岩倉街道後半
2023年1月3日
今年の歩き初めに、年末に歩いた岩倉街道の後半を歩いてきました。名鉄犬山線の布袋駅から犬山駅まで12キロほどです。
正月の3日とあって電車も空いていて、布袋駅には9時頃到着しました。
10分ほどで街道の県道157号線に復帰です。
前回位置を間違えて、見つからなかった富士塚はすぐ近くでした。
これは前方後円墳だそうです。徳川家康が小牧長久手の合戦の折、ここに登って作戦を立てたとか。9時25分頃街道に復帰、1キロ程歩くと、角に地蔵寺と言うお寺がありました。謂れは判りません。
更に10分一寸歩くと若宮神社がありました。お正月でもありお参りすることにしました。
10時10分頃、道の両側にオークマの工場とミサワホームの工場がありました。そこから7~8分、名鉄柏森駅の踏切を渡りました。
5分ほど歩くと、今度は左手に柏森神社があり、ここもお参りしました。
この辺りに高札場跡があるはずだがと探しながら歩いていると、右手に道標が見つかりました。
説明には犬山と小折の中間の札ノ辻と書かれていました。近くには柳街道の文字もありました。
柏森神社から10分ほど歩くと、街道は県道から分かれて左に入ります。旧道が残っているようです。
柳街道の説明がありました。
旧道とはいえ、特に街道の面影までは無いようです。5分ほどで旧道は終わり、県道に復帰するのですが、ふと左を見ると柳街道の石碑がありました。金網に囲まれて学校へ続いています。街道は学校の校庭になったようです。
県道に戻り、少し歩くと、右手に児童公園があり、トイレも有るので小休止しました。
10分ほど休憩して、10時55分頃出発しました。11時07分、扶桑駅の前を通りました。
駅から6~7分、左手に楉埜神社(しもとの)という難しい名前の神社がありました。ここもお参りします。今回は初詣の旅になったようです。
11時22分頃、街道は広い自動車道と合流しました。県道64号で、右手にイオンタウンがあります。通り過ぎると大師堂前と言う交差点があり、右手に大師堂がありました。
11時35分、木津用水を渡ります。
渡るとすぐ右に入る道が有り、それが街道です。入るとすぐ、広い公園のような道と交差します。地元の人に訊いたら、水道用水で名古屋まで続いているとのことでした。
すぐに道路で遮られますが、回り込んで進みます。11時47分、斜めの道と交差しますが、そこに道標がありました。
右岩倉、左小〇とか刻まれていました。そこから10分弱で街道は突き当り、三叉路になります。
この道は稲置街道で名古屋から犬山の街道だそうです。稲置は犬山の旧称で稲置村と言ったそうです。左折すると犬山城下町です。10分弱歩くと城下町らしくなってきます。犬山城の城郭の外に作られた街で、外町と言うそうです。
犬山祭りの山車の保管庫や神社、寺院が多くあります。
城下町に近づいたとみえて車も混んできました。
12時10分頃、城下町に到着しました。これまでとはうって変わって大混雑しています。
この辺で昼食を食べて、犬山城から犬山遊園駅へ行って帰ろうと思っていましたが、食べ物屋も混んでいて、入れそうにもありません。
時節柄、こんな人込みでうろうろするのも考え物なので、犬山城は諦めることにしました。近くの熊野神社で最後のお参りをしました。
昼食は駅前の吉野家にしました。
ここもタッチパネルの注文方式になっていました。
初歩き、お疲れ様でした。
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