吉野
ワンゲル仲間と吉野で猪鍋を食べるため出かけました。近鉄吉野駅に11時半集合でしたが、折角吉野まで行くので、少し歩いてみようと10時半に吉野に着く電車で向かいました。
私は何故か吉野の雰囲気が好きです。桜が好きなのではなく、街の雰囲気がなんとなく好きなのです。猪肉やシカ肉の匂いがしてきそうな町の雰囲気が肌に合うのでしょうか。
写真は大和上市駅を過ぎ、吉野川を渡っているのですが、この右側に見えている街並みが好きなのです。でも今回は吉野山を歩きます。
吉野駅に到着しました。
でも特急から降りたのは私一人みたいでした。土産物屋さんも寂しいでしょうね。
吉野山へはこの七曲りを20分ほど登れば着けます。でもそれは嫌だとケーブル代行バスに乗りました。一旦吉野神宮駅まで下って、そこから登って行きます。それでも10分ほどで、ケーブル吉野山駅に着きました。450円です。
ここから歩き始めます。10時48分でした。
すぐに黒門があります。20年前に大峰奥駆を歩くため、この黒門を潜ったときは、これからの困難な道筋を想って、身震いがしたものでした。
この黒門は吉野山全体の総門だとの説明がありました。潜るとこんな具合です。
なんともいい感じの道ですね。5分ほどで銅の鳥居があります。お寺でも鳥居なんですね。奥に見えるのは神変大菩薩役行者のお堂です。
さらに5分で国宝仁王門ですと言いたいところですが、大修理中です。11時です。
右側の急坂を登って蔵王堂にお参りしました。
蔵王堂の内部は撮影禁止なので、付近に貼ってあるポスターの画像で蔵王権現さまをご想像ください。
蔵王堂の前の広場には大塔宮御陣地の石碑があります。南北朝時代にここに陣を張ったのですね。
蔵王堂から石段を下りて進んでいくと、法具屋さんがあります。ほら貝とか、いろいろあります。20年前も珍しかったものです。そこから振り返っています。
すぐに塔頭の東南院があり、その向かい側に吉水神社への入口があります。
この吉水神社は南北朝時代南朝の御所が置かれた場所だそうです。4代に天皇がここで過ごされたとか。下って行きます。参道から右に小道が分かれるのですが、それを下ると元湯へ行けるはずです。
11時半ごろですが、まだいいだろうと吉水神社に参拝に行きました。桜の頃には一目千本だそうです。
11時32分に降り始めました。特に悪路ではないですが、遊歩道とは言えないかも。
やがて元湯の屋根がみえてきました。
10分で元湯の玄関付近に降りてきました。
今回のメンバーが先に着いていました。お風呂に入って、さあ猪鍋です。
なかなかお値打ちな料理だとおもいました。企画してくれたOさん、ありがとう。
また近々集まりましょう。
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