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2019年7月16日 (火)

日光白根山登山その2

2019年7月14日(日)

シャレ―丸沼さんの朝食は豪華です。それを食べて、お握り弁当を貰い、朝風呂まで入りました。

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ただ予報通り天気は雨です。8時前にはロープウエーに乗りました。頂上駅までは15分、標高差600mを登ります。

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山頂駅には足湯がありました。でも今日は入る余裕はありません。

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山頂駅からは100名山がいろいろ見えるそうです。でも今日はガスの中です。

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さて、今日のコースです。地図の山頂駅から七色平分岐まで40分、その後山頂までが1時間40分、2時間半位の行程だそうです。

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山頂駅付近は標高2000mです。一寸記念写真。

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付近にはコマクサの群落があり、他にも高山植物がさいていました。某旅行社が、山頂駅付近のコマクサ見学ツアーを組んでいました。

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8時一寸過ぎに出発しました。雨はそれほどでもありません。二荒山神社の鳥居を潜り、神社の前を通って登山開始です。

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8時45分頃、七色平分岐で小休止。雨の中ですが、登山者は結構居ます。

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ここからは本格的な登りになり、手術した足は完全に治って問題ありませんが、新たに発生した腰痛が悩みの種です。

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苦闘1時間10分、急に視界が開けました。標高2400m付近の森林限界です。時刻は9時55分頃です。付近はお花畑状態なので、休憩がてら写真を撮ります。シャクナゲは蕾、イワカガミは盛りです。

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晴れていれば、この辺から頂上も見えるのではないでしょうか。

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さらに30分、苦しい登りで、ようやく頂上手前のピークに登ってきました。そこには白根神社の社がありました。

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ガスで近くの山頂が霞んでいます。その山頂への道も解りません。やっと一旦下って登る道を見つけました。最後の最後でまた岩登りです。山頂到着は10時37分です。風も強く、展望も無いので、記念写真だけ撮って、早々に下山しました。

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下山は同じルートを辿りました。周遊コースもありますが、ガスで道が判り難いので、帰りのバスの時間を考えて、同じ道を帰るのが安全と判断しました。山頂駅到着は12時45分頃です。行は2時間半、帰りは2時間10分位でした。昼食は無しです。

そのままロープウエーで下山し、13時5分頃にはシャレー丸沼に着きました。服を乾かし、入浴着替えを済ませて、13時56分発のバスにぎりぎり間に合いました。このバスは鎌田経由で尾瀬の鳩待ち峠に行くそうです。鎌田着14時17分です。

鎌田で良さそうな食堂を見つけて反省会を持ちました。

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鎌田から沼田まではバス1時間程度、17時6分のJRに乗りました。沼田は真田信之(幸村の兄)の城下町なのですね。

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高崎からは上越新幹線に乗り、東京まで1時間です。皆さんとは東京駅で解散しました。

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明日は東京都内の甲州街道を歩くつもりです。

 

 

日光白根山登山その1

2019年7月13日(土)

山歩会の山仲間と日光白根山登山を企画しました。日光白根山は下図、栃木県の日光市と群馬県の片品村の境にある、標高2578mの関東以北最高峰です。百名山にも入っているようです。

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丸沼からロープウエーで標高2000mまで登り、そこから2時間半ほどの登りです。ただ、山頂付近に山小屋が無いので、1日で往復する必要があります。名古屋から出て、ロープウエーの最終便4時半までに往復するのは、どうしても無理なようでした。

それで、初日は日光や中禅寺湖を観光して、金精峠を越えて丸沼で一泊、翌早朝にロープウエーに乗り、白根山を往復することにしました。12時前に東武日光駅に到着しました。前回、日光街道を歩いたとき以来です。

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東照宮の入り口神橋までバスに乗りましたが、混雑時はこの2キロに2時間掛かると運転手さんが言っていました。今日は10分ほど。

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まず輪王寺を参拝しますが、ここも拝観料が居るので遥拝ですまします。続いて東照宮へ。ここも1500円ほど掛かりますが、さsyがにここは外せないでしょう(笑)。

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外国人も多いですが、ここは中国系より白人が目立ちますね。

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入るとすぐ有名な見ざる聞かざる言わざるがあります。

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日光見ずして結構と言うなかれと言われた陽明門です。

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家康公の御廟へいく入口に甚五郎の眠り猫があります。東照宮は最近修復を終えて新しくなっているのですが、その修復で「眠り猫」の表情が変わったとか言われているそうです。

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前回行かなかった家康公の御廟も行きました。

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東照宮の隣は二荒山神社です。ここもお参りしました。何故か大きな大黒様が出来ていました。

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西参道入り口から東武バスに乗り、中禅寺温泉に向かいました。ここで華厳の滝を見るつもりです。中禅寺温泉は東武日光より賑やかで、飲食店はすごいですね。日光湯葉が名物ですが、ユバラーメン、ユバコロッケなど、なんでもユバです。華厳の滝が上から見れます。

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500円払って100m下ると滝の正面に行けます。歩いて下ることは出来ないそうです。

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ここから関越交通のバスに乗り、金精峠を越えて丸沼に向かいます。栃木県内は東武バスの範囲なので、湯元温泉を過ぎるまでは降車出来ないそうです。中禅寺湖です。

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標高2050mの金精峠を越えて丸沼へは1時間10分ほどかかりました。ロープウエー駅のすぐ近くに、今夜の宿シャレー丸沼はあります。

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今回は登山パックと言って、一泊二食とお握り弁当、ロープウエーの往復券そして下山後の入浴が付いて12500円だったかな。平日は1000円ほど安いそうです。ともかく温泉に入って、明日への英気を養いました。

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明日は頑張ります。でも天気予報は雨です。

 

 

 

2019年7月 8日 (月)

牧志公設市場は移転仮店舗でした。

2019年7月3日(水)

沖縄へ来るたび土産物を買いに寄る牧志公設市場が建て替えられるとかで、6月16日に閉店し、7月1日から近くの仮店舗で営業という話は聞いていた。それで今日はその状況を見がてら、土産物を探して那覇をぶらぶらすることにした。

宿から5分位の所に24時間営業のスーパーがあり、そこをまずチェックする。ここでもいろいろ買えるなと思う。

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そこから10分一寸、国際通りを越えて牧志公設市場へ。たしかに閉店です。

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歩いて2~3分の仮店舗の場所へ。一寸狭いかもしれないが、まあまあの店です。

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まだ一寸時間が早いのでお客も少ない、周囲の店もまだ閉まっている店が多く、食堂も開いていない。1軒だけモーニングをやっている店があり、そこで朝食を食べる。500円。

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この辺りは再度午後から来ることにして、美栄橋からゆいレールで小禄に向かう。イオンでお土産を買うためです。同じ品物なら土産物店で買うより安いので、ちょくちょく利用します。

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入って見ると沖縄県産品コーナーが無くなっていました。観光客に力を入れると聞いていたのに意外でした。お菓子だけ買いました。

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イオンを出て県庁前へ行き、那覇市歴史博物館へ行きました。

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特別展をやっていました。

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再び公設市場へ戻ってきました。まず腹ごしらえに、以前から気になっていた食堂ミルクに入りました。ディープな入りにくい食堂です。

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好物の焼きそばとビールです(笑)。ミルク食堂って何故ですかと聞いたら、ミルクじゃなくみ弥勒菩薩のミロクだそうです。ますますわからない(笑)。

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さて公設市場の仮店舗に向かいます。付近の市場本通りなど、賑わいは以前と変わりません。

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仮店舗もお客で一杯です。

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私がいつも島らっきょうを買う店も無事移転していました。これを機会に辞める店も少しあるとかで、心配していました。

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2階の食堂も盛況でした。

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一寸疲れたので宿に帰り、ひと眠りしました。そして今話題の栄町市場に行くことにしました。宿から30分弱です。

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市場としては見るべきものは有りませんが、ディープな居酒屋が有名になってきました。市場周辺も良い居酒屋が一杯出来ているそうです。

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どこかへ入ろうと思ったのですが、この暑いのに、隣の人と肌突き合わせるのは、一寸やめようと諦めました。結局、泊港へ帰って、いつもの居酒屋に落ち着いてしまいました。

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飲み終わって、一寸泊港の夜景をみて、今日は終わりました。

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2019年7月4日(木)

今日は帰る日です。朝の散歩に例の24時間営業のスーパーへ寄りました。生ものを買って帰って、自宅でソーキそばを作ってみようと思ったのです(笑)。

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宿へ帰って身支度して、最後にまた焼きそばとビールで名残を惜しみました。

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また近いうちにお邪魔しまーす。

ちなみに、家で作ったソーキそばです(笑)。

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2019年7月 7日 (日)

本島南部観光2日目後半

具志頭資料館を出て、すぐ近くの多々名グスクに行きました。

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ここは看板だけで、特に遺構はのこっていないようです。

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実はまだ現地に行っていないのです。丘の向こうとかで。でも今回辺りを探すと遊歩道があり、何百mか進むと現地に行けそうです。次回。

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次に、ここも近くの具志頭グスクへ。ここも看板だけで、遺構は無いみたいです。代りに展望台があります。

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ただ、小さな拝所がグスク内に有ったそうです。

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そろそろ空腹になったので、以前から気になっていた国道沿いの黄色い食堂へ。まあ、特に特徴は無かったですが。

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午後2時頃店を出て、糸満を経由して那覇へ向かいました。たまには知らない道でと具志頭で右折して国道を離れました。すぐ富盛で左折して糸満へ向かいます。すると、なんと「八重瀬グスク」案内が。

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ここは10年前、何度探しても見つからないグスクでした。331号線付近を探していたので駄目だったのですね。

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付近一帯は八重瀬公園で、白梅女学校の病院壕もありました。

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思わぬ収穫に満足して糸満に着きました。何年か前も来て、見られなかった糸満海人工房へ寄ってみました。でもやはり不在で中は見れませんでした。

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昨日休みだった豊見城市歴史民俗資料室に寄ってみました。

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近世沖縄の民具や漁具などが展示されています。屋外の魚雷が置いてありました。

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最後に那覇空港近くの「ゆいレール展示館」に行きました。

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ゆいレールの展示そのものは特になくて、工事中の写真などが主でした。後、将来と言うかまじかの延長路線が。

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それより驚いたのは2階の展示です。戦前の沖縄に、こんなに鉄道が走っていたとは。何年か前に「軽便鉄道は死なず」とかいう本を読んだことが有って、軽便鉄道があったことは知っていました。

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でも、この説明では、電車、鉄道、軌道馬車で7路線も有ったのですね。しかも広範囲に。

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現在のバスターミナル付近の写真だそうです。

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いやいや勉強になりました。展示館を出ると、丁度ゆいレールが走っていました。

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展示館を出て、帰りに「うみそら公園」に寄ってみました。バディダイビングでも出来るようになったかなと思ったのですが、説明では、湾内の体験ダイビングのみということでした。

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今日も結構疲れました。例の食堂で頼むと、どうしてもご飯と味噌汁が付いてくるのが困りものです。

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あきらめて、いきつけのおでんやさんに向かいました。

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お疲れ様。

 

本島南部チャンプルー観光2日目

2019年7月2日(火)

昨日は本島南部でも右半分、南城市を廻りましたが、今日は左半分糸満市と八重瀬町を廻る予定です。

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今朝は昨日の弁当に懲りて、糸満辺りの市場か食堂へ行って食べようと、早朝から車を走らせました。8時前には糸満漁協に着きましたが、適当な食堂はありません。開いて居るのは吉野家など牛丼屋さんぐらいでした。仕方なく今度は350円の弁当を買って、公園で食べました。道の駅へ行きましたが、オープンは10時です。唯一お魚市場だけが9時オープンなので一寸待って入りました。

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テイクアウトの串焼きなどが美味しそうです。

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ホタテのウニ味噌焼きが美味しそうだったので一つ買って食べました。これ250円は安いかも。ビール飲めないのが残念ですね。

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お腹も膨れ、満足して最初の訪問地、喜屋武岬の近くにある具志川グスクに向かいました。道は解りにくいですが10年前も行っているので迷いません。海岸沿いの絶景のグスクです。

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12世紀後半には作られていて、付近一帯にいくつもグスクがあったそうです。海に繋がる洞窟もあります。

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次にすぐ近くの喜屋武(きゃん)岬に行きました。ここで東シナ海と太平洋が分れるそうです。

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次に、20年ほど前に一度だけダイビングに連れてきてもらった大渡海岸に行くことにしました。海が荒れて他のポイントが使えないとき、唯一ここが使えたのです。

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リーフの内側のラグーンなら安全というわけです。大物は居ませんが、当時初心者の私は、イカなどを見て充分楽しめた覚えがあります。

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その時は気付かなかったのですが、ここはジョン万次郎が漂流から助けられて、最初に上陸した場所との案内がありました。東屋から150mほど東にモニュメントがありました。昨年2月に建立されたそうです。

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しかもここは琉球の宿道(国道)が通っていて、万次郎は上陸後、その宿道を通って摩文仁(米須)番所へ行き、取り調べを受けたそうです。

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琉球の宿道に関して興味ある方は、こちらを覗いて、目次の「琉球の宿道」をクリックしてください。

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次は近くの平和祈念公園に行きます。殊勝な心掛けではなく、併設されている清ら蝶園に行って「オオゴマダラ」を見たいと思ったからです。ともかく沖縄平和祈念堂に入りました。

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巨大な平和祈念像が祀られています。合掌。

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オオゴマダラは国内最大の蝶だそうです。

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近くの具志頭交差点に道の駅があり、一寸寄ってみました。

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中に一杯100円の沖縄そばがあり、小腹を満たしました。

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そのすぐ近くに、具志頭歴史民俗資料館があります。港川原人の資料が展示されているのですが、写真撮影が禁止なのは残念ですね。

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その傍は「フクギの並木」です。

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2日目後半に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年7月 6日 (土)

本島南部観光1日目後半

午後は琉球王朝時代のグスク巡りです。グスクとは城です。日本では室町以前、石垣を積む技術が無かったのか土塁の城でした。立派な石垣を積み始めたのは戦国時代に入ってからです。

一方沖縄では、日本の室町時代は三山鼎立の時代で、すでに立派な石垣の城が造られていたらしい。それらの城は本島だけでも100以上あるそうで、私も10年一寸前に50ほど廻っています。興味ある方はこちらをどうぞ。

南部の南条市にグスクロードと呼ばれる道があります。

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その北の入り口に糸数グスクがあり、1時頃到着しました。14世紀前半の築城と言われています。

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グスクロードの中央付近にグスクロード公園がありますが、ここにはグスクは無く、単なる公園です。

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そのすぐ先に玉グスクというのがありますが、ここは入口の門が面白い。10年前はこんな階段は無かったのですが、どこから登ったのか?

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階段を登り切ると城門ですが、石積みで素晴らしい。その中で一人先祖の供養でしょうか、長く拝んでいる人が居られました。グスクには必ず、2ケ所も3ケ所も拝所がある場合が多いですね。

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次は近くの百名ビーチへ行きます。ここは琉球の創生神アマミキヨがニライカナイから渡ってきて、最初に上陸した場所です。そこは浜川御嶽とと呼ばれ、ここに有るのですが、私は知らずに行きませんでした。私は海岸に有る、第一歩の石碑だけを見て、満足して帰ってきてしまいました。(-_-;)

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次はこれも近くの垣花桶川(かきのはなひーじゃー)へ行きました。ひーじゃーは湧水で沖縄本島各地に有名ひーじゃーがあります。垣花は特に有名で、全国名水三十一撰に入ったそうです。後に百選に変わった。

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そして知念グスクを見ました。ここも10年前に来ています。

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近くにノロ屋敷跡というのがありました。ノロとは女性占い師で、やはり中世の領主とノロの結びつきを示すものでしょう。

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次に沖縄最高の聖地と言われる斎場御嶽に行きました。ところが、話には聞いていましたが、聖地500mほど手前の国道沿いにドライブインができていて、そこが入場券売り場になっていました。そこから御嶽へは歩いていくようです。20年前は全く何もない、静かな聖地で、はるか海上に浮かぶ神の島「久高島」を遥拝する場所でした。

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車も一杯で、これでは旧駐車場では間に合わないので、こちらに作ったのでしょう。事情は御察ししますが、最高の聖地が最高の観光地になったようなので、今日は止めることにしました。ドライブインの写真だけ撮りました。

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第2駐車場の奥に知念岬と言う絶景箇所があるというので行きました。

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さてこの後もいくつかグスクを廻ろうと思ったのですが、疲れたので止めることにしました。そこでふと頭に浮かんだのが「ペリーの旗立て岩」です(笑)。皆さんはペリーが浦賀沖に黒船で現れるまえに、沖縄に来ているのを知っていましたか?私も20年前沖縄に来て教わるまで知りませんでした。那覇泊港の北岸に「ペリー提督上陸の碑」があるのです。

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浦賀の前年に那覇へ来て、琉球王朝の王様と会見しています。その後、沖縄本島の半分位を視察してまわりました。そのとき本島中部の中城村で岩に旗を立てたそうです。その遺跡に行ってみようと思ったのです。知念岬から50分ほどで到着しました。

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実はこの展望台の奥に実際の岩があるらしいのですが、それに気づかず展望台で満足して帰ってしまいました(-_-;)

次に近くの普天間宮へ行くことにしました。沖縄には元々地元の神々が居られるので、日本神道の神社は無いのですが、現在八社あります。波の上宮、沖宮などです。その内の一社で熊野権現をお祀りしているので、私にも馴染み深い神社です。また今話題の普天間基地も近くです。琉球王朝時代の首里城からお参りする普天間道も歩いたことがあります。

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今日はいろいろ長い1日でしたね。那覇へ帰って早く一杯飲みましょう。今日はジンギスカンにしました。

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おやすみなさい。

 

 

本島南部チャンプルー観光1日目

2019年7月1日(日)

今日から3日間は本島南部の観光予定です。最初2日間はレンタカーを借りているので南部を廻ります。残り1日は那覇市内をウロウロしようかと思っています。宿は下図の赤丸、泊港付近の民宿です。

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今日の予定は戦争の遺跡海軍と陸軍の壕跡を訪ね、一転おきなわワールドの玉泉洞へ、そして今度は中世の城跡を訪ねるという、なんとも首尾一貫性の無い計画です。それはともかく朝の散歩で弁当を買ってきました。沖縄の弁当は安くてボリュームがあるのに450円の弁当を買ってしまいました。朝食には300円で充分でした。

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8時半頃、美栄橋付近でレンタカーを借り、豊見城市に有る海軍壕公園に向かいました。沖縄は日本で唯一(多分)陸上戦が行われた場所なので、ひめゆりの塔始め多くの平和公園や戦跡があります。これから行く海軍壕公園は旧海軍司令部の壕が有った場所ですが、あまり有名でなく、訪問者も少ないようです。8時50分頃到着しました。8時半から、年中無休でオープンしています。

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丘の上の展望台からは周囲が一望できます。壕の上は資料館になっていて、終戦当時の珍しい写真が展示されています。

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改めて沖縄の地政学的な位置を見ると、那覇港の岸壁に書かれている「アジアの十字路」という言葉が納得できます。ここを占領することはアジア各地に戦闘機を派遣できるということで、米軍が総力挙げて沖縄を奪った理由も、現在基地を離さない理由もわかるようです。

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壕は何百mにも及び、司令部や看護施設なども備えた立派なものでした。

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次に隣の南風原市にある陸軍病院の壕へ行きました。ここはもっと人が少ないかもしれません。見学できるのは20号という壕ですが、70mだけが保全開放されています。

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南風原市文化センターから丘を越えて行きました。この道は「飯上げの道」と呼ばれたそうで、水場近くで炊いたご飯やお握りを壕まで運んだ道のようでした。

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壕の管理はボランティア団体の人がやっているようでした。案内と説明をして頂きました。ここは負傷兵の病棟です。

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ヘルメットを被ってはいるのですが、頭に気を付けてくださいと言われ、「大丈夫です」と言ったら、「壕の天井を傷つけないでくださいと言う意味です」と言われました(笑)。

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近くに憲法9条の鐘がありました。

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すっかり気分が重くなったところで、今度はおきなわワールドです。有名観光地ですが行ったことがありませんでした。玉泉洞という鍾乳洞が素晴らしいらしいので見に行きます。20分ほど走って11時10分頃着きました。すごい人出です。ご多分に漏れず中国人が多い。本土か台湾かそれは解りません。そういえば豪華客船も那覇港に停泊していましたね。

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入場料は1500円~1600円と高いのですが、玉泉洞は立派ですね。全長5キロとかで国内最大級です。そのうち890mが公開されています。

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ただ国内の他の鍾乳石と比べると、一寸美しさに欠けるなと思っていたら、やはり成長が早いそうで3年に1ミリだそうです。本土の鍾乳石は10年で1ミリ程度と思うので、3倍の速さですね。

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それにしても凄いですが、余りの多さに見飽きてしまいました。25分ほどで出てきました。洞窟の出口からレストランのある入口付近までが長いですね。案内も不親切です。土産物ばかりですが、王国村の建物は文化財で立派ですね。

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レストランで大東すしを食べてみました。大東島の名物で、一度食べたいと思っていました。阿嘉島で食べた、カジキの漬け丼をお寿司にしたものでした。

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午後に続きます。

 

 

 

2019年7月 5日 (金)

ダイビングIN慶良間その2

2019年6月29日(金)

朝、天城(あまぐすく)展望台に散歩に行きました。今日は快晴で熱くなりそうです。梅雨明け宣言もでたとか。沖縄の日の出は内地より30分遅いですね。ようやく朝日に照らされ始めた佐久原(さくばる)奇岩です。

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今日1本目は男岩(うがん)です。座間味島の北にぽつんと一個ある大岩です。阿嘉島からは一寸遠いし、海の状態が悪いと潜れないので、余り潜った回数は少ないです。かわりに当たれば、大物もどんどん見られます。

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流れてくるプランクトンや餌を食べているのでしょうか無数のキビナゴなど小魚が居ます。それを狙うツムブリやインドカイワリなどが見物です。

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キンギョハナダイなど小魚も必死で流れに逆らって泳いでいます。

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厳しいけど満足の1本でした。上がったボートの上からも、さっき見た魚たちの営みが見えていました。

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帰って昼食はカレーライス。レトロなカレーがまた美味いんです(笑)。

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梅雨が空けると海の色も変わってきました。

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2本目はニシバナの予定でしたが、余りにも天気が良いので、洞窟の光線を見に行くことに。途中の海の色も慶良間ブルーに変わってきました。

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ポイントは座間味島西側のニッタとかへ。洞窟を何回も何回も入るポイントです。他のショップが先に入っていると、砂が巻き上げられ、光のカーテンがぼやけます。幸い一番乗りのようでした。

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今日もこの2本で充分満足して終わりました。今日の夕食は沖縄バージョンですね。泡盛に合いますね。

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2019年6月30日(土)

今日は午後3時半のフェリーで那覇へ帰るので、午前中の久場島が今回ラストダイブです。一寸流れるポイントだそうです。

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セジロクマノミなど見ながら、流れに逆らって、岩を掴んでしばらく進みます。汐通しの良いポイントで大物が通るのを待ちました。

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帰りは流れに乗ってドリフトです。満足のいく1本でした。ツヨシさん、今回も有難うございました。機材を洗って乾かして、昼食はソーキそばです。

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那覇までは高速船なら1時間、フェリーは1時間半です。

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那覇には5時に着いて、近くの民宿にチェックインし、夕食は国道沿いの有名食堂で食べました。量が多いのが玉に瑕です(笑)。

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明日からは本島南部を観光します。

 

 

 

ダイビングIN慶良間その1

2019年6月27日(木)

朝11時15分のフライトで那覇に飛びました。ソラシドエアーです。24日に手術して3日目ですが、もう風呂も海水もOKだそうです。でも重い荷物を持つのは一寸不安です。

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この日は那覇の泊港からクイーンの2便で阿嘉島に渡り、民宿に泊まりました。

2019年6月28日(金)

今日は早朝からダイビングです。今年の沖縄は梅雨が長く、まだ梅雨明け宣言されていません。一昨日までは大荒れの天気だったようで、高速船もフェリーも欠航だったそうです。昨日は曇り、今日は晴れです。天気図を見ても、もう梅雨明け宣言もまじかでしょう。

1本目は屋嘉比島、海に入りました。1年振りの慶良間の海です。青いですねえ。アオサンゴが盛んに幼虫を放出しています。通常サンゴは産卵した卵を放出するのですが、アオサンゴは幼虫にしてから放出するんだそうです。

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一寸遠くですがネムリブカが通り過ぎました。砕け散る波とキビナゴの群れです。

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1本目終わって早めの昼食に行く途中、空き家らしい民家の庭にケラマジカが居ました。20年前に来たときは、ケラマジカが見られるとうれしかったのですが、今は増えすぎたのか民家に堂々と入っています。天然記念物なので地元も放置しています。

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昼食は最近できた港の販売所でカジキの漬け丼を食べてみました。他にカツオとか有ったようです。

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2本目は安室島へ。スカシテンジクダイとキンメモドキの群れに囲まれた小さな根をユカタハタが守っています。

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ツヨシさんのガイドは大体1本1時間を越えます。2本潜れば、内地の短いガイドの3本分です。最近は疲れると足が吊るので、今回は1日2本で止めることにしました。上がって島を散歩しました。学校の近くの拝所に立派な古木がありました。ウルンの木とか。

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民宿の夕食です。

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明日に続きます。

 

 

 

 

 

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