甲州街道ポタリング2日目前半
2020年10月25日(日)
今日はすずらんの里駅からできれば甲府を越えて石和温泉駅まで行きたい。その場合56キロほどになるので早めに出発して、すずらんの里駅には7時半に到着した。
相棒の自転車を広げ、7時45分には出発した。
国道20号線に復帰すると、東京まで184キロの案内があった。
ところがすぐ右折する道を間違えてしまった。
右折地点に3本の道が隣接しているのに気づかず、簡単に右折してしまった。
しばらく登った所で可笑しいと気付き引き返した。15分のロスで街道に復帰した。
天気は上々で、右手には富士見パノラマリゾートのゴンドラが見える。
登り口から20分位で961mの案内があった。この辺りが今回の最高地点だろう。そこから4分で変電所があり、その先で道が二つに分かれていた。舗装道路を直進したらすぐ道が無くなった。右の砂利道が正解だった。
甲州街道は全て舗装道路と思っていたら宛てが外れた。でもまあすぐに舗装道路になって左折。すぐに右折する辺りで、地元の小母さんに道を尋ねると、明確に旧甲州街道だと教えてくれた。前方に八ヶ岳が見え隠れするので、写真を写しに行ったが、良いアングルは無かった。引き返して街道に入ると石仏群があり案内もあった。
トチの木の風除林を過ぎ、小さな神社に地元の人が集まっていた。秋祭りの準備かな。街道を感じます。
もうこの辺りからは急な下り坂です。
瀬沢という集落まで一気に下ってしまいました。神社と古い煙草屋さんがありました。
そこからすぐ国道へ出るのですが、その道が左鋭角に引き返すので見逃しそうになりました。国道に出て橋を渡り、すぐ左に登ります。登り口に何か石碑があるので雰囲気はあります。9時10分頃です。
5分ほどで国道に下り、しばらく国道を走りました。蔦木宿では旧道があるのですが入口を通り越しました。宿の中ほどに小公園があり、小休止しました。9時25分です。
公園から旧道に入り、少し行くと石仏群と蔦木宿の案内がありました。すべての案内は東京から来る人に向けられていますね。
少し行くと二股になり、直進は砂利道、左は舗装です。砂利道の入り口に石仏が並んでいて、如何にも街道らしかったので入りましたが、今度は舗装道路が正解でした。
丁度国道の道の駅の手前辺りです。
再度国道へ降りてきますが、途中に眞福寺というお寺が有り、国道手前に日蓮上人の高座石というのがありました。上人が三日三晩この岩の上に立ち、説法と祈祷をして、村に流行っていた悪病を退治したとか。
すぐに旧道に入り、新国境橋は渡らないはずでしたが、旧道が通行止めになっていたので国道で渡りました。9時55分です。渡ってすぐ左に旧道へ入ります。3分ほどで山口の関所跡がありました。
この辺りは山口素堂の生誕地とか。一旦国道に出るとすぐまた左に旧道に入りますが、ここが上教来石の入り口との案内がありました。
国道に出て、一寸走って左に入ると下教来石ですが、この辺りが教来石宿だったようです。旧道をしばらく走ると白洲総合運動場があります。10時26分です。
この辺りの右手山裾方面にサントリーの工場があるようです。国道に出て神宮川を渡り、すぐまた左に入ります。今度は台ヶ原宿へ向かう道です。左に岸壁が見えています。
集落に入って右手を見ると、良さそうな山が見えます。地図的には甲斐駒か鋸岳方面ですがどうでしょうか。
旅館が2軒向かい合ってありました。台ヶ原宿なのでしょうか。
明治天皇行在所でもある造り酒屋の北原家住宅があります。ここは多勢の観光客が居ます。この辺りの名所なのですね。10時55分。
台ヶ原宿を過ぎると街道は国道を渡って旧道に入る。ただこの旧道は私が見た資料で点線になっていたので、通行不可と勘違いして、少しの間だからと国道を走った。それで旧道との合流点へ来ると古道入口の案内があった。
なんだ通れるのかと悔やんだが、引き返すのも癪なので、一寸逆から入って見た。気持ちよさそうな田圃道ですぐに横山の道標があった。
さらに進むと丘の上に無銘の巨塔があった。明治に入って建てられた日蓮かんれんの石塔です。
先へ進むのはここまでにして引き返した。釜無川を渡って左の旧道に入る。そして再度国道を渡って、山裾を少し登った旧道を走る。
少し走ると交差点の右角に石仏群があった。水難碑もある。昭和34年8月に、この地区を大水害と山津波が襲ったと書かれていた。
国道に戻り大武川にかかると、前方に富士山がすっきりと姿をみせた。
丁度11時30分です。前半はここまでとします。
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