京都国立博物館
西国三十三所草創1300年記念「聖地をたずねて」- 西国三十三所の信仰と至宝 -
という特別展を見に京都へ行ってきました。ついでに東山南部にある今熊野観音・泉涌寺・東福寺を見てきました。
高速バスで京都の清水五条駅に10時頃着き、そこから徒歩で東山七条にある博物館へ向かいました。
京都へ来たなあと思わせるのは、こんな食堂の暖簾を見るときです。にしんそば、鍋焼きうどん、京都ですねえ(笑)
方広寺の大仏殿の近くに有る耳塚です。秀吉の朝鮮出兵の名残です。
博物館へは、ここを曲がります。
博物館の中は撮影禁止です。いつもの事ですが。でも外国の博物館へ行くと有料で撮影できます。今回のような借り物は別かもしれませんねえ。それと木と紙で作られた日本の展示物は劣化しやすいこともあるでしょうね。
今回の展示物は仏像、地獄絵、各寺の縁起絵巻、曼陀羅図、寺宝など盛りだくさんでした。展示図鑑が無いのですぐ記憶から消えますが、一幅の掛け軸に2体の菩薩が描かれた図が、すごく印象に残りました。名前忘れました(笑)。
1時間半位見て疲れました。西国三十三所は5年ほど前に一応すべて廻って御朱印を頂きました。京都府には10ヶ所有って、そのうち半分はこの東山近辺と市街にあります。
そのうちの一つ十五番の今熊野観音寺を午後から訪ねてみることにしました。博物館から南へ三十三間堂の前を通ります。通し矢で有名ですね。
三十三間堂の向かいには関ヶ原合戦ゆかりの血天井で有名な養源院があります。
今熊野辺りの中華食堂に入って昼食。昼食と言えば、なんとかの一つ覚えで、かつ丼か牛丼・焼きそばのどれかですね(笑)。
新熊野神社の前を通って、泉涌寺道を入って行きます。
泉涌寺は皇室ゆかりの寺で、歴代天皇が即位の報告に来られていますね。この門から先はすべて境内で、塔頭が数多くあります。
今熊野観音寺もその塔頭の一つです。
5年前に御朱印を貰いに来ているはずなんですが、どうも記憶がぼやけています。
それより、ここは地図の青線が京都一周トレイルなので、去年も通っているのが印象深いですね。
泉涌寺は御寺と呼ばれる皇室ゆかりの真言宗の寺です。歴代天皇の葬儀も行われたそうです。この仏殿には運慶作の三如来が祀られ、探幽の天井絵などがあり見応え充分です。
舎利殿と仏殿
皇室縁の寺なので瓦や金具など至る所に菊のご紋章があります。
近くには様々な御陵や墓所があります。
勝手知ったトレイルの道を歩いて東福寺に向かいました。ここから東福寺の境内みたいです。
東福寺は通天橋から見る紅葉で有名ですね。歩いていると明暗寺という塔頭を見つけました。虚無僧で「明暗」というのはここだったのですね。尺八の家元となっていました。
東福寺へはこの橋を渡ります。趣ある木造建築のようです。臥雲橋だったかな?
この橋から通天橋が見えます。紅葉の頃には素晴らしいでしょうね。
東福寺は臨済宗の総本山ですが、その三門は国宝だそうです。
三門の上には上がったことありませんが、こんな世界だそうです。
そろそろバスの時間なので、JR東福寺駅に戻り、京都駅でお土産を買って帰りました。途中、東福寺駅の近くに伏見街道の橋げたという石がありました。
今日の歩数は2万歩ぐらいでした。
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