長良川河口堰から七里の渡し
2023年6月24日(土)
地元老人会の歩こう会です。10時15分に長良川河口堰の駐車場に来ました。河口堰は塩水の遡上を防ぎながら洪水対策をする目的で何十年か前に建設されました。
ただ長良川本流は上流にダムの無い珍しい川だったため、鮎の遡上を止めるとか、自然破壊だと反対運動も広がりました。その性か、いろいろな魚道が作られ、工夫もされているようです。
河口堰は国道1号線の少し下流にあります。河口から6~7キロかなと思います。今日は河口堰を渡り、長良川と揖斐川の中堤に行き、国道1号線に出て揖斐川を渡り、左折して揖斐川堤防で桑名の七里の渡跡に行きます。
仲堤の公園で一寸休憩して、伊勢大橋に着いたのが10時55分。
揖斐川を渡って、堤防道路で七里の渡し跡を目指します。今、渡ってきた伊勢大橋と長良川河口堰です。
右手にレトロな洋館がありますが、森林王の諸戸邸です。鹿鳴館などを設計した外国人建築家の設計だそうで、国指定の建物で、映画のロケなんかも行われます。
桑名は東海道七里の渡しと蛤で有名ですが、伊勢湾と木曾三川の水運を利用して、港町として栄えたのが実情のようです。社殿は新しいですが、歴史ある住吉神社です。
七里の渡跡に着いたのは、11時50分です。
ここは東海道ですが、伊勢参りの入口、すなわち、ここから伊勢の国で、その面でも栄えたようです。
船着き場には大きな鳥居があり、旅人はその鳥居を潜って伊勢参りに向かったようです。近くの広場で昼食休憩しました。スズメが餌をねだりに集まってきます。
食後、九華公園を散策しました。
桑名城の跡です。桑名藩主松平定敬は幕末の京都所司代を務め一会桑政権と言われた。大砲も置かれているが、謂れは不明とのこと。
帰りは元の道を帰りました。伊勢大橋は現在架け替え工事中です。いつ完成するのかな。
今日は8キロ~9キロ。桑名市内にはまだまだ見るべきものは、いっぱいあります。
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