室生古道
3連休の中日に室生古道を歩いてきました。近鉄榛原駅から曽爾村へ向かう途中の高井から、仏隆寺を経て室生寺へ向かう8キロほどの道です。
2020年11月22日(日)
榛原駅発10時35分のバスに乗りました。曽爾村のコミュニティバスみたいですね。高井まで4キロ程、この間は先日伊勢本街道で歩きました。高井のバス停を10時50分に出発しました。
すぐに伊勢本街道が右に分れます。先日は右の坂を登って高井の千本杉方面に歩きました。今日は左です。
すぐに一丁と刻まれた丁石がありました。
高井は標高350mほど、仏隆寺は480mほどなので、道は舗装道路ですが、じわじわ登りです。
20分ほどで十丁石を過ぎます。
3分ほどで道標があります。右千体仏とありますが、伊勢本街道方面ですね。仏隆寺まで500mです。11時14分。
11時23分に仏隆寺直下の駐車場に来ました。茅葺の地蔵堂があります。仏隆寺は長い石段の上ですが、現在は地蔵堂の右から車道を登って行きます。逆方向に室生寺という案内がありますが、それは車道で、室生古道は仏隆寺方向へ登ります。
室生古道へ入る手前を100mほど左に入ると仏隆寺です。11時28分。
室生寺の末寺で、空海の高弟堅恵の開設とか。その堅恵の墓と伝わる石室が重要文化財です。
石室の内部です。奥に堅恵が座っているとか。
20分ほど仏隆寺に居て、11時50分に室生寺への山道に入りました。役行者像がある唐戸峠まで150mほどの登りかなと思います。
20分一寸の登りで立派な切通に出ました。もう峠は近そうです。
切通から5分、12時16分に峠に出ました。
左上に役行者が祀られています。室生寺は役行者の開山だそうです。
右上に休憩所があります。ここで昼食休憩としました。
ここから車道を左折すると4.5キロで室生寺と案内されていますが、右に一寸行くと展望が開け、晴れた日は大台ケ原まで見えるそうです。今日は一寸霞んでいました。
12時40分に出発しました。ここから先は車道です。10分下ると池がありました。カトラ新池とか。
更に25分で、ようこそ室生寺へと書かれた、金網の獣避けの扉がありました。
入るとすぐ地蔵堂がありました。腰折れ地蔵さん。腰から下の病に功徳が有ると聞き、脊柱管狭窄症の快癒をお願いしました。
ここから先が結構素朴な田舎道で風景も楽しめます。
腰折れ地蔵さんから10分一寸、13時32分に西光寺の枝垂桜、立派ですねえ。春は見頃でしょうねえ。
まだまだ気持ちの良い下りが続きます。
道標に従って車道と別れて左折しました。室生公園を通って行く道のようです。紅葉がきれいです。でもパワースポットの龍穴神社へ行くなら右ですね。
14時丁度、峠から1時間20分に室生寺の門前に着きました。一気に観光客の中に入り、慌ててマスクを付けました。
室生寺はシャクナゲが有名ですが紅葉もきれいですね。
でも大変な人出で、金堂にお参りするのも順番待ちです。
一寸小ぶりな五重塔も立派に再建されてもう何年になるのかな。あいかわらずきれいです。
五重塔の上の奥之院へ行くのは一寸大変です。知ってか知らずか、多勢の人が奥ノ院に向かいます。この石段が大変なんです。
もう少しです。
五重塔から12~13分の登りで奥ノ院に到着しました。ご褒美の絶景も待っています。皆さん元気ですね。
下りの石段は慎重に下りましょう。下ってきて1時間に1本のバスで室生口大野へ向かいます。その道筋の土産物店でよもぎ餅をうっていますが、どこも人気で並んでいますね。
多勢の人が室生口大野から近鉄で帰りますが、皆さん、向かい側の大阪行ホームに行ってしまいました。大阪から近いですもんね。
我々は名張で降りて反省会、楽しかったですねえ。
また行きましょう。
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