伊勢街道3回目 磯山駅から津駅
今回は近鉄磯山駅から津駅まで、12.7キロほどでした。
2025年4月12日(土)
10時25分に近鉄磯山駅に集合しました。今回は12名の参加です。
早速、前回歩いた街道へ引き返しました。すぐに磯山八幡神社があり、一寸お参りしました。
神社から10分ほど街道を歩くと国道23号線に出ます。ここは地下道で潜りました。10時47分でした。潜って引き返し、国道に戻って中の川橋を渡ります。10分弱国道を歩いて、近鉄の踏切を渡ります。
渡ると道が二つに分かれますが、右側の道が伊勢街道です。左の道も旧伊勢街道だそうで、巡礼道とも呼ばれたそうです。
すぐに右手に地蔵堂があります。謂れは知りませんが「甕釜冠地蔵堂」です。屋根に甕が乗ってますねえ。
15分弱歩いて千里駅の横を通り、再度国道を渡ります。11時15分です。
渡るとすぐ街道の風情で、また地蔵堂があります。今度は田中地蔵堂で、甕は被っていません(笑)。
田中川を渡ると、ここも街道の風情が残る街並みです。上野宿と呼ばれ、本陣・脇本陣、旅籠が十三軒有ったそうです。
中心部の拡大地図を載せます。
10分ほど街道を歩くと、右手に上野小学校があります。なかなか立派な学校ですね。
すぐに右手高台にお寺が見え、その横を上野神社の参道が通っています。
街道沿いには立派な松があったり旧家があったりします。
上野神社から3~4分、弘法井戸がありました。弘法大師が杖で地面を叩くと水が湧き出したという井戸は全国にありますねえ。
すぐ先が桝形になっています。
桝形を越えてすぐ、11時43分頃ですが、右手奥の上野城址へ登って行けそうな道を見つけました。案内も無く不安ですが登りました。
3~4分で公園に出ました。一安心です。
ここは本城山青少年公園になっています。ここで昼食休憩にしました。
過って本丸があった所に展望台が作ってありました。
登ると伊勢湾が見えました。
逆側は関宿、錫杖岳、経ヶ峰などが見えます。
12時23分頃出発して、円光寺という江姫縁の寺とかを見に行きました。図の青線です。
12時半に到着しました。雰囲気あるお寺です。後に徳川家光の母となる江姫は、一時期、上野城で過ごしたのだそうです。
住職さん(多分)が沙羅双樹の話をして頂きました。花は六月です。
また円光寺は津の七福神にも入っています。先を急ぐので10分も滞在せず、出発して、街道に復帰しました。先ほど登った細道の一寸先に、上野城登り口の案内があり、石段が見えました。こちらが正式な道のようですが、石段よりさっきの道の方が良いかも(笑)。
その先左側に上野宿の道路元標がありました。12時45分頃です。
そこから10分弱で、上野城主の菩提寺だった光勝寺の参道があります。
13時、国道23号線に出て、また地下道を潜りました。そこからも街道の雰囲気は残ります。
街道を10分弱歩くと八幡神社があります。
それを痔神社と勘違いして、見に行きました(笑)。痔神社はもう一寸先でしたが、そのときは気づきませんでした。
13時17分頃国道に出て、10分一寸国道を歩きます。上小川というバス停を過ぎて右に分かれます。
分岐点には水準点があります。また一寸行くと、地蔵さんの祠がありました。
この辺りも街道の風情があり、右手前方に高田本山の大きな屋根が見えたりします。
13時43分、近鉄の踏切を渡りました。踏切から2分で逆川神社です。式内神社で、境内の川が海と逆に流れているのが名前の由来だそうです。
逆川神社の一寸先に、寒紅梅酒造と言う酒蔵があります。酒蔵見学などできればと思ったのですが、やってないそうです。
すぐに国道に出ますが、一寸国道を歩いて左に入るのが街道です。国道から分かれて6分ほど、先に分かれた巡礼道との合流点があります。常夜灯があり、松も植えられて風情があります。通り過ぎて振り返った写真です。左が伊勢街道、右が巡礼道です。
その先、国道へ出る手前に大きな常夜灯があります。
国道に出て、歩道橋を渡ります。14時15分です。
国道を歩いて5分、三重大学の前を過ぎると、国道と分かれ、右の江戸橋を渡ります。
渡り終えたところが伊勢別街道との合流点です。京・大阪方面から来る旅人は、関宿で東海道と分かれて、ショートカットして、ここ江戸橋へくるのです。
ここから国道と並行して街道は津駅へ向かいます。途中、阿部喜商店(醤油屋さん)や小丹神社遥拝所など見ながら7~8分歩くと津駅のビルが見えてきます。
そのまま直進すると道は急に広くなります。でもそこに伊勢参宮街道の道標が有ったり、伊勢街道の案内板があったりします。
ここから3~4分進むと津駅前の道路に出ます。今日の行程はここまでです。14時45分頃です。
跡は駅地下に新しく出店した居酒屋さんで打ち上げを行いました。
皆さん、お疲れさまでした。
また来月お会いしましょう。
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