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2021年9月15日 (水)

大垣自噴水

山仲間のHさんと、偶には飲もうかということになったが、ただ飲むだけでは芸が無いので、少し歩いてからということになった。その結果、大垣の自噴水、湧水巡りをしようと言うことになり、巡ってきた。

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10時頃大垣駅に着き、まず北口の水都北口オアシスに行った。

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地下150mから湧き出していると書かれていた。湧水と自噴水はどう違うか知らないが、扇状地の下端部分などで多いようだ。コップが置いてあるので飲めるみたいですね。

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次に南口に帰り、右手広場にある水都の泉。

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芝生に囲まれて広々としています。水量も多いですね。

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大垣は湧水が多いことは知っていましたが、それを目的に歩くのは初めてのことです。次の八幡神社へ向かっていると、南園堂大垣別院がありました。

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南円堂は奈良の興福寺に有り、西国三十箇所9番目の札所です。八幡神社に着くと、ここは出雲大社と社殿が並んで建てられていた。これも珍しいですね。左、八幡宮、右、出雲社。

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大垣の湧水も豊かな湧水ですね。

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次は市役所の南にある、俵町薬木広場に向かいます。大垣は芭蕉の奥の細道むすびの地としても有名ですが、この堀端の道を、ミニ奥の細道として公園整備されています。

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そして所々に奥の細道に記された句が解説されています。有名な市振での句です。

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最も、曾良の日記では、遊女と一緒に泊ったことなど無かったそうですが(笑)。桝屋さんがありました。これも珍しいですね。今、桝はどこで使われているのかな。居酒屋?

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y薬木広場に着きました。

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この広場にはいろいろな薬木が30種も植えられているそうです。

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一寸、勉強した方が良いかも。

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所で、大垣は奥の細道むすびの地と言いましたが、美濃路の宿場でもありました。美濃路は中山道の垂井宿から東海道の熱田の宮宿を結んだ道です。

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その美濃路の大きな道標があった。右京みち、左江戸道と刻まれている。

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ここ船町辺りが、奥の細道むすびの地と言われている。芭蕉はここ大垣で数日滞在した後、船で長島に行き、曾良の叔父が住職の寺で1泊、伊勢詣でに出かけたと言われる。

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むすびの地会館の敷地内にむすびの泉がある。

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地元のおじさんが、ここは掘っても水脈に当たらず、一寸横から引いて来てあると教えてくれました(笑)。

ここで11時ですが、Hさんが、中村屋と言うラーメンの有名店があり、行列ができるので早めに行こうというので、昼食に向かった。幸いすぐ座れて食べられた。

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次の春日神社へは、多分10分一寸だと思うが、11時48分に到着した。新幹線の高架が前方に見えていた。

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お酒の神様のようです。なかなかの名水のようです。

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次は「飛騨牛すずき」という料理屋さんに湧く泉のようです。飛騨牛のすき焼きも食べたいですが、今は我慢です。25分ほどで到着しました。

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井戸の名前が読めません(-_-;)禾森の井戸。

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次は藤江町街角オアシスということで、一寸期待しましたが、外れました。小さな空地に、ほとんど水が出ていませんでした。

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残るは3ケ所です。まず「大手いこいの泉」。大垣城の近くです。途中に、四天王寺御分身「聖徳太子奉安場」というのがありました。大阪の四天王寺ですね。そもそも大垣と言うのは、奈良時代に遡ると東大寺の荘園だったそうですから、東大寺の八幡様が祀られたり、南円堂があったりするのでしょうね。

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駅前の大通りに大手いこいの泉はあります。

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豊富な湧水の素晴らしい泉ですね。

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次は駅近くの栗屋公園へ。途中の堀端の道は、やはりミニ奥の細道になっています。

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これも有名な句ですね。東北地方では母屋と馬小屋が一体化している家が一般的だったのですね。栗屋公園はたばこの吸い殻が一杯捨ててありましたね。一寸残念。

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水はなかなかです。

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いよいよ最後です。駅近くの高屋稲荷神社にあります。

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謂れなど書いて無かったのですが、なかなかの水量で、名水のようでした。

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13時22分に駅前に帰ってきました。昼食の時間を引くと、3時間弱で9キロほど歩いたようですね。今回は駅の南側を11ヶ所見て回りました。下図の青い線無いですね。駅の東側にも湧水が多くあるようですね。

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また、折を見て歩きましょう。そして飲みましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

大垣は親戚もあり、昨年は美濃街道を自転車で走ったのでよく知っているつもりでしたが、「湧水巡り」はしたことがありません。当地羽島は木曽川と長良川に挟まれ昔から洪水続き・水との闘いの歴史ですが、大垣は扇状地の端で湧水が多く、繊維産業とか、水運とか、水を有効利用していますね。水の都大垣。

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