弥陀ヶ原トレッキング2日目前半
弥陀ヶ原を下るトレッキングは何十年も前から一度歩きたいと思っていました。でもあまり深く調べもせず、単なる下りと考えていました。ところが実施するに当たり調べてみると、天狗平から弥陀ヶ原には新道と旧道があり、新道は景色も良く人気だが厳しい鎖場も有るということが解ってきました。相談の結果、せっかくだから新道を行くことになり、膝を痛めているHさんだけが旧道で、追分で落ち合うことになりました。
2020年10月9日(金)
7時半に出発しました。
昨日と同じく木道が整備されています。弥陀ヶ原まで5キロ、2時間半の案内があります。
この獅子ヶ鼻コースは湿原を歩きます。池塘らしきものが無数にあるのですが、現地ではガキ田と呼んでいます。
30分ほど歩いて振り返っています。立山連峰が見送ってくれます。
代りに左手に薬師岳が見えてきます。薬師岳がこんなに近いとは思いませんでした。森林限界を越えて紅葉の世界に入ってきました。ナナカマド、カエデ、ダケカンバなどです。
出発から1時間半、天狗平から3キロ辺りが獅子ヶ鼻で、ここから急な鎖場の下りになります。
雨上がりの鎖場は滑って危険です。
途中に有るのが獅子ヶ鼻岩のようです。
上って来る人との行き違いもあったりして、全員が下りるのに30分近く掛かりました。
下った分は登り返さないといけません。もう一つ谷を越えて、休憩所に着いたのは25分後の9時40分でした。小休止です。
弥陀ヶ原バス停まで1.6キロの案内がありますが、我々はバス停へは向かわず、直接追分に向かいます。15分ほどでバス停との分岐です。
左折せず直進して、追分着は10分後の10時18分でした。
車道を横断し、すぐ木道に入ります。途中でHさんと合流して弘法のバス停を目指します。
標高は1700m程度でしょうか、木道も樹林帯に入ってきました。紅葉はきれいですが、遠くの風景は見えなくなってきました。
ところでこの木道ですが、滑りやすくて全員が何度も転びました。慎重に足を運ぶためスピードがでません。時速2キロが良い所でしょうか。これでは美女平に着く頃には日が暮れてしまいます。少し距離は長くなるが、安全なバス道を降ることにしました。七曲りのあたりです。
これでスピードも上がって11時20分過ぎに弘法のバス停に着きました。
ここの広場で昼食休憩としました。天狗平山荘さんの弁当はなかなか豪華です。
25分ほど休憩して、バス道で大観台を目指します。称名滝が見えるはずです。
後半へ続く。
« 弥陀ヶ原トレッキング | トップページ | 弥陀ヶ原トレッキング2日目後半 »
「山歩き」カテゴリの記事
- 伊吹山(2023.08.01)
- 今年初めて多度山(2023.04.27)
- 秋晴れに誘われて多度山(2022.10.14)
- 大台ヶ原(2022.07.31)
- 名古屋市最高峰(2022.04.29)
コメント