本島南部チャンプルー観光1日目
2019年7月1日(日)
今日から3日間は本島南部の観光予定です。最初2日間はレンタカーを借りているので南部を廻ります。残り1日は那覇市内をウロウロしようかと思っています。宿は下図の赤丸、泊港付近の民宿です。
今日の予定は戦争の遺跡海軍と陸軍の壕跡を訪ね、一転おきなわワールドの玉泉洞へ、そして今度は中世の城跡を訪ねるという、なんとも首尾一貫性の無い計画です。それはともかく朝の散歩で弁当を買ってきました。沖縄の弁当は安くてボリュームがあるのに450円の弁当を買ってしまいました。朝食には300円で充分でした。
8時半頃、美栄橋付近でレンタカーを借り、豊見城市に有る海軍壕公園に向かいました。沖縄は日本で唯一(多分)陸上戦が行われた場所なので、ひめゆりの塔始め多くの平和公園や戦跡があります。これから行く海軍壕公園は旧海軍司令部の壕が有った場所ですが、あまり有名でなく、訪問者も少ないようです。8時50分頃到着しました。8時半から、年中無休でオープンしています。
丘の上の展望台からは周囲が一望できます。壕の上は資料館になっていて、終戦当時の珍しい写真が展示されています。
改めて沖縄の地政学的な位置を見ると、那覇港の岸壁に書かれている「アジアの十字路」という言葉が納得できます。ここを占領することはアジア各地に戦闘機を派遣できるということで、米軍が総力挙げて沖縄を奪った理由も、現在基地を離さない理由もわかるようです。
壕は何百mにも及び、司令部や看護施設なども備えた立派なものでした。
次に隣の南風原市にある陸軍病院の壕へ行きました。ここはもっと人が少ないかもしれません。見学できるのは20号という壕ですが、70mだけが保全開放されています。
南風原市文化センターから丘を越えて行きました。この道は「飯上げの道」と呼ばれたそうで、水場近くで炊いたご飯やお握りを壕まで運んだ道のようでした。
壕の管理はボランティア団体の人がやっているようでした。案内と説明をして頂きました。ここは負傷兵の病棟です。
ヘルメットを被ってはいるのですが、頭に気を付けてくださいと言われ、「大丈夫です」と言ったら、「壕の天井を傷つけないでくださいと言う意味です」と言われました(笑)。
近くに憲法9条の鐘がありました。
すっかり気分が重くなったところで、今度はおきなわワールドです。有名観光地ですが行ったことがありませんでした。玉泉洞という鍾乳洞が素晴らしいらしいので見に行きます。20分ほど走って11時10分頃着きました。すごい人出です。ご多分に漏れず中国人が多い。本土か台湾かそれは解りません。そういえば豪華客船も那覇港に停泊していましたね。
入場料は1500円~1600円と高いのですが、玉泉洞は立派ですね。全長5キロとかで国内最大級です。そのうち890mが公開されています。
ただ国内の他の鍾乳石と比べると、一寸美しさに欠けるなと思っていたら、やはり成長が早いそうで3年に1ミリだそうです。本土の鍾乳石は10年で1ミリ程度と思うので、3倍の速さですね。
それにしても凄いですが、余りの多さに見飽きてしまいました。25分ほどで出てきました。洞窟の出口からレストランのある入口付近までが長いですね。案内も不親切です。土産物ばかりですが、王国村の建物は文化財で立派ですね。
レストランで大東すしを食べてみました。大東島の名物で、一度食べたいと思っていました。阿嘉島で食べた、カジキの漬け丼をお寿司にしたものでした。
午後に続きます。
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