エジプト旅行の目的は「ピラミッドが見たい」という単純なものです。
従来のエジプト認識はお粗末で、砂漠とピラミッドそしてクレオパトラ位です。
今回クラブツーリズムの5泊8日のツアーに参加することになって、直前に一寸調べました。
まず緯度と気候が気になります。着ていく服を決めなければなりません。
地図です。
エジプトと言うと砂漠のイメージが強いので、熱いという印象ですが、日本の九州から沖縄にかけてという感じで、熱帯では無いですね。ただ雨は降らず乾燥しているかな。
周辺の国はこんな感じです。
アフリカ中央部のタンザニア辺りに有るビクトリア湖から流れるナイル川が生命線の国ですね。今回の旅もナイル川クルーズが含まれています。
2019年3月5日(火)
セントレアを午後9時25分発のエティハド航空で出発です。エティハド航空って知らなかったのですが、アラブ首長国連邦の国営航空でエミュレーツ航空より大きいとか。
横浜から参加のワンゲル仲間のKさんと5時頃名古屋駅で落ち合いました。セントレア手前の常滑で名鉄を降りて、前祝をしました。
今回の参加は22名、若い人は居ません(笑)。
フライトは直行ではなく、北京経由でアブダビまで、そこで乗り換えてカイロです。
北京まで3時間半、そこで1時間ほど機内待機で、翌日2時頃出発の筈でしたが、北京空港の混雑で1時間ほど遅れました。
北京-アブダビ間は約9時間、午前11時頃着予定ですが、時差が5時間あって午前6時頃です。
食事は北京までに1回、北京アブダビ間で1回だったか2回だったか。
これは北京アブダビ間です。
結局、実際の到着時間は12時半頃で、現地時間では7時半頃でした。
カイロへの便は現地時間の9時半発なので、行程は狂いません。
アブダビ-カイロ間は4時間ほど、日本時間の午後7時頃、日本を出てから22時間ほどで着きましたが、時差7時間で、現地時間では12時頃でした。
ビザは現地空港で入国時に取得します。時間は掛かりません。
入国手続きを終えて、午後1時にはバスに乗り込みました。
気温は20度位だったと思います。バスの冷房は要らない位でした。
さて今日はこれからカイロ考古学博物館に行きますが、これからの観光がエジプトの何を見に行くのか、よく解っていません。
おいおい覚えた豆知識をここで書きます。
エジプトの歴史は5千年と言います。それを大雑把に3つに分けます。
古代エジプト王朝期----BC3000年~0年頃まで
ギリシャローマ時代----AD0年頃~650年頃まで
イスラム王朝時代-----AD650年頃~1950年頃まで
クレオパトラは古代エジプト王朝の末期に現れたのですね。
それで、これから我々が見に行く、ピラミッドや神殿は、全て古代王朝のものです。
その王朝は5~6王朝に分けられるようですが、ややこしくて覚えきれません(-_-;)。
有名なツタンカーメン王はBC1300年頃かな。
エジプトの人口9000万人のうち2000万人はこのカイロに住んでいます。
車も多いので交通マナーは最悪です。車線変更・割り込みが当たり前の状態ですね。
モスクの尖塔ミナレットがあちこちにあります。
午後2時頃、博物館に到着しました。
ここはツタンカーメンの黄金のマスクをはじめ、古代王朝時代の12万点のコレクションがあり、必見です。カメラは50ポンド払えば撮影できます。1ポンド=7円弱。
12万点を丁寧に見ていたら1週間居ても駄目でしょう。我々は現地ガイドのMさんの案内で要所を見ました。それでも2時間半かかりました。
そのまた一部を順不同で載せます。
まずツタンカーメンの黄金のマスク。ここは別室で、撮影禁止です。部屋の外から写しました。
ツタンカーメンのお棺はこの黄金の箱の中に、更に3重の箱があり、その中に有った。
ミイラ制作台。使者の魂は現世と天国を行き来すると考えられ、現世に肉体を残しておかないと帰ってこれないため、ミイラとして残す必要があった。
ジャッカル、これはミイラ造りの神様です。
顎髭を見てください。真っ直ぐ伸びているのは生存中のファラオなどです。先が曲がっていると神様の像です。死ねば神様になります。
その他、別料金のファラオの本物のミイラ室やワニや動物のミイラもあります。
写真はワニのミイラです。
疲れ果てて、午後4時半頃、博物館を出てきました。
今日のホテルはナイル川を挟んで西側のギザ地区に有ります。
ホテルに行く途中、バスの車窓からちらっとピラミッドが見えました。
明日はあれを見に行きます。
5時45分頃ホテルに到着しました。
バイキング料理を食べて、ワインを飲んで、バタンキュウで寝ました。
明日はピラミッド見学です。
最近のコメント