2018年5月19日(土)
山歩会メンバーと吉野・大台へ一泊二日で出かけました。
名古屋から4人、桑名から私、大阪から1名です。大台ケ原は近鉄の大和上市からバスですが、休日のみ出る9時半のバスは名古屋を6時半の特急に乗らないと間に合いません。
で、今日は7時半の特急にして吉野山散策、吉野に泊まって明日大台に行くことにしました。
その点大阪からは近いので、Oさんは9時10分発だそうです。
10時半頃吉野駅到着です。桜はとうに終わっているので、人影もまばらです。
今、吉野山ケーブルは故障で動いていないので、代行バスで吉野山駅へ、そこでバスを乗り換えて、奥千本口まで登りました。
11時10分頃に到着しました。そこから急坂を登り金峰神社へ。参詣は後にして、まず青根ヶ峰を目指すことにしました。
この道は奥駈道で、山上が岳から熊野本宮大社に通じています。
神社から15分ほどの登りで女人結界の碑があります。
ここから6~7分登れば山頂ですが、眺望も何もありません。一応、一つ位ピークを踏むというだけです。引き返して、西行庵への分岐に有る東屋で昼食にしました。12時です。
20分ほどで出発しました。昨日から10度は下がって寒いのです。
15分の下りで西行庵です。
人が殆ど居ないのでいいのですが、通常はこのコースは一方通行で、我々は逆を歩いています。 13時頃、金峰神社に帰ってきました。ここで参拝です。
近くに義経の隠れ塔があります。
展望台があり、 北側の景色が見えます。竜門岳など吉野の山々の展望が素晴らしい。
車道へ降りて奥千本口のバス停に戻ります。そこから10分一寸下ると、今度は高城山展望台の案内があります。一寸登ると立派な展望台で、西北の葛城山や大阪市街方面が展望できます。
展望台から20分ほど下ると、吉野水分神社です。「みくまり」と読みます。
この神社の社殿はいつ来ても素晴らしいなと感じます。
水分神社のすぐ下に花矢倉という展望所があります。花の季節などは有料のようですが、今は無料です。ここから見る蔵王堂は吉野随一の絶景だと思います。
花矢倉から20分、14時30分頃に大塔宮仰徳碑という大きな碑があり、東屋もあるので休憩しました。そこに珍しい四等三角点というのがありました。
14時55分頃、吉野山の宿坊街へ降りてきました。ここには竹林院、桜本坊、喜蔵院など山上ヶ岳に宿坊を構える5つ寺院があります。
いつもは素通りに近いのですが、今日は時間があるので、ゆっくり見ながら下って行きます。勝手神社を過ぎ、15時20分過ぎ、吉水神社の入り口にきました。この神社は表通りから少し入った場所にあるので、これまで参拝したことがありませんでした。よく見ると「世界遺産、南朝皇居」とあります。今日こそは見に行きました。
いろいろ見所もありそうなので、拝観料も払って入場しました。
義経主従の居間
後醍醐天皇玉座
役行者像
太閤秀吉、吉野の花見の屏風
庭からの蔵王堂の眺めもなかなかです。
いやあ、なかなかの見応えですね。是非皆さんも見に行ってください。
吉水神社から金峯山寺は5分です。蔵王堂はいつ見ても大きさに圧倒されます。
671年頃、役行者が蔵王権現を体得し、像を刻んだと伝わります。
今日の宿は近くの花屋さん。明日は吉野から高野山への56キロのトレイルランが行われるそうで、そのランナーが何十人か泊まっていました。
我々も明日の大台ケ原の完歩を目指して乾杯しました。
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