初瀬街道4回目 西青山~阿保
今回は6キロ一寸の短い行程です。阿保(あお)宿は青山町駅から10分の近さですが、ここから街道と近鉄は離れていきます。伊賀神戸、美旗を越えて桔梗ヶ丘まで10キロほど有るので、今回は青山町で止めることにしました。そのかわり、阿保宿で美味しい料理でとお酒で反省会をすることにしました(笑)。
2023年5月27日(土)
いつもの電車で10時35分に西青山駅に着きました。
今日はこの6人とカメラマンのNさんの7人です。この西青山駅は付近に民家一つ無く、何故ここに駅が有るのか、判らない駅です。青山高原散策のために有るのでしょうか。
ここから歩き始めますが、国道165号線は歩道が無く、かつ車の交通量も多い、2車線の嫌な街道です。
ここから30分ほど、伊勢地宿の入口まで、見るものも無く、ただ歩くのみです。のどかに新緑を楽しむ余裕はありません。
10分一寸で近鉄の下を潜ります。
30分ほどで伊勢地宿入口で、国道を離れるので、ほっとします。
入るとすぐ右手に妙見大菩薩の石碑があります。
あまり人気はしないのですが、街道らしい雰囲気はあります。
入口から10分弱で常夜灯があり、ここを左折します。
左折すると、すぐまた国道に出るのですが、すぐ右手道路の向かい側に石碑が並んでいます。
初瀬街道伊勢地宿の案内板。
他に菅笠日記の記念碑や庚申塔などがあります。そこを左折して歩くと、すぐ善福寺がありますが、山の上なのでパス、常夜灯を左に見ながら歩きます。
のどかな里歩きも10分ほどで国道に合流します。左折して、国道を5分ほど歩くと木津川を渡りますが、中山トンネルには入らず、巻いていくのが街道のようです。
左折して歩いて行くと、初瀬街道天狗亭跡の案内がありました。謂れはわかりません。
すぐまた国道にでます。相変わらず歩道は有りません。
でも少し歩くと山が無くなり、広くなりました。そのうち歩道も出てきました。
12時07分、左側に大村神社の看板がありました。ここを左折して川沿いに行くのが街道です。
入るとすぐ水神さんがあります。
街道は川沿いに半円を描いて、また国道に出るのですが、赤い橋を渡ると大村神社の裏口に出るようです。多分昔の旅人も、ここは大村神社にお参りして、通り抜けただろうと思います。われわれもそうしました。
大村神社の大村の神は倭姫の命の弟だそうです。この界隈では相当有力な神社のようです。
お参りして一寸休憩しました。神社から10分も歩くと街道に出ました。
今日はここまでで、ここを右折すれば青山町駅です。左折すると、今日の反省会場伊勢慶さんです。
左折すると立派な酒蔵がありますが、この地方の銘酒、若戎です。
そのすぐ先が伊勢慶さんで、江戸時代から続く料理旅館だそうです。
酒はやっぱり向かいの若戎の義左衛門でした。
女将さんは話し上手で、料理も詳しく説明します。お酒もどんどん進みました(笑)。
15時に店を出たときには、皆すっかり出来上がっていました。
駅へ向かう途中に、ここも菅笠日記の記念碑があります。
青山町駅です。
帰りの電車の中は、なにか口に入れてないと寂しいみたいです。
お疲れ様でした。次回もよろしく。
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