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2023年7月 6日 (木)

北国街道2日目小諸から信濃国分寺

2023年6月28日(水)

朝は5時前に目が覚めて、ホテルの窓から小諸駅前を見る。雨は降っていない。今日は11時頃から降る予想だ。

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今日は上田の一寸先、西上田かテクノさかきまで25キロ位歩く予定です。でも昨日の腰の状態だと、一寸あぶない。それに雨もある。

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その辺を考えると、朝早く出て、雨の降りだす前に少しでも歩きたいのと、休憩の回数と時間を増やす必要もある。昨日スーパーで買っておいたサンドイッチで朝食をすます。

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6時一寸前に宿を出て、丁度6時に懐古園の前を通った。

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6時5分に、北国街道に合流した。2日目のスタートです。

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地図では小さく市町と書かれた辺りです。

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6~7分下って行くと、そば屋さんがあり、標高634mと書かれていた。昨日は980m位だったので、350m位下ったんだなと思う。

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すぐ先に諏訪神社があり、その前を右折します。

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臼田亜波という俳人の碑を横目に見ながら歩くと、すぐ布引観世音の大きな石碑がある、道はその前を左折しているが、石碑の下に「北国街道直進」の案内があった。

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道祖神を見ながら、やや広い通りに出る。小さな川を渡るが、花川という。近くに親水公園があるようです。6時20分頃です。3分ほど歩くと右に入る道がある。

この広い道路は上に登って右にカーブしていくが、街道は下を潜って行きます。分かれて3~4分で左手に、青木の一里塚跡があります。

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6時30分、しなの鉄道の踏切を渡りました。

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すぐに国道18号線ですが、これも横断します。地図では西原という辺りですが、なんとなく街道の風情です。

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15分位の街道歩きで、また国道に合流しました。左側にカインズが出てきますが、その先でまた街道は左に分かれます。

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左に入るとすぐ北国街道の案内がありました。6時54分でした。

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この辺り、一寸高台なので、左手の展望が開けます。千曲川の川面は見えませんが、その向こうの丘陵がきれいです。この辺り、地名はよく解りませんが、街並みは、土蔵が有ったり、人見櫓が残っていたり、ほっとする景観です。

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7時15分、小さな沢を渡りました。大石沢と言うようです。橋の向こうに双体道祖神があります。珍しく、しめ縄が巻いてあるので、近くにいた地元の方に理由を聞いてみました。

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すると、この橋は眼鏡橋になっていて、それを守る神様だからしめ縄を巻いているとか。堤防を降りて見に行きましたがメガネは見えませんでした。

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眼鏡橋から5分で滋野コミュニティセンター、更に10分で滋野郵便局があります。滋野というのは私の中学校の名前なので気になります(笑)。

その郵便局の向こう側に牧家一里塚跡がありました。名前変わっていますね。

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そこから3分の交差点の向こう側に「力士雷電の碑」というのがありました。そういえば、しなの鉄道の滋野駅にも雷電の絵があったなあ。雷電為右衛門は天下無双の江戸時代の力士ですが、何故か大関どまりで横綱にはなれなかった。子供のころ、いろいろ小説や伝記を読みました。

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歩き出すと疲れを覚えました。7時40分で、もうすぐ2時間になります。腰の調子もいまいちなので、付近のあぜ道で小休止しました。5~6分休憩して歩き出すと、明治天皇の牧家小休所の石碑がありました。

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この辺りは東御市の牧家というのでしょうか加沢でしょうか、良い街並みです。

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8時10分頃、加沢公民館の案内を越え、ふらふらと歩いていました。

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8時28分、街道は行き止まりました。県道166号線と81号線の交差点で、田中宿の始まりの地点でした。歩行者のみの階段を下り、信号を渡ると、広い166号線ですが、田中宿の皆さんが花壇を作っていました。

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広い通りを5~6分歩くと脇本陣と書かれたお店がありました。

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そのすぐ先に、田中駅前の交差点がありますが、その手前右手に田中の勝軍地蔵があります。武装した騎馬武者の像ですが、地蔵と呼ばれ、防火神としても信仰されているそうです。

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この交差点を渡り、1.6キロ先が海野宿だそうです。田中宿と海野宿は交代制で、月の前半と後半で交代したそうです。

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陸橋を渡って海野宿へ向かいます。途中、遊歩道を歩いて海野宿へ向かう案内がありました。交通事故も無いので、惹かれましたが、まあ北国街道らしき道を進みました。陸橋から15分で踏切です。これを渡れば海野宿です。9時04分。

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渡ると2~3分で、白鳥神社です。日本武尊から白鳥の名前が付けられたそうです。古代より栄えたこの地方の豪族、海野氏の祖先を祀っています。また真田氏の氏神でもありました。

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またこの前の千曲川の河原は、木曾義仲が挙兵して馬揃えをした場所として有名だそうです。

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この神社の境内で15分ほど休憩しました。立派なトイレもあります。9時33分、海野宿に入りました。

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海野宿は初めて来ました。伝統的建築物の保存、また日本の道百選に選ばれるなど、私の知っている、東海道の関宿、中山道木曽路の馬篭・妻籠、奈良井宿また会津西街道の大内宿などにも、勝るとも劣らない景観だと思います。でも何故か人が少ない。

下の写真の立派なうだつ、上から下まで、なんか初めてみました。

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その割に観光客が居ないのは、朝9時40分で時間が早い性なのか、それとも木曽路と北国街道のネームバリューの差なのでしょうか。

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9時50分頃、海野宿を通り抜けました。

後半に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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