伏見散歩
京都市南端の伏見は、昔「伏水」と書いたそうです。伏流水が豊富だったのでしょうね。京都盆地の地下には、琵琶湖の水に匹敵するぐらいの地下水があると聞きます。私は上京区の生まれですが、戦後しばらく、私が小学校の高学年になるまで、水道じゃなく井戸水で生活していました。
その水が伏見あたりで湧き出すのかな。それを使った酒造りも盛んで、神戸の灘の酒と並んで伏見は酒どころですね。
伏見は歴史的にも面白い街ですね。鳥羽街道、竹田街道、奈良街道が通っているし、秀吉が大阪城から伏見桃山城へ繋いだ京街道が来ています。幕末には鳥羽伏見の合戦がありました。
2025年1月16日(木)
10時半頃、京阪の伏見稲荷駅に着きました。ここで大阪のOさんと待ち合わせました。伏見稲荷さんにお参りしてから散歩です。でもすごい人です。
今、伏見稲荷は外国人観光客に大人気なんですよね。平日なのに駅からの参道は大変な人出でした。本殿の近くに来て、JRの稲荷駅からの参道もやっぱりすごい人でした。
山門?の前に神の使い狐が居ますね。左右に珠と鍵を加えています。
花火の「玉屋」「鍵屋」はここから来たとか。本殿にお参りしました。
その後、定番の千本鳥居方面に、混みあってます。
重軽石のある奥社まできて引き返しました。この後、四辻・稲荷山へと良い参拝コースですが。
人出は途切れることがありませんが、日本語はあまり聞こえてきません。7割以上は外国人の方だと思いますね。
京阪の伏見桃山駅にやって来ました。ここでお神酒を頂くつもりです。駅を出て左折すると大手筋商店街です。
ここは何十回か来ていますが、昼飲みできる居酒屋さんが、どんどん増えてくるのは嬉しいことです(笑)。歩きながら、玄関だけ写真に写してみました。
大手筋から横丁に入れば、もっと有るかもしれません。ここは酒屋さんですが、カウンターで利き酒できると書いてありました。
我々は、一寸横丁に入った、伏水酒蔵小路へやってきました。地図見てください。
ここは、この中に10軒近くのお店がある、屋台村のような店です。伏見の酒を20種以上、利き酒できる店もあります。我々は、その中の1軒に入りました。
まずは瓶ビールで乾杯。
次に日本酒。伏見の銘酒です。
あては、地鶏の刺身とステーキへ。
最後に焼酎を飲んで店を出ました。
竜馬商店街です。
ここで一寸、酒粕と京漬物を買いました。
ここの串焼きやさんも評判良いです。
幕末の寺田屋騒動で有名な寺田屋です。竜馬像の前で、アメリカ人のカップルを撮影するOさん。
月桂冠で有名な大倉酒造付近の風景は、昔を偲ばせて、撮影の定番です。十石船も通ります。
近くの島の弁天さんに一寸お参り。
大倉記念館では酒蔵見学ができますが、今日はパス。
伏見の街並みを楽しみながら散歩します。伏見夢百衆もいろいろ飲めます。
黄桜の河童カントリーも有名です。最近、あの河童の奥さん?見ないなあ。
ここを通り抜けて右折、神聖の鳥せいへ。ここも何回か来ている、お気に入りの居酒屋です。最近、京都タワーの下にも店が出たので、先日行ってきました(笑)。
すぐ近くに月桂冠と関係が有るのか無いのか、月の蔵人さん。ここも行きましたね。
大手筋に戻ってきました。最後にもう一軒、屋台居酒屋丸満さんに入りました。
松竹梅の竹筒酒を一杯。あての中トロがなかなか旨かった。
〆に豪快と串カツでお別れしました。
京阪、伏見桃山駅でOさんとお別れ。高速バスで帰りました。
楽しい1日でした。
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