赤目渓谷から香落渓へ
大阪のOさんと久しぶりに一杯飲もうということになり、単に飲むだけでは寂しいので、何所か歩こうということになった。あまり厳しく無くて涼しい場所ということで赤目四十八滝にした。大阪と桑名の中間辺りということも良い。
2019年8月7日(水)
近鉄の赤目口発10時のバスに乗って10時12分に赤目滝に着いた。赤目四十八滝はこの辺では有名なハイキングコースです。私も3~4回以上来ているでしょう。最近では2010年なので9年前ですね。
今日もウイークデーですが結構観光客が来ています。入口には旅館や飲食店が10県以上あり、お握り弁当も売っています。
バス停から5~6分歩いた所にサンショウウオセンターを兼ねた入場口があり、500円でチケットを購入して入ります。
赤目四十八滝は滝が多いという意味でしょう、実際はもっと多いかもしれません。遊歩道は岩窟滝まで4キロほど続きます。ハイキングコースはそこまでで、以降香落渓までは一般の山道が4キロ強です。
標高は赤目バス停が300m、出会茶屋が550m、コース最高点の峠で620m、落合バス停が336mだそうです。入口付近の遊歩道です。10時25分。
赤目渓谷の名前の由来は、役行者が修行をしていたとき、赤い目をした牛に乗って不動明王が現れたことによるそうです。
赤目五爆と言われる滝があります。下から順に不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝です。不動滝まで5~6分です。
そして千手滝まで12・3分です。この辺りは余り大きな登りはなく、涼しく歩けます。千手茶屋という茶店もあったような。
ここから一寸階段が多くなります。1枚の布を垂らしたような布曳滝までは5分です。
ここは前方の大岩を階段で越えます。
越えると右手に縋藤滝があるはずですが、本流の滝でなく支流の滝は、雨が少ないと見られないようです。
近くに長内山と言う548mの山があり、そこを経由してバス停へ帰る道があるようですが、トレッキング経験者以外は入るなと案内されています。
入口から50分、11時15分に百畳岩に着き、5分ほど休憩しました。
荷担滝(にないたき)までは20分ほど掛かります。天秤棒で荷物を担いでいるように見えます。
荷担滝を過ぎると右に支流が分れ、そこに夫婦滝が見えるので、そちらへ行くのかと思っていると左の本流側へ道が行くので、変な感じです。琵琶の滝は最後の五爆です。案内があって、ここから岩窟滝までは往復20分かかるので、時間に余裕がない人は引き返せとあります。
案内の通り、10分で岩窟滝です。
ここにも案内があってハイカーはここで引き返せとあります。これから我々が行く予定の落合までの道は山越えで2時間掛かると書かれています。私は1時間半を予定しています。
丁度12時で、ここで昼食弁当は計画通りです。12時半に出発して1時間半で落合バス停。名張行きのバスが14時29分に有るので、30分の余裕があるという計画です。12時25分には出発しました。しばらく、ゆるやかな川歩きです。
20分ほどで車道の出合茶屋に来ました。この道は県道764号線、赤目口と曽爾村を結んでいます。
ここから落合まで3キロ80分の案内がありました。75分で行きたいところです。12時45分。
県道を200mほど下ると落合への道が左に分かれます。
道は舗装された車道です。緩やかですが登っていて、10分の登りですが汗が噴き出てきます。
登り切った所が小笹峠というようです。舗装はここまで、一寸下ってまた登ります。このコース最高地点の峠で小休止しました。落合まで1.6キロの案内があります。13時05分。
ここからはしばらく杉林の中の下りが続きます。倒木でこんな箇所もありますが、総じて道は悪くありません。
30分弱下ると壊れた小屋がありました。落合まで0.9キロの案内があります。
ここでようやく香落谷に落ち込む反対側の山を見ることができます。もうこの斜面を下ればバス停の有る県道81号線です。そう思っていると崖崩れで、一寸した迂回路が。
そこを越えると、また登りがありました。そろそろバス停が見えてもいいはずと思う時、左折バス停の案内があり、曲がると落合が見えました。
バス停到着は14時03分、ほぼ計画通りでした。
この県道81号線は名張と曽爾村を結んでいます。帰り道は青蓮寺湖の縁を通って、名張駅まで30分です。
名張の駅前で、最近見つけた居酒屋さんに入りました。おかずも有って良い感じです。
今日は一寸ピリ辛のもつ鍋で反省会です。
久しぶりに良い汗を掻いて楽しかった。
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