2018年6月17日(日)
朝、いつものように5時過ぎには目が覚めて、6時頃から朝の散歩に出かけました。
宿の前のお堂にある、解りにくい付近の地図を見て、坂道を登って熊野神社に行きました。

説明によると、神社は1200年の歴史があり、本殿は400年前信玄の家臣穴山梅雪が再建したとか。
更に一寸登ると、物見台という展望台がありました。

9時26分の列車で、10分で身延駅です。

よく知らなかったのですが、6月15日~17日は身延山久遠寺の開闢会が行われていて、特に今日は御入山行列が行われるそうで、全国から信者が集まっているそうです。
久遠寺は日蓮宗の総本山なのです。
それと、その日に合わせたのかJR東海のさわやかウオーキングも行われていました。

こりゃ、拙い日になったなと焦りました。交通渋滞やハイカーの増加でロープウエーに行列ができて、予定通り登れないのを心配しました。

身延山行きのバスにはなんとか乗れましたが、本来三門の近くまでいくはずのバスが、御入山行列のため、1キロ手前の総門までしか行かないという。
まあそれでも9時55分頃から歩き始めました。

15分ほど歩いて三門に近づくと、行列が居ました。

三門では、偉いお坊さんが来られて儀式が行われていました。1年1回のこの日に立ち会えるなんて、偶然とはいえ幸運かもしれませんねえ。

まあしかし、いつまでも参列しているわけにもいかず三門を後にして本堂へ向かいました。
そこで前を見て驚きました。すごい石段が聳えています。

えっ、この階段上らないとロープウエーの駅はないの?
という感じです。280段ほど有るとか。

しかも1段1段の高さが高いのです。この急斜面が嫌な人は、右側から男坂で登ることもできます。 10分ほど掛かって汗かいて登りました。

登り切ると本堂です。

本堂の左側を進むとロープウエーへの道があります。

ロープウエーは標高差700mを7分で登ります。通常20分間隔ですが、今日は臨時便も出ていました。10時50分頃に乗れました。

山頂駅のすぐ傍に展望所があり、見えないと思っていた富士山が、頂上付近だけですが見えたのは幸運でした。

眼下には富士川が流れています。

山頂駅からは5分で奥ノ院です。日蓮上人お手植えの杉の木が何本かあります。

この付近からも富士山がちらっと見えます。

ここから東回り下山コースが始まりますが、ここにも展望所があり絶景です。
下山コースに有る大光坊の赤い屋根がはるか下に見えています。

もう一度地図を出します。

下山道は東と西があり、西は2時間半、東は2時間です。それと途中に東コースはお堂があるので、東コースにしました。11時15分頃、展望所を出発しました。
奥ノ院から三門までが50丁のようです。よく整備された道です。

11時33分、東照宮。

すぐに977mのピーク辺りの水屋があります。
展望所から50分、12時05分に上から見えていた大光坊に着きました。

休憩所やトイレも有るので、ここをお借りして昼食休憩しました。

30分ほど休憩して出発しました。ここからは自動車道です。

12時55分に丈六堂です。巨大な釈尊像が安置されています。Nさんが膝を痛めたのでゆっくり歩いています。

途中で道は二つに分かれます。左は車道で、右は鬼子母神を経由していく参道です。
参道の傍の墓は高野山の奥之院を彷彿させます。

説明は有りませんが、名のある方のお墓のようですね。
13時07分、鬼子母神堂です。
更に下って行くと、こんな幟が。天照大神と南無妙法蓮華経の組み合わせは珍しいかな。

本堂はもうすぐです。

13時27分、展望所から1時間15分ほどで本堂に降りてきました。

ここから例の283段の石段を下りるのはつらいので、男坂を下りました。

途中、女坂を信者さん達がお経を唱えながら登って行きました。

13時45分、三門に戻ってきました。

身延駅前で、列車の時間待ち。

静岡に帰ってきて反省会。

静岡ではやっぱり、「おでん」と近隣の「生しらすと桜エビ」ですね(笑)。


お疲れ様でした。
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