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2022年2月13日 (日)

東海道から伊勢街道へ

山仲間のNさんから「歩かないか」と誘われて歩いてきた。「飲まないか」と同意語だと思ったから(笑)。なので街道トレッキングではなくダイバー散歩に書いています。

コースは東海道四日市宿から日永追分で東海道と分かれて伊勢街道へ。神戸宿のあった鈴鹿市駅まで12キロほどです。

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2022年2月11日(金)

朝9時過ぎに近鉄四日市駅に集合しました。Nさんは、近鉄のあみま倶楽部アプリとかを入れて、スタンプを集めているそうです。以前ブームになったポケモンGOみたいなものですね。最近ではマンホールを探す奴もありますね。

近鉄四日市駅を9時18分に出て、旧東海道に入ったつもりが1本間違っていました(-_-;)

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でもまあ、すぐに旧東海道と合流しました。東海道の旗が立っています。

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近鉄線の下を潜ってあすなろう線に沿って進み始めると、一挙に車が多くなります。この道はいつ歩いても狭い道なのに車が多く苦労します。dでも四日市市は隣の鈴鹿市と違って、東海道の案内が親切です。

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街並みの感じは街道の面影があります。駅から30分ほどで鹿化川を渡りました。「かばけ川」と読むようですね。すぐに大宮神社があります。天照大御神を祀っている。

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10時丁度に天白川を渡った。鈴鹿山脈がきれいです。

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渡ると両聖寺というお寺があるが、その門前につんつく踊りの説明がある。

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そこからすぐに日永神社がある。たまには参詣することに。最近はおサイフケータイで小銭を使う機会は殆ど無いが、お賽銭だけはそうもいかないので小銭が要る。なんとかならないかなあ(笑)。

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この境内に追分道標があった。1656年に追分に建てられたが、1849年に現在の大きな道標が建てられた際、不要になって他へ移されたらしい。貴重な道標ですね。

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すぐ近くに東海道の総合案内図がありました。Nさんは日永一里塚跡のチェックポイントを探しています。

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日永は江戸時代団扇が有名で、東海道を歩く旅人がお土産に買っていったそうです。近年、需要が減少し、産業としては成り立たなくなっていると思いますが、技術の伝承はされているようです。

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一里塚跡はすぐ近くにありました。ここでアプリを開くとスタンプが押せるそうです。

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一里塚跡から5~6分歩くと街道名残の一本松があります。

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泊駅への入り口を過ぎ、10時35分頃、味噌・醤油の醸造元がありました。以前は販売店の建物も昔ながらで風情があったのですが、現代風の建物になって一寸寂しい。

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そこから5分で日永追分です。ここで東海道は右へ、伊勢街道は直進します。昔はあの鳥居を潜って伊勢神宮へ向かったそうです。

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ここで湧水を飲みながら10分ほど休憩しました。ここから伊勢街道に入ります。

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国道1号線の下を潜り、一路南下します。途中、コンビニでトイレ休憩。内部川の手前で右に旧道へ入ります。以前は内部川の旧橋を渡れましたが、今は渡れないので河原田橋を渡ります。渡って堤防を右折、旧道へ戻ります。11時25分です。

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旧道に入るとすぐ左手に大きな道標があります。宇治山田へ十七里とか刻まれています。

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道標から5分、11時33分に河原田神社の前に来ました。

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ここもお参りしていこうかと近づくと、本殿は100段ほどの階段の上にありました。階段の左側に坂道があり、明治の元勲が、そこで伊勢湾を眺めて帰るのを忘れたという「亡歸處」という高台の案内がありました。登ってみました。

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高台はこの本殿の上にあり、標高は41.6mです。

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景色も良く、風もなく、うららかなので、一寸持参の酒肴で一休みすることにしました。

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12時丁度に出発しました。また坂を下り街道に復帰します。15分ほど歩くと県道635号に出て横断し、その先のJRの踏切を渡ります。

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右折してその先の、先ほどの県道の下を潜ります。潜って右折すると高岡神社ですが、街道は直進して鈴鹿川の堤防に登ります。

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堤防に登り、その先の高岡橋を渡ります。渡って堤防道路を右折して、その先すぐの道を下らず、もう少し先の、常夜灯へ下るのが正解です。

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12時37分に常夜灯を通過しました。左側は住宅、右側は田んぼの道に入ります。住宅はすぐ途切れ、田んぼの中を進みます。15分ほどでまた集落が始まり、常夜灯があります。

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ここから7分、神戸の見附があります。神戸宿の入り口で、夜は木戸を閉めたそうです。

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梅が咲いていました。

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神戸宿へ入ると右側は宿場を忍ばせる家並みです。旅籠だった家もあるようです。13時03分。

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5分ほど歩くと近鉄の踏切です。鈴鹿市駅は渡って左ですが、一寸そのまま歩くと大橋という橋があります。

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渡ってすぐが札ノ辻で、昔は高札場もあったのでしょう。角の旅館も風情があります。

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ここで伊勢街道と別れて鈴鹿市駅に向かいました。13時12分。鈴鹿市駅はすぐそばです。

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ここからは若松乗り換えで四日市まで30分ほどです。そこで軽く反省会をして今日のウオーキングは終わりました。

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Nさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年2月 9日 (水)

蟹江街歩き

しばらく歩いてないので、どこか近場で探していたら、近鉄のあみま倶楽部の地図に蟹江があった。あみま倶楽部のてくてくまっぷでは唯一の愛知県です。我家のある長島と名古屋の中間ですが、近鉄蟹江駅は殆んど降りた記憶がありません。それで歩きにいってみました。マップのタイトルは「歴史と文学の息吹感じる水郷巡りコース」です。

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2022年2月8日(火)

今日は風もなくいい天気です。11時過ぎに近鉄蟹江駅に降り立ちました。どうも初めてでは無いかもしれませんが、記憶には全くありません。

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地下道を潜って線路の南側にでました。

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さびれた商店街みたいな通りを歩きます。親鸞聖人の腰掛石があるとまっぷに書かれていたので探しに行きましたが、見つかりませんでした。代わりにダイビングショップを見つけました(笑)。

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国道1号線を渡り、一寸右折してすぐ左折します。ここも過っての商店街の雰囲気です。お地蔵さんがありました。

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地名も船入とかで水郷に相応しいですね。

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右手の秋葉神社を過ぎて右折し、細い路地に入ります。何か大きな石碑が建っています。一つは忠魂碑、一つは河瀬佐太郎翁の碑でした。そばに地蔵堂がありました。

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蟹江川に出ました。水郷ですね。実際、蟹江には多くの川が流れ込んでいます。日光川、佐屋川、蟹江川、福田川、戸田川などです。公園になっているので弁当食べようかと思いましたが、まだ一寸早いので止めました。11時38分です。

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すぐ先の橋を渡って、すぐ堤防道路へ左折しました。まっぷの地図が橋を渡って、もう少し直進して左折に見えて、一寸迷いました。堤防を歩いて蟹江川を離れ、佐屋川に出た所を少し引き返すように右折すると、吉川英治句碑がありました。

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堤防の内側は海面下2m位かな。川の水面よりだいぶ下です。写真の左に見えるのは排水機場です。名古屋市の南側から蟹江・桑名にかけては、ずっと海面下の土地が続きます。過っては地盤沈下も多く、悩まされましたね。

水路に沿って歩きます。桜が植えられています。のんびりした良い道です。鵜が一杯いました。

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句碑から10分、12時04分頃、対岸にゴルフ練習場がありました。池の中へボールを打つのが珍しく、私もうちに来た覚えがあります。更に5分ほど歩くと鹿嶋神社がありました。ここの神社は参詣者が多いと見えて、境内も社務所も整備され、トイレもきれいに維持されています。

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お参りして境内で弁当休憩させてもらいました。弁当は例によってカップラーメンです。

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12時36分頃神社を出ました。すぐに国道1号線に出ますが、ここは下を潜ります。

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今度はまた蟹江川に出てさかのぼります。12時50分頃、近鉄の踏切を渡りました。手前には地蔵堂がありました。

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渡ってすぐ左折し、5分ほど歩くと、尾張中央道があります。手前右手に八幡神社があります。

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尾張中央道は下を潜りました。すると子供の森・文学遊歩道という公園があり、中に入りました。蟹江町というのは名古屋市に隣接し、でも影の薄い印象だったのですが、歩いてみると公園も多く、児童館が有ったり、子育てに力を入れているように感じました。

公園の中の太鼓橋を渡りました。

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渡って一寸迷いましたが、ともかく北の方角へ公園を出ました。

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道なりに歩いていくと、左手に尾張温泉病院があります。この辺り、大相撲ストリートと呼ぶらしく、歩道にお相撲さんの足型がたくさんあります。

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病院の前には足湯があり、何人か入っていました。無料のようですね。13時24分。

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もう少し北へ歩いて、尾張温泉の入り口道路を右折しました。尾張中央道の1本手前を右折してUターンのように戻ります。

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先ほどの足湯あたりまで南下し、尾張中央道を歩道橋で渡ります。渡ってすぐを左折すると学戸公園があり、通り抜けました。

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左折して、先ほどの尾張温泉口の通りまで戻って右折。すると、まちなか交流センターがありました。この辺で、何年か前、JRさわやかウオーキングか何かで、ここ歩いたなあと思い出しました。

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ここを左折、県道29号線をに出て右折し、また蟹江川を渡って川沿いを左折しました。13時57分に今度はJR関西線の踏切を渡りました。

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渡るとすぐ大きな蔵屋敷がありますが、これは山田酒造で、以前のウオーキングで見学・試飲しました。

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御葭橋という赤い橋があります。この橋は須成祭のときは中央部分が跳ね上がる設計だそうです。須成は地区名です。

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橋からすぐに須成祭りが行われる八剣社という神社がありました。お参りされていた地元のおばさんに、いろいろ教わりました。

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隣の常楽寺は重文十一面観音がご本尊で、木曾義仲・巴御前ゆかりの寺だそうです。

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14時25分頃、ここを出て、次の通りを右折して、JR蟹江駅方面に進みました。14時33分に踏切を渡りました。

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踏切の向こうに昭和食堂という居酒屋があり、一度来たことがあります(笑)。どんどん下って蟹江城址を目指します。その手前に、産業文化会館があり、この中に歴史資料館がありますが、前回来たこともあるので、今回はパスしました。

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そこから2~3分歩いた所に蟹江城址があります。室的時代に建てられ、戦国時代まであったそうです。14時45分。

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また蟹江川に出て南下します。蟹江神明社があります。

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そのまま川沿いを進むと、甘強酒造があります。みりんが有名です。その建物は有形文化財に指定されています。写真右の洋館です。

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少し下って、線路の手前を左折します。すると銭洗弁財天があります。富吉神社というそうですが、鎌倉の銭洗弁財天を勧請しているとか。硬貨を笊に入れて洗い、すぐに使うと効果が大きいそうです。蟹江城主の慰霊碑もありました。

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ここからは5分ほどで近鉄蟹江駅です。15時、7分に到着しました。特に大きな目玉があるわけでもありませんが、なにかと面白い1にちでした。

 

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