郡上街道2回目 関下有知駅~みなみ子宝温泉駅
2021年6月20日(日)
山歩会仲間との街道歩きです。5月の予定がコロナの関係で1ヶ月遅れになりました。
長良川鉄道に美濃太田から乗るのですが、ここへ来るルートは色々あるみたいなので美濃太田集合にしました。
9時04分に乗って9時半に関下有知駅に降りました。
そこから15分ほどで前回街道から外れた下有地の石仏に到着です。ここからスタートです。
ここからしばらく国道156号線を歩きます。10分ほどで右に分れるのですが、早く曲がり過ぎて失敗しました。引き返してここで右折です。
右折して神社の前を通り、一寸うろちょろと曲がって東海北陸自動車道の下を潜る道に入れば、美濃市街まで1本道です。
10時45分頃、美濃市駅近くに到着し、有名な「うだつの町なみ」を目指しました。知らなかったのですが、街並みは二筋あるのでした。
街道は二筋のうち長良川に近い方らしいですね。街並みそのものはどちらも素晴らしいです。
二筋目です。
Wさんから提案が有り、このまま街道(青線)を進むより、長良川沿いに出て、川の灯台や日本最古の吊橋を見ようと提案があり、そちらに向かいました。
江戸末期に作られた川湊の灯台で、住吉神社の献灯を兼ねています。全国的にも珍しいですね。
時計も11時半頃で、手ごろな四阿があり、ここで昼食休憩。11時25分から45分位まで休憩しました。ここに曽代用水という灌漑用水の説明がありました。350年前に農家主導で作られたとかで、世界かんがい施設遺産だそうです。
近くに美濃橋という吊橋があります。これが現存する国内最古の近代吊橋だそうです。大正時代を代表する吊橋で、重要文化財だそうです。
道の駅で街道に復帰し、その後は先ほどの曽代用水沿いに進みます。
12時20分過ぎ、その曾代用水の取水口である曽代公園を通過しました。
そしてまた国道歩きになります。
湯の洞温泉口駅近くの立花橋を渡ります。直進して長良川の左岸を行くのも街道で、どちらでも良いようです。
橋の上から長良川の下流を見ています。一寸急流ですね。
渡るとすぐ長良川水力発電所がありました。12時42分頃です。写真は明治43年から昭和55年まで使われた水車発電機だそうです。
国道から離れた方が車も少なく、長閑に歩けます。10分ほどで佐ヶ坂の馬頭観音他。
高速の下を潜ると、鹿苑寺への登り口がありました。一寸登ってみましたが、道も悪そうなので止めました。鹿苑寺へ登って、逆側へ下れると良いんですが、それは無いらしい。反対側は急勾配なのですね。
国道のトンネルは横目に見ながら、忠実に街道を辿って大きく迂回します。長良川沿いですが、なかなか情緒ある道です。
13時30分頃、周回道路から国道に合流しました。10分一寸で須原駅です。
駅から6~7分で洲原神社です。721年開山で1801年に正一位を賜り「須原白山」と称えられたとか。白山信仰の前宮でもあるそうです。
長良川に面した立派な社殿で、川にも関係ありそうに思えました。一寸休憩しました。
14時05分頃神社を出て、すぐに国道から分かれて母野橋を渡って左岸へ行くつもりでしたが、間違えて上河和橋まで行ってしまいました。往時はここに渡し場が有ったようです。20分以上遠回りしたかなあ。
14時40分頃母野橋に戻ってきました。ここから子宝温泉までは1本道、1時間位の行程ですね。
車も少ない、いいハイキングコースです。
モリアオガエルの卵がありました。
対岸には道の駅があります。15時05分です。
長良川鉄道の下を潜り、勝原橋に来たのが15時32分。あと600mと温泉の看板があります。すぐに右手に子安神社の案内がありました。それで子宝温泉と言うのですね。
温泉に近づくと田圃の獣避け柵にビニール袋が多数括りつけられています。農家のおじさんに尋ねると、鹿よけだそうです。鹿が多くて、普通の柵だけでは効き目無く、袋の出すこすりあわせの音や電灯の光でおっぱらっているとか。大変ですね。
15時40分頃、みなみ子宝温泉に到着しました。駅舎を兼ねています。
大人700円ですが電車で来ると300円になるそうです。膝を痛めて欠席したNさんが、ここで合流、賑やかになりました。
次回は7月10日です。
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