大台ヶ原
大台ヶ原は日本百名山の一つで、最高峰は日出ヶ岳の1695mです。でもドライブウエーが有って、1580m付近まで行けるので、誰でも登れる楽しい山です。
紀伊半島の奥深く、三重県と奈良県の県境に大台ヶ原を含む台高山脈があります。三重県側からは急峻で、桃ノ木小屋に泊まって1泊2日の大杉谷が有名です。
奈良県側は東熊野街道と呼ばれる国道169号線を挟んで、向かい側は大峰山脈です。大台ヶ原行きの路線バスは近鉄大和八木から出て、樫原神宮を経て169号線を吉野・川上村そして大台ヶ原ドライブウエーに入ります。
今回は山歩会のメンバーで、名古屋から名阪国道を針で降りて、大宇陀から三茶屋を経て169号線に入りました。名古屋駅前を8時頃出て、大台ヶ原の駐車場到着は12時でした。天気は曇りで、雨が降りそうでした。
取り敢えず車中で弁当を食べました。メンバーは男女合わせて8人です。平均年齢は70台後半ですね(笑)。
食後、ビジターセンターなど一寸見て、12時37分頃、出発しました。
大台ヶ原は東大台と西大台に分かれます。東大台は日出ヶ岳、正木ヶ原、大蛇嵓など巡る人気コースで、誰でも自由に入れます。一方、西大台は自然保護のため、届け出・許可制で講習を受けないと入れません。
我々は勿論東大台コースです。すぐに尾鷲辻への道が右に分かれます。
最初は平坦な遊歩道で、皆さん元気いっぱいです。
半分一寸過ぎた辺りから、標高差100mほどの登りになります。
コースタイムは日出ヶ岳まで40分ほどですが、我々は50分掛かって稜線に着きました。
ここから急な階段があるので、二人がリタイアしました。
階段を登ると頂上はすぐです。
1時間で頂上です。
残念ながら景色は雲で見えません。大台ヶ原のいつもの天気です(笑)。
13時45分に頂上を出ました。一旦、元の稜線に引き返します。同じ階段も下りの方が急ですね。
ここから正木峠に向かいますが、3人は元の道を引き返すことになりました。正木峠へは、稜線出合から、また木の階段を少し登ります。
出合から7~8分の登りでピークに出ますが、ここを正木峠と呼んでいるみたいですね。
木道の気持ち良い階段をしばらく下りますが、景色はガスで見えません。
天気が回復してきました。ドウダンツツジが紅葉しているようです。
出合から30分で正木ヶ原に到着しました。一寸休憩。
正木ヶ原から10分で尾鷲辻です。14時45分。
ここから大蛇嵓を往復する予定でしたが、一寸時間的に無理なようです。往復に1時間10分。見学時間など考えて1時間半ほど欲しいのですが、それでは16時15分になり、ここから駐車場まで40分なので、駐車場着は17時になりそうです。駐車場着16時を予定しているので、諦めて駐車場に戻ることにしました。
戻る道は平たんな遊歩道です。
途中、苔のきれいな場所が何か所かありました。
尾鷲辻から40分、15時27分に当初の分岐、駐車場に戻ってきました。
天気は結構回復していました。
バスの時刻表を見ると、以前よく利用していた大和上市駅が有りません。運転手さんに訊くと、大和八木からになり上市駅は通らなくなったそうです。
16時ちょっと前に出発し、大迫ダムには16時32分に到着しました。このダムの上を通って対岸に渡り、4キロほど走ると入之波温泉です。
16時47分に到着しました。
お湯は37~38度でしょうか、一寸温いですが、かけ流しのようです。
夕食は鴨鍋と山菜料理ですが、非常に美味しかった。
いろんな旅館で料理を食べていますが、もう一度食べたい料理ですね。
皆さんお疲れさまでした。
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