カンボジア旅行その3 2日目後半
午後はまずアンコールワットです。アンコールワットはアンコールトムのすぐ南に12世紀頃建てられた寺院です。でも建設当初の目的が墓地だったのか寺院だったのかまだ議論されています。
1キロ四方の外壁の外側は巾200mの壕に囲まれ、クメール文化の最高峰と言われる美しさを誇ります。
壕を渡る橋が修復中で、仮設の浮橋を渡ります。
壕を渡って外壁に入りますが、この外壁は立派な回廊で、ヒンズー教の最高神の一人ビシュヌ神の像が祀られています。
更に参道を進むと両側に小さな図書館があり、左側の図書館の修復を日本(JASA)が手掛けているようです。
更に進むと参道の両側に池が造られています。ここはアンコールワットの中でも絶景スポットで、寺院の楼閣が池に映るように考えられています。朝日の撮影にも最高だそうです。
参道の両側には手すりがありますが、その手すりは例の神話の綱引きに出てくる大蛇です。その大蛇の頭は、日本のヤマタノオロチのように5個ほどあります。謂れを聞いたけど忘れました。
そして第一回廊に入りますが、ここにお坊さんが常駐していて、信者の皆さんの悩み事や相談を聞いています。さすが仏教国で、過っての日本のお坊さんもこうだったのだろうなと思いました。占い師だとも聞きましたが。
第二回廊を登るとすぐ有名な第三回廊の急階段です。実際、アンコール遺跡は階段が多くて、しかも急です。これはタイのアユタヤでもそうでしたね。1日観光すると、最後は太ももが痛くなってきました。
第三回廊の中心の塔は高さ65mとかで、シェリムアップでは65m以上の建物は禁じられているとか。360度の風景が見られます。
降りるときはもっと怖いです。
これで今日の遺跡観光は終わりました。街へ引き返します。沿道の露店で椰子の実を売っています。椰子の水を飲むようです。
次は国立博物館の見学です。その横にDFSがあり、連れていかれましたが買うものがありません。ブランド物は私の買いたい価格の10倍なので手が出ません(笑)。博物館へ廊下で繋がっています。
残念なことに、館内の展示はすべて撮影禁止です。撮影できるのは受付と廊下ぐらいです。
でも展示は素晴らしいです。また日本語のレシーバーがあって、丁寧な解説が聞けます。
我々も2時間近く滞在しましたが、それでも足らない位でした。まずここを見てから遺跡に行くと良いかもしれません。いやそれでも遺跡は膨大すぎて手に負えないので、最初に遺跡、博物館そして再度遺跡とかで、繰り返すのが良いかもしれませんね。
今日は夕食付です。「アプサラの舞い」とか言う民族舞踊を見ながらビュッフェ料理を食べました。
JTBなので、なかなか良い席を取ってくれます。
踊りは1時間ほどですが、飽きさせない良い踊りでした。
明日は取り敢えずトンレサップ湖へ行こうかなと考えています。
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