2019年1月21日(月)
今日はJR関西線、関駅の近くにある明星ヶ岳560mに登ってきた。
地図を見てください。東海道関宿の近くにある観音山、羽黒山、筆捨山は10年以上前に登ったことがあった。でも明星ヶ岳は登っていなかったような。

今回登ろうと思ったのは、その中腹にある国分寺へ行きたかったこともあった。
三重四国八十八ヶ所の札所の一つですが、現在無住です。御朱印は亀山の石上寺で貰ってはいるのですが、やはり現地に行くべきだろうと思ったのでした。
JR亀山駅からバスで白木口に着いたのが9時16分、支度して9時20分には出発しました。

白木口の二股を左にとり、白木の集落に入って行きます。県道11号線らしい。

県道から左折する辺りで地元の人に国分寺への道を尋ねました。
住職さんが昨年亡くなって、今は誰も居ない。我々寺の世話役も月に一度位しか行けないと言いながら道を教えて頂きました。
写真の中央の鉄塔辺りが国分寺、その奥に聳えるのが明星ヶ岳です。山には雪が有るかもと。

白木一色地区の貯水槽だそうです。

白木口のバス停から20分位で国分寺の駐車場があります。9時42分でした。

そこから3分ほどで道は二つに分かれます。右は国分寺へ、左は明星ヶ岳への登山道です。私は国分寺に向かいます。

国分寺への道は舗装されていますが急勾配です。

分岐から15分の登りで鉄塔があります。

そこから平坦な道を2分で国分寺です。

国分寺は天平時代行基の開山で、平安時代に空海に寄り中興された名刹です。
本尊は虚空蔵菩薩です。

一応般若心経を唱えてお祈りし、10時11分に明星ヶ岳へ出発しました。

道は急坂です。

15分ほど登ると393mの国分山に着きました。 国分寺は310m位ですね。

そこから一寸下ってまた登りますが、ともかく急登に次ぐ急登です。このルートは年寄の来る道ではありませんね。

最近では一寸無理な使い方をすると筋肉が痙攣を起こします。こんな所でふくらはぎでも痙攣されると困るので、休み休み登りました。

ようやく傾斜が緩くなったのは、標高も500mを過ぎてからです。 11時10分頃雪が出てきました。

これが下から見えたポールですね。

11時18分に明星ヶ岳頂上549mに到着しました。コースタイムでは60分ですが、休み休みで一寸遅れていますね。

ここは東峰で、眺望は良くなく、ここから20分の西峯が眺望が良いそうです。
あの峰でしょうか。

5分で下で分れた登山道と合流しました。

そこから10分で西峯560mに到着しました。
北は鈴鹿山脈の野登山でしょう。左の雲に隠れているのが仙ヶ岳のはずです。

西は三つ子山や高畑山のはずですが見えません。

寒いので早々に退散しました。11時36分です。

11時44分に分岐を通過、今度は登山道を下ります。この道は傾斜も緩やかで上手に道がつけられています。

分岐から6分で尾根を外れて沢筋に入ります。雪で道が見にくいので慎重に。

道は荒れていて、道なのか単に沢なのか解りませんが、地形を信じて下ります。
倒木が非常に多く、行く手を遮ります。

沢筋に入って20分、12時10分頃に、こんな案内があり、間違っていないと確信できました。

今下ってきた道が「ゆったりコース」と書かれています。
更に10分下ると橋がありました。

渡って見ましたが違うようです。国分寺へ行く道のようでした。
元の道に戻って、こんな道を降ります。

そのまま下って12時27分に、最初の分岐に出てきました。
西峯山頂から50分位ですね。

3分で駐車場に到着し、そこで昼食にしました。

15分ほどで昼食を終えて白木口のバス停に向かいます。
実は一寸誤算があって、13時台に亀山行のバスがあると思っていたのですが、土曜ダイヤと間違っていました。
13時過ぎにバス停に着いたのですがバスは15時台まで有りませんでした。
仕方なく関駅まで30分ほど歩くことにしました。
途中の鈴鹿川の辺りから明星ヶ岳を振り返ります。左の岩の多い山は羽黒山です。遠くの山は三つ子山かも。

旧東海道の関宿を通過。

13時42分頃関駅に到着しました。

亀山駅で、もう1軒用事があります。前回1月3日に来たとき、御朱印が貰えなかった弘法院へ行って御朱印を貰うことです。
亀山駅付近は旧東海道が通っています。

まず旧東海道に出ます。

街道の風情が残ります。

弘法院は東海道のすぐ近くです。

無事に御朱印を貰って、一寸亀山城址の見学に行きました。
この多門櫓が唯一の建物のようです。

後は亀山神社。

そして公園に何故か蒸気機関車が

お疲れ様でした。
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