2018年7月2日(月)
今日のご来光は4時35分頃と言うので、4時過ぎには起きて、ヘリポートに出ました。
寒いです。
4時33分、浅間山の横からご来光です。最近ご来光は見たことがありませんでした。
朝食も十分な御馳走でした。
5時55分、小屋を出発しました。今日も良い天気です。
出発に際し、荷物を小屋に預けたのですが、その際サブザックを4.5枚あるからと、貸して頂きまっした。親切に感謝です。
10分ほど登った覚命堂小屋は、ご主人が亡くなられたとかで、現在は営業していません。
昨日、一寸高山病を心配したメンバーが、やはり一寸ふらつくということで、ここの神社で
しばらく休憩することに。
神社から2分ほど登った所が頂上と二ノ池の分岐点で、頂上方面は立ち入り禁止です。
ここでもう一度地図を掲載します。今日は二ノ池から摩利支天山を往復します。
分岐から1分で稜線です。三の池から乗鞍、北アルプスが素晴らしい眺めです。
稜線を5分歩くと二ノ池です。池は火山灰で埋められ、噴煙で山頂は見えないようです。
再建工事中の二ノ池小屋の横を通って、摩利支天へ向かいます。
二ノ池小屋付近から摩利支天山を望みます。全体が摩利支天山なのですが、山頂は左端のピークで2960m、右端のピークは展望台で2940m位で、そばに神社があります。
ここから賽の河原へ一旦50mほど下ります。その辺りに高山植物がいろいろあるようです。ヒメイワカガミ。
ハクサンシャクナゲ
ハクサンイチゲとイワベンケイ
ミヤマキンバイ
間違っていたらごめんなさい。他にコマクサも有ったらしいけど、気が付かなかった。
三の池を見下ろす稜線まで登ってきました。6時57分です。
三の池のバックに乗鞍と北アルプスが素晴らしい。
北アルプスをアップします。乗鞍の右は槍穂の山々、左は笠ヶ岳へえの稜線と、その奥に立山連峰が見えているようです。
10分ほど休んだ後、摩利支天へ登ります。10分ほどの登りで、右端の神社に到着しました。
すぐ上が展望台、頂上は展望台のピークを巻いて行くようです。
展望台から頂上までは20分だそうです。展望台に上がって、その先の頂上を眺めると、途中は岩場もありそうです。最近、岩場で無理すると、太ももの筋肉が吊ることがあるので、自分は止めにして、行きたい人だけ行ってもらうことにしました。
展望台からの御嶽山全貌です。
加賀の白山は雲上にちらりです。
岐阜県側で唯一営業している五ノ池小屋です。
さて、展望台から摩利支天の山頂ですが、4人が出かけました。
その内、前の3人はルートを間違えてピークに登り、引き返してきました。
一寸遅れて出たNさんだけが正しい巻き道で山頂に到着しました。
上と下にメンバーが居ます。
Nさんが登頂しました。
摩利支天を下山し、賽の河原を越えると、途中で休んでいたメンバーが、回復して追いついてきました。そこで改めて記念写真です。
二ノ池小屋再建の資材をヘリコプターで運んでいました。
富士山の姿を確認できなかったのですが、下の写真の左端、奥の雲に隠れているようです。
9時10分頃小屋に帰ってきました。
荷物を整理して、9時30分に小屋を出発し帰途につきました。
石室山荘さんは親切で本当に良い山小屋でした。
下りは快調に歩いて50分ほどで8合目に帰ってきました。
ところが、メンバーの一人が膝を痛めてしまいました。
結局、そのメンバーの荷物を皆で分担し、30分ほど遅れて8合目を出発しました。
この8合目から7合目までの下りは随分長く感じました。
7合目到着は11時40分です。
そこから10分でロープウエー駅です。
まあともかく無事でよかったと、ロープウエーの麓駅の食堂で乾杯しました。
さて、バスの時間は13時15分。これで木曽福島へ帰って、16時30分のJRまで2時間以上あるので、温泉にでも入って、最後の反省会の予定でした。
ところがバスは来ない。訊くと、この時期、ウイークデーにはバスが運行していないとのこと。それなら昨日2日有効の往復券を売るのはおかしいじゃないかと、Oさんが電話で発売窓口へ抗議しました。
それはともかくタクシーを手配しないと帰れません。ジャンボタクシー14000円を頼みましたが、来るのに1時間はかかります。14時過ぎににタクシーが来ました。
そして、役場から連絡があり、タクシー代は役場で払うと言われたとのこと、Oさんの抗議に木曽町役場は過ちを認めたようです。
でも、温泉には入り損ねました。駅前の食堂で、ささやかに反省会を開きました。
いろいろ皆さんお疲れ様でした。
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