« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »

2021年10月10日 (日)

美濃街道最終 養老~関ヶ原

Dscn0061jpgc

2021年10月9日(土)

今日は養老から関ヶ原の15キロ弱、下図の丸の線内です。養老鉄道は離れてしまうので、どうしても関ヶ原まで歩かないといけません。

Minoowarijpgc_20211010135201

今日は思うところあって、車じゃ無く電車で養老駅に9時半頃着きました。

Sekigahara01jpgc

築100年の養老駅の駅舎は、いつ見ても趣がありますねえ。

Dscn0017jpgc_20211010135501

駅前通りが街道で、右にとるとすぐ上多度橋です。こころ旅で火野正平がここまで来ていましたね。

Dscn0020jpgc

大桑国道を横断するとひょうたん屋さんがありました。養老の滝は酒抜きでは語れないし、酒は昔はひょうたんに入れたのですね。近くにひょうたん会館もありました。

Dscn0023jpgc

この後一寸判り難いですが、なんとか地図を辿ります。柏尾新田を過ぎると境松跡という新しい石碑がありましたが、謂われは不明です。

Dscn0027jpgc

そこから2分で小さな十字路で右折するのですが、そこに道標がありました。いせ道、たき道と刻まれています。関ヶ原方面から来た人に対する道案内のようです。この後もたき道の案内はよくあります。養老の滝が昔から人気なのでしょう。

Dscn0029jpgc

右折して下って行くと、途中に常夜灯がありました。

Dscn0036jpgc

この辺りは非常に立派な家が多いです。お寺の傍に地蔵堂があり、周りに石仏が並んでいます。説明に長島一向一揆守縁の石地蔵、南北朝から室町時代の石仏、などと書かれていました。10時05分です。

Dscn0044jpgc

右手に通称焼肉街道と言われる道が見えます。写真は多分、養老ミートです(笑)。

Dscn0047jpgc_20211010135501

この先も解りにくいですが、焼肉街道から離れ気味に左の山手に進みます。神明神社があります。

Dscn0053jpgc

その左側の林の中を抜けて行く道を行きます。10時36分に六社神社に来ました。

Dscn0062jpgc_20211010142601

一寸休憩したかったのですが、珍しく子供が遊んでいたので、そのまま先へ歩きました。

Sekigahara02jpgc

10分程で上方を通過。

Dscn0067jpgc_20211010142601

この先の桜井という集落に真源寺と常夜灯があるという情報がありました。集落の端の道には何も無さそうなので、1本中に入って見たらありました。道標もあり、左せきがはら右ようろうとか刻まれていました。

Dscn0073jpgc

その常夜燈は木製で、きっと往時は素晴らしい飾りがしてあったなと思われます。

Dscn0077jpgc_20211010142601

桜井を過ぎ、しばらく直線で進んだ街道は本郷の集落へ左折して回り込みます。その集会所のそばに、同じような常夜灯がありました。

Dscn0089jpgc

そのそばの道標は東海自然歩道で、関ヶ原方面の案内がありました。思わず、その方向に歩きかけましたが、いやいや私は美濃街道を歩いているんだと引き返しました。

直ぐに真泉寺というお寺があります。昔はこの辺りで牧田川を渡っていたそうです。

Dscn0093jpgc_20211010142601

現在は渡しも橋も無いので、この先の広瀬橋を渡るしかありません。そちらへ歩きます。

Dscn0096jpgc_20211010142601

11時45分頃、堤防を走る県道56号線に合流しました。この道は車では十回以上走っている道です。

Dscn0097jpgc

11時50分に広瀬橋を渡ります。前方には伊吹山が大きくなり、関ヶ原近しを思わせます。

Dscn0100jpgc

橋を渡り切ると九里半街道という道案内がありました。車で走っていると気が付かない標識です。

Dscn0105jpgc

九里半街道は知らなかったのですが、伊勢湾の荷物を京・大坂へ送るため、揖斐川を遡って、牧田川に入った辺りの湊で下ろし、この九里半街道で烏江ー牧田ー関ヶ原ー米原と繋いで琵琶湖の舟運で京都を目指したらしい。ともかく、ここから関ヶ原までは美濃路より九里半街道として案内があるようです。

11時57分に素戔嗚神社にきたので、ここの境内で昼食休憩とさせてもらうことにしました。

Dscn0109jpgc

今日も手作り弁当です。美濃路は3回とも手作り弁当でした。コンビニ弁当より美味いですね(笑)。

Dscn0110jpgc

20分ほどで出発しました。九里半街道です。道は直線で続いているのですが、二又の馬頭観音で左折するらしいので、探しながら歩いたのですが見つからず、適当に左折しました。再度直線の道に合流しました。牧田郵便局があり、小学校があります。小学校の前には、卒業記念の焼き物のオブジェが並んでいました。

Dscn0120jpgc

12時45分頃、大きな石の常夜灯がありました。ここを右折するのが街道らしいのですが、通り過ぎて突き当りを右折しました。

Dscn0125jpgc_20211010145801

間違いに気づいて再度引き返したりしました。常夜燈は近くにもう一基ありました。

Dscn0131jpgc

少し行くと五井家という旧家があります。問屋や郵便局を務めた家柄だそうです。

Dscn0136jpgc

この先が九里半街道の牧田宿です。

Dscn0138jpgc_20211010182901

13時10分、牧田宿の端でしょうか、木曽神社があります。

Dscn0152jpgc

その先に、芭蕉句碑がありました。

Dscn0153jpgc

下って行くと馬頭観音のお堂があります。

Dscn0157jpgc_20211010182901

お堂の前を通って登りになりますが、この坂が「うとう坂(鳥頭坂)」と言って、関ヶ原の合戦で、敗れた西軍の島津藩が奮戦して薩摩へ逃れた有名な戦場だそうです。藩主の弟島津豊久の墓碑があります。

Dscn0162jpgc

13時22分、名神高速の下を潜りました。

Dscn0166jpgc

すぐに追分地蔵がありますが、左側の道が旧道です。

Dscn0168jpgc

13時35分に新幹線の下を潜ります。

Dscn0172jpgc_20211010183001

ここから駅の間に本多忠勝陣跡があるはずなので、注意しながら歩いたのですが、見過ごしてしまいました。13時44分に国道21号線に出ました。ここが中山道と美濃街道の追分です。

Dscn0178jpgc_20211010184701

13時51分に大垣行の列車が来るので、急いで駅に向かいました。駅前の土産物店も入る時間がありません。

Dscn0182jpgc_20211010184701

13時46分に駅に着きました。

Dscn0183jpgc

関ヶ原の西軍・東軍です。

Dscn0185jpgc

大垣迄15分、ここで養老鉄道に乗り換えます。その時間を利用して、冷たい飲み物を買いました。

Dscn0186jpgc_20211010184701

ちびちび飲みながら電車に揺られる。これが至福の時間ですね。

Dscn0189jpgc

今度は九里半街道を歩こうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年10月 6日 (水)

美濃街道 駒野~養老

Dscn9927jpgc

2021年10月5日(火)

前回に続き、養老鉄道駒野駅から養老の滝でお馴染みの養老駅まで10キロ弱を歩きました。

Dscn0002jpgc

10時45分頃、駅近くの駐車場に車を停め、駅まで引き返しました。

Komano01jpgc

駅前から真っ直ぐに街道が続きます。

Dscn9933jpgc

養老鉄道を越え、大桑国道も越えて、県道55号線で右折します。この県道は私も養老や関ヶ原に行く際、よく走るので知っています。車が非常に多いので、歩道が無いと歩くのは嫌だなあと思っていました。車で走っていると、歩道が有ったかどうか記憶に無いのです。

Dscn9936jpgc_20211006140601

幸いにも歩道が有ってホッとしました。11時08分です。円満寺霊園を左に見ながら歩きます。ここは40年か50年前にできたと思いますが、田舎の霊園の先駆けだったと思います。これより後に続々と出来た霊園は売れなかったと思います。

すぐに県道25号線が左に分岐します。この上にある庭田山頂公園から「火野正平」が自転車で降りてきて、今日私が行く養老駅付近を訪ねる「こころ旅」の番組を最近見ました。

Dscn9941jpgc

この県道は三重県の北勢町へ通じる険しい道で、私も何回か通ったことがありますが、冬は通行止めになります。11時半過ぎ、離れていた養老鉄道が近寄ってきました。ここからまた離れていきます。工事中のコンクリートは中部循環道だったか・

Dscn9946jpgc

11時42分。旧道が右に分れます。50年前は、この旧道しか無かったので、狭い道に車が乗り入れていました。

Dscn9951jpgc

志津という地域を歩きます。10分程で南谷、すぐに北谷と2本の橋を渡ります。写真は南谷。

Dscn9955jpgc

北谷を過ぎるとすぐ神明神社があります。

Dscn9961jpgc

ここで弁当とも思いましたが、駅のベンチの方が良さそうなので、美濃津屋駅に向かいました。

Dscn9965jpgc

ここのベンチで12時7分から20分ほど休憩しました。歩き出すとすぐ大きな燈籠がありました。大神宮と刻まれていますが伊勢神宮のことでしょうか。

Dscn9971jpgc

すぐ先に津屋城址があります。今は本慶寺となっているが、関ヶ原の合戦で西軍に付いたため没落した。岐阜県では稀な平城の遺構で、全薄井が見られないのは残念ですね。12時36分。

Dscn9973jpgc

ところで、この辺りの地名を下多度と言います。三重県に多度神社があり、多度町があるのは頷けますが、岐阜県に何故下多度町があるのか不思議ですね。

Komano02jpgc

すぐに下多度郵便局がありました。

Dscn9978jpgc

そして津屋城址から10分程で養老町に入りました。12時47分です。

Dscn9981jpgc

境界から10分、ここにも大神宮と刻まれた常夜灯がありました。

Dscn9985jpgc

観音寺を過ぎ、平田9キロと書かれた県道225号線を過ぎると、街道はトンネルを潜ります。天井川のようです。

Dscn9989jpgc

小倉谷隧道と書かれていました。13時07分です。すぐ左には上多度小学校の案内もありました。今度は上多度かと思いながらあるきました。10分程歩くと上多度プラザという案内もありました。

Dscn9993jpgc

13時21分、十三代横綱鬼面山谷五郎生誕地という案内がありました。

Dscn9994jpgc

もうそろそろ養老駅も近いかなと思っていると10分で踏切でした。そこから1~2分で養老駅です。13時35分の到着でした。

Dscn9997jpgc_20211006145801

養老駅の歴史は古く、大正2年に出来たそうです。現在の駅舎になったのは大正8年(1919年)だそうですから、今から100年前ですね。

Dscn0007jpgc

駅前の土産物屋の女将さんに多度の地名の疑問を話したところ、明確に答えが返ってきました。後ろの養老山脈は、昔多度山と呼ばれていたそうです。なので多度山の麓の町ということで、上多度・下多度となったそうです。

養老は養老の滝で有名ですね。孝行息子の物語が背景にあります。

Dscn0001jpgc

駅舎の中には、例の鬼面山の額がありました。岐阜県で唯一の横綱だそうです。

Dscn0008jpgc

葛飾北斎が描いた養老の滝の絵もありました。

Dscn0009jpgc

次回は養老から関ヶ原まで15キロ弱です。

 

 

 

2021年10月 1日 (金)

二つの美濃路

Dscn9859jpgc

通常は美濃路というと、東海道の宮の渡しから中山道の垂井を結ぶ街道を言います。下図参照。途中、清州で御鮨街道が分れて岐阜へ向かいます。長良川で穫れた鮎を将軍に献上するための道です。美濃路は清州から大垣に向かい、垂井で中山道に合流します。4年前に歩いているのでご覧ください。美濃路

Minoowarijpgc

もう一つの美濃路は七里の渡しを渡った桑名から出ます。多度・養老を通って、やはり中山道の関ヶ原への道で、50キロ弱の道です。10年ほど前に桑名から多度の13キロ程は歩きました。でも、多度から関ヶ原は岐阜県の街道になるため、道筋が解らず放置していました。

P1000825

上の写真は桑名の国道1号線にある石碑です。桑名からの美濃街道はこちらをご覧ください。

2021年9月28日(火)

美濃街道の多度から関ヶ原の道筋が解ったので歩くことにしました。多度駅は私の家から直線なら10キロも無い準地元です。また、多度山へは月に何回となく登るので馴染みの道です。11時に養老鉄道の多度駅に到着しました。

Dscn9765jpgc

今回は家から近いので、毎回半日づつ、3回に分けて関ヶ原まで歩く積りです。今回は、前の地図で多度から駒野まで13キロほどの予定です。

Tado01jpgc_20211001112201

多度駅を出てすぐ線路を渡り、街道に復帰します。狭く曲がりくねった道です。

Dscn9768jpgc_20211001112601

駅から10分程で多度川に出ました。後方は多度山です。11時14分。

Dscn9772jpgc_20211001112901

橋を渡って堤防の下に降り、直進すると養老鉄道の下を潜ります。すぐ左折が街道ですが、空念寺というお寺を一寸覗いてから左折しました。

Dscn9776jpgc_20211001112601

すぐに宇賀神社の鳥居があり、ここを右折します。ここは多度山上公園への登り口で、月に何回も来る所です。

Dscn9778jpgc_20211001112601

でも、ここを右折して行く道が美濃街道だとは知らずに40年も通っていました(-_-;)

Dscn9779jpgc_20211001112601

秋ですねえ。

Dscn9780jpgc_20211001112601

宇賀神社から10分でNTNの多度製作所が見えたら左折です。11時33分。

Dscn9782jpgc_20211001112601

多度山の下を山沿いに少し歩くと、道が分かれます。直進が街道なので入って見ましたが、2分も歩くと道が無くなっていました。

Dscn9787jpgc_20211001112601

仕方ないので引き返して右折しました。4分も歩けば街道に合流します。合流して3分で石垣がありました。どうやら三重県から岐阜県に入る県境のようです。過っては伊勢の国と美濃の国の国境だったかもしれませんね。11時51分。

Dscn9790jpgc

国境を過ぎて道は登り坂になります。八幡神社で丁度12時でした。

Dscn9797jpgc_20211001112601

神社の向こう側を右折して、右下に美濃松山の団地や揖斐川を眺めながら歩きます。

Dscn9799jpgc

12時5分、御鍬神社に着き、ここで昼食休憩にしました。聖武天皇の逸話が残る、奈良時代創建の古い神社のようです。

Dscn9808jpgc

12時30分に神社を出ました。すぐ前の細道を下るようですが、近くにある諏訪神社を見に行きました。樹齢1000年の大楠がありました。

Dscn9814jpgc

下って来ると山除川を渡って左折します。12時45分です。この道をしばらく歩きます。

Dscn9818jpgc_20211001133501

10分ほどで右手に三切池、その向こうに大桑国道が見えます。

Dscn9820jpgc

池を越えてもしばらく川沿いに歩きます。

Tado02jpgc

小さな川ですが、結構面白くて、鯉が居たり、オハグロトンボが居たり、鴨やアオサギも居ます。池から20分余りで大桑国道を横断しました。13時16分です。

Dscn9826jpgc_20211001135101

養老鉄道を渡ると旧道の面影があります。

Dscn9832jpgc

国道から8分で石津駅です。ここは石津御嶽に登るときに利用します。

Dscn9833jpgc_20211001133501

駅のすぐ前に太田稲荷さんと円成寺があります。

Dscn9835jpgc

円成寺には薩摩義士の墓があります。薩摩義士とは、幕命で木曽三川の治水工事を行った薩摩藩士が、難工事のため多数の犠牲者を出し、工事終了後、莫大な費用と犠牲者を出した責めを負って、責任者の平田靱負が自刃したというものです。

薩摩義士の墓は桑名市内のお寺にもあり、明治に入って治水神社が長良・揖斐の中堤に作られています。

Dscn9843jpgc

13時31分、お参りを済ませて街道に復帰しました。すぐに石津御嶽への登山道があります。

Dscn9847jpgc

近くに大垣藩御蔵跡の石碑がありました。

Dscn9852jpgc_20211001140401

13時43分、揖斐川を渡って来る石津橋を越えました。

Dscn9854jpgc

養老鉄道の踏切を越えて大桑国道に出ます。

Dscn9860jpgc

国道に出て右折、7分程国道を歩いて、今度は左に分かれます。14時です。

Dscn9865jpgc

7分程で左手に地蔵堂がありました。

Dscn9869jpgc

更に7分、八幡神社が有ったので、小休止しました。大銀杏があります。

Dscn9875jpgc

5~6分休憩して、すぐ先の山崎交差点で、再度国道を渡りました。

Tado03jpgc

養老鉄道は高架で越えました。しばらく揖斐川沿いの道を歩きます。

Dscn9884jpgc

道端の広告も懐かしい顔ぶれです。

Dscn9885jpgc

寒窓寺という由緒ありげな名前のお寺が有った。中は拝見していないが、平安時代の創建のようで、文化財もいろいろ有るとか。

Dscn9887jpgc

大専寺辺りの風景です。14時57分。

Dscn9893jpgc

福岡大橋を渡って来る県道8号線は高架で越えました。15時04分。

Dscn9900jpgc

途中一寸神社や酒屋さんを探して寄り道しながら、駒野駅に着いたのは15時21分でした。

Dscn9904jpgc

酒屋さんですが、街道で駅を越えれば、すぐ有るのでした(笑)。

Dscn9907jpgc

お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »

最近の写真

  • Soma06jpgc
  • Dscn8573jpgc
  • Dscn8597jpgc
  • Dscn8609jpgc
  • Dscn8620jpgc
  • Dscn8617jpgc_20220125143801
  • Dscn8624jpgc
  • Dscn8611jpgc_20220125143801
  • Dscn8621jpgc
  • Dscn8625jpgc
  • Soma03jpgc
  • Dscn8604jpgc