿に弁当を盗られそうな気もするので(笑)。某ビルの屋上へ行きました。

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ここは奈良盆地を見渡せる、絶好の展望台ですが、余り知られていないので助かります。

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奈良公園に戻りました。マレーシアの人でしょうか、鹿と遊んで楽しそうです。

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国立博物館に来ました。ここはさすがに日本人ですが、混んでますねえ。入るのに20分~30分掛かりそうです。

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空海展は入場料2000円です。空海の一生や真言密教に関わる、重要な古美術品が展示されています。両界曼荼羅や高尾曼荼羅など。

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でも撮影禁止なのでお見せできません。唯一、この文殊菩薩像だけでした。

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個人的には快慶の作と言われる孔雀明王が、ひどく気に入りました(笑)。展示会の図録が3000円で売られていたので買おうと思いましたが、ひどく分厚くて重いので、買いそびれました。

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2000円のチケットは仏像館にも入館できました。ここは展示物のうち、一部が撮影可になっていました。基準は解りません。

その一つ、吉野の金峯山寺の金剛力士像です。そう言えば、今年2月に吉野へ行ったとき、二王門が修理中でした。

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午後1時頃出てきました。帰りはバスも混んでいるので、三条通を歩いて奈良駅に向かうことにしました。鹿は相変わらず、外人さんに人気です。

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コロナ前は中国人観光客が鹿せんべいをやりすぎて、鹿が寝てばかりいましたが、その傾向が近づいていますね。

興福寺の五重塔が大修理に入っていました。

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このお餅やさんは、相変わらず、すごい行列ですね。

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2時ごろに奈良駅で一杯やろうと思ったのですが、目当ての居酒屋さんが昼休みで諦めました。関西線、亀山までは1両の車両で、ゆっくり飲む雰囲気ではないので、隅の方でひっそりと。

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亀山からは、ゆったりとしたシートで、ゆっくり楽しめました。

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ジョージアの中身は何でしょうねえ(笑)。楽しい1日でした。

 

2024年5月17日 (金)

石山寺と三井寺

老人会の旅行で大津の石山寺と三井寺に行った。どちらも大河ドラマ「光る君へ」がらみです。

2024年5月13日(月)

朝8時15分出発、雨模様です。新名神は今日から集中工事で、渋滞を覚悟したのですが、下りは混んでいませんでした。

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逆の上り線は既に渋滞が始まっていました。帰り、心配ですね。

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予定通り10時には石山寺に到着しました。

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お遍路さんの姿が見えます。今日行く石山寺と三井寺は共に西国三十三か所の札所になっています。私も御朱印を頂きに来ました。

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さて今回は大河ドラマからみです。石山寺には「大河ドラマ館」と「もののあわれ館」が設置されています。紫式部が石山寺で源氏物語を書いたという話は子供の頃からしっていました。小学校の遠足かなにかで石山寺へきているのでしょう。

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去年は「どうする家康」で岡崎城へ行きましたが、今回の大河ドラマ館は小ぶりのようで、10分もあれば見てしまいます。隣のもののあわれ館は更に小さく5分で終わりです(笑)。

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もののあわれ館は源氏物語を現代風にアレンジしたとか言ってましたが、よく解りませんでした(-_-;)。

ここから石山寺をお参りします。拝観料と入館料がセットで団体一人1000円でした。まずこの石段に老人会はたじろぎます(笑)。

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その上に石山寺の名にふさわしい岩山があります。

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横に本堂があり、入り口に紫式部の人形があります。これは私の子供の頃からありました。

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本堂の中は撮影禁止なので写していません。広い境内にいろいろ伽藍はありますが割愛します。ただもう一か所、追加300円必要な展示室があり、そこも見学しました。

それといつもは公開していない?光堂が春の無料公開中でした。見に行きました。一番上にあります。

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ここも撮影禁止ですが、秘仏のお前立が三体あり、きれいでした。ここから駐車場まで20分以上かかります。途中、紫式部の像がありました。

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あの石段のしたへ回り込む道です。天狗杉がありました。

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おおむね見て廻るのに1時間半で、11時35分位に出発しました。

三井寺に向け、瀬田川沿いを走ります。瀬田の唐橋が見えています。

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30分ほどで三井寺境内のレストランに到着しました。さっそくお待ちかねの昼食です。

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メニューは三井の晩鐘2500円です(笑)

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釣り鐘を開けると三段になっています。

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1時半ごろから三井寺の見学です。ここも紫式部縁の寺らしいです。

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紫式部のお父さんなんかが三井寺で出家しているそうです。ここの拝観料は600円です。

まず三井の晩鐘を見ます。この鐘楼の建物が珍しい。つまり格子があるからです。

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鐘撞は300円ですが、二人ほど撞きました。次に本堂です。

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中は撮影禁止なのでポスターを見てください。

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ここも広い境内、いろいろ在りますが、すべて割愛して観音堂へ。西国三十三札所の御朱印は本堂ではなく、ここで貰います。御朱印と言えば、納経料が四国遍路で300円から500円に4月から値上げされたそうですが、西国はどうでしょうか。今、私、伊勢西国を廻っているのですが、どうなったかな。

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ここから琵琶湖がよく見えます。琵琶湖大橋が見えていますね。

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降りてくると、「如意越起点」という道標を見つけました。

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ここから如意ヶ岳を越えて京都の鹿ケ谷(銀閣寺の近く)へ通じる古道だそうです。

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魅力あふれる道ですね。平安時代、俊寛僧都らが平氏を討つ密会をして、露見して云々という事件の舞台が鹿ケ谷です。若ければすぐ行くみちですけど(笑)。

ところで琵琶湖と京都の間に逢坂の関があり、その近くが大津絵発祥の地とか。大津絵は仏画から始まって、江戸時代末期には人物画などを描き、東海道の土産にもなったそうです。そんなせんべいが土産に有ったので買ってみました。

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帰りは渋滞を避けて、瀬田西ICで降りて下道を走り、信楽ICで再び新名神に乗りました。

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運転のKさん、好判断でしたね。おかげで、予定通り、5時前には帰宅できました。

 

 

 

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