蟹江街歩き
しばらく歩いてないので、どこか近場で探していたら、近鉄のあみま倶楽部の地図に蟹江があった。あみま倶楽部のてくてくまっぷでは唯一の愛知県です。我家のある長島と名古屋の中間ですが、近鉄蟹江駅は殆んど降りた記憶がありません。それで歩きにいってみました。マップのタイトルは「歴史と文学の息吹感じる水郷巡りコース」です。
2022年2月8日(火)
今日は風もなくいい天気です。11時過ぎに近鉄蟹江駅に降り立ちました。どうも初めてでは無いかもしれませんが、記憶には全くありません。
地下道を潜って線路の南側にでました。
さびれた商店街みたいな通りを歩きます。親鸞聖人の腰掛石があるとまっぷに書かれていたので探しに行きましたが、見つかりませんでした。代わりにダイビングショップを見つけました(笑)。
国道1号線を渡り、一寸右折してすぐ左折します。ここも過っての商店街の雰囲気です。お地蔵さんがありました。
地名も船入とかで水郷に相応しいですね。
右手の秋葉神社を過ぎて右折し、細い路地に入ります。何か大きな石碑が建っています。一つは忠魂碑、一つは河瀬佐太郎翁の碑でした。そばに地蔵堂がありました。
蟹江川に出ました。水郷ですね。実際、蟹江には多くの川が流れ込んでいます。日光川、佐屋川、蟹江川、福田川、戸田川などです。公園になっているので弁当食べようかと思いましたが、まだ一寸早いので止めました。11時38分です。
すぐ先の橋を渡って、すぐ堤防道路へ左折しました。まっぷの地図が橋を渡って、もう少し直進して左折に見えて、一寸迷いました。堤防を歩いて蟹江川を離れ、佐屋川に出た所を少し引き返すように右折すると、吉川英治句碑がありました。
堤防の内側は海面下2m位かな。川の水面よりだいぶ下です。写真の左に見えるのは排水機場です。名古屋市の南側から蟹江・桑名にかけては、ずっと海面下の土地が続きます。過っては地盤沈下も多く、悩まされましたね。
水路に沿って歩きます。桜が植えられています。のんびりした良い道です。鵜が一杯いました。
句碑から10分、12時04分頃、対岸にゴルフ練習場がありました。池の中へボールを打つのが珍しく、私もうちに来た覚えがあります。更に5分ほど歩くと鹿嶋神社がありました。ここの神社は参詣者が多いと見えて、境内も社務所も整備され、トイレもきれいに維持されています。
お参りして境内で弁当休憩させてもらいました。弁当は例によってカップラーメンです。
12時36分頃神社を出ました。すぐに国道1号線に出ますが、ここは下を潜ります。
今度はまた蟹江川に出てさかのぼります。12時50分頃、近鉄の踏切を渡りました。手前には地蔵堂がありました。
渡ってすぐ左折し、5分ほど歩くと、尾張中央道があります。手前右手に八幡神社があります。
尾張中央道は下を潜りました。すると子供の森・文学遊歩道という公園があり、中に入りました。蟹江町というのは名古屋市に隣接し、でも影の薄い印象だったのですが、歩いてみると公園も多く、児童館が有ったり、子育てに力を入れているように感じました。
公園の中の太鼓橋を渡りました。
渡って一寸迷いましたが、ともかく北の方角へ公園を出ました。
道なりに歩いていくと、左手に尾張温泉病院があります。この辺り、大相撲ストリートと呼ぶらしく、歩道にお相撲さんの足型がたくさんあります。
病院の前には足湯があり、何人か入っていました。無料のようですね。13時24分。
もう少し北へ歩いて、尾張温泉の入り口道路を右折しました。尾張中央道の1本手前を右折してUターンのように戻ります。
先ほどの足湯あたりまで南下し、尾張中央道を歩道橋で渡ります。渡ってすぐを左折すると学戸公園があり、通り抜けました。
左折して、先ほどの尾張温泉口の通りまで戻って右折。すると、まちなか交流センターがありました。この辺で、何年か前、JRさわやかウオーキングか何かで、ここ歩いたなあと思い出しました。
ここを左折、県道29号線をに出て右折し、また蟹江川を渡って川沿いを左折しました。13時57分に今度はJR関西線の踏切を渡りました。
渡るとすぐ大きな蔵屋敷がありますが、これは山田酒造で、以前のウオーキングで見学・試飲しました。
御葭橋という赤い橋があります。この橋は須成祭のときは中央部分が跳ね上がる設計だそうです。須成は地区名です。
橋からすぐに須成祭りが行われる八剣社という神社がありました。お参りされていた地元のおばさんに、いろいろ教わりました。
隣の常楽寺は重文十一面観音がご本尊で、木曾義仲・巴御前ゆかりの寺だそうです。
14時25分頃、ここを出て、次の通りを右折して、JR蟹江駅方面に進みました。14時33分に踏切を渡りました。
踏切の向こうに昭和食堂という居酒屋があり、一度来たことがあります(笑)。どんどん下って蟹江城址を目指します。その手前に、産業文化会館があり、この中に歴史資料館がありますが、前回来たこともあるので、今回はパスしました。
そこから2~3分歩いた所に蟹江城址があります。室的時代に建てられ、戦国時代まであったそうです。14時45分。
また蟹江川に出て南下します。蟹江神明社があります。
そのまま川沿いを進むと、甘強酒造があります。みりんが有名です。その建物は有形文化財に指定されています。写真右の洋館です。
少し下って、線路の手前を左折します。すると銭洗弁財天があります。富吉神社というそうですが、鎌倉の銭洗弁財天を勧請しているとか。硬貨を笊に入れて洗い、すぐに使うと効果が大きいそうです。蟹江城主の慰霊碑もありました。
ここからは5分ほどで近鉄蟹江駅です。15時、7分に到着しました。特に大きな目玉があるわけでもありませんが、なにかと面白い1にちでした。
« 栂池自然園 | トップページ | 東海道から伊勢街道へ »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 伏見散歩(2025.01.17)
- 仁和寺から妙心寺(2024.11.24)
- 京都国立博物館(2024.11.24)
- トロッコ列車(2024.11.17)
- 寸又峡とトロッコ列車(2024.11.16)
コメント