カンボジア旅行その4 3日目前半
2019年8月29日(木)
今日は1日フリータイムなので、何事も自分でやらないといけない。アンコール遺跡の入場券は持っていないので、南のトンレサップ湖へ行くことにした。それでホテルのフロントでトクトク(バイクの人力車)を呼んでもらう。
湖までは15キロほど、往復で15ドル。ホテルがいくらか手数料を取っていると思うが、安心料ですね。ボートクルーズ料金は20ドルとフロントの女性が教えてくれた。トクトクは周囲が空いているし、スピードも速すぎないので、写真撮影にも良いですね。
爽やかな風を受けながら船着場まではしります。ときどきお寺があり、お坊さんがいたりします。子供の托鉢僧もたまに居ます。
30分少々で船着場に着きました。
チケット売り場で乗船券を買おうとすると37ドルだという。20ドルって聞いてるけどと言っても相手にしない。仕方なく37ドル払って購入した。桟橋を降りると、一人か?と聞かれ、小さめのボートに案内された。運転手と助手とガイドの3人が乗ってきた。すぐ出航しようとするので、お客は一人だけかと聞くと、そうだという。乗合船では無いらしい。
ガイドにいろいろ周囲の案内をされながら船は進む。
トンレサップ湖は雨期と乾期で面積が4~6倍違うとか。20xx年に津波が起きて何百人も死んだとか。
写真の印がその時の津波の水位です。父母を津波で失った子供が何百人も居て、水上生活の村の学校に通っているとか。
その孤児が小学校を出ても仕事が無いので、ここのマングローブ林のボート観光の案内をして生計を立てている。できたら乗ってやってくれと言う。
まあ、それは気の毒だから乗っても良いが、いくら?と聞くと40ドルだという。耳を疑って断りました。水路から湖に出ました。
すぐに引き返します。今度はワニを食べないかという。日本人はワニ食べてビール飲むよと。
それも断ると、今度は缶ビールを買ってきて、一寸休憩しようという。飲みながら話していると、孤児の小学生にお米を買ってやってくれないかという。そりゃ買ってあげてもいいけど、どこで売ってるのというと、水上マーケットで30キロ30ドル、50キロなら50ドルだという。まあ日本のコメなら高くもないけど、ここでは何倍かにふっかけてるな。それに37ドルも乗船料払っているし、それも断った。
後で知ったけど、こういうトラブルが頻発するので、自分で行かずに旅行社のツアーで行くのが良いらしい。話の中で私が78歳だとガイドはびっくりしていたので、こんな老人に無理は言えないとガイドもあきらめたか、何も言わずに船を引き返した。
降りる間際に、運転手にチップやってくれないかと言うので、さきほどビールをご馳走になっているので、一人1ドルずつと3ドル渡したら、サンキューベリマッチと言って笑った。JTBの現地カタログを見たら、二人からで40ドルのツアーだった。こちらがお勧めですね。乗船時間は1時間15分ほどでした。
10時20分頃船着場を出て、シェムリアップに帰ります。途中、ドライバーが蓮の茎を買った。この中に白い実が入っていて、食べられるという。食べてみると結構美味しかった。
11時頃ホテルに帰ってきました。このドライバーは気に入ったので午後も雇うことにして、午後1時に来るように言って別れた。
近くの市場を散策してみる。東南アジアの市場は、どこも活気にあふれている。
昼食は市場の近くの店にしてみた。
中華の店にしたが、注文が旨く伝わらず、薬草と肉の炒めものみたいな激辛の料理がでてきた。とても食べられないので、ヌードルスープを注文して、おつゆに浸しながら食べた。生ビールは50セントです。
午後からは、樹木に遺跡が占拠されて有名な、タプローム寺院へ行くつもりです。
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