近江商人ひなまつり
近江商人発祥の地と言われる滋賀県東近江市の五箇荘で、ひなまつりが行われているので、見に行ってきました。五箇荘と我家の有る長島とはこんあ感じです。
鈴鹿山脈を挟んで反対側ですね。若い頃なら当然車で国道421号線を走ります。今は石榑峠もトンネルができて走りやすいので、2時間位で行けるでしょう。でもまあ、雪が残っていてもいやなので、JRにしました。
関西線で亀山へ、ここからJR西日本なので乗り換えて柘植へ。ここで草津線に乗り換えて貴生川へ。ここからは近江鉄道で五箇荘へ。こんな感じで3時間以上かかります。
2024年2月17日(土)
8時に長島を出て、柘植に9時半ごろ、レールの保守をする車両でしょうか、立派な車両が停まっていました。
近江鉄道に乗り換えて、のどかな車窓を走ります。
11時20分に五箇荘駅に到着しました。
この辺りは、御代参街道が中山道に合流する場所で、少なくとも3~4回は歩いているはずです。
中山道を一寸歩いてから国道8号線に出て、丸亀製麺で腹ごしらえをしました。
歩いて巡る五箇荘という案内が要所要所に建てられているので、それを頼りに、まず藤井彦四郎邸に向かいました。10年以上前に2回ほど来ていますが、その時は車だったので、距離感が一寸掴めません。12時25分頃到着しました。
京都室町で呉服屋を営んでいた藤井家ですが4代目が繊維業に入り、毛糸で日本一になったとか、ここは迎賓館的な建物です。天秤棒の商人の像がありました。
豪華なひな人形が、何体も室内に飾られています。何軒もの家のひな人形を集めているそうです。そのうちの一つ。
庭園は琵琶湖を模して、一周できる回遊式です。
次に25分位歩いて中江準五郎邸へ。中江家は朝鮮・中国に20店舗以上の三中井百貨店を経営していました。
ここの清湖雛だったかは、初めて見た時から、その美しさに感嘆しきりでした。今年もきれいです。
二階にも飾ってありますが、庭もなかなかの景色です。
蔵のなかにもいろいろ。
三軒目はすぐ近くの外村繁邸です。
この周囲は花筏通りとかで、用水の中にもひな人形があります。
庭に飾ってあるのも珍しいですね。
他にも見る所はありそうですが、時間の関係で、五箇荘駅に引き返します。途中にある大城神社も立派で、由緒ありそうです。
近江商人博物館にも寄りましたが、ひな人形以外は撮影禁止でお伝え出来ません。あまり大したこと無いかも(笑)。
帰りは中山道を通るつもりでしたが、間違えて違う道を歩いてしまいました。途中でドクターヘリが降りてきました。演習かも。
中山道と御代参街道の合流点には、御代参街道の道標があります。右京みち、左いせ・・と刻まれていますね。
御代参街道の様子です。何十年か前に歩いているはずですが、記憶にはありません。
五箇荘駅に帰ってきました。すぐ近くを東海道新幹線が、ひっきりなしに走っています。
お疲れ様でした。1万3千歩くらい歩いたかな。
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