大和街道沿いの三重四国(上野市駅周辺)
今回は下図、〇で囲った6ヶ寺です。
2019年6月8日(土)
天気予報はかんばしくなく、昼頃弱雨の予想ですが、梅雨入りしたので、当分こんな天気だとでかけました。一寸早めに7時の近鉄に乗りました。今日は亀山まわりでなく、伊賀神戸経由の近鉄です。
9時過ぎに伊賀神戸に着き、伊賀鉄道に乗り換えます。何もない駅ですねえ。
9時20分頃丸山駅に到着しました。伊賀鉄道は忍者一色です。
先ずは木津川を渡って、39番の無量寿福寺を目指します。
15分弱で入口に到着しました。伊賀鉄道沿線は、完全な農村ですね。今後も多分、工場は建たないでしょう。
当寺は真言律宗という珍しい宗派です。開山は古く8世紀中ごろとか。伊賀の寺の例にもれず、天正伊賀の乱で、焼失している。
小高い丘の中腹に有り、境内からの眺めは素晴らしい。朱印はセルフです。
9時50分頃寺を出て、次の38番不動寺に向かいます。伊賀の国はお寺が多いようで、伊賀四国八十八ヶ所があります。
木津川の堤防沿いの道には、いろんな人形が寒村を賑わしていました。
再度木津川を渡って、伊賀鉄道の線路を渡ります。石灯籠が良い感じですね。
四面石仏と言うのを見に行きました。一寸珍しい形ですね。
40分位歩くと、山の麓の本堂が見えてきました。
当寺も宗派は真言律宗です。住職?さんが出てこられ,本山は西大寺だと教えて頂きました。
10時50分に出発し、5キロ程離れた勝因寺へ向かいます。11時10分過ぎ依那古駅付近を通過し、また木津川を渡りました。渡ってすぐ右折し木津川沿いに歩きます。道なりに歩くと、道は川を渡って雰囲気有る東出の集落に入って行きます。
小さな川を渡りましたが、なごむ風景です。
石仏など見ながら西出を通り、山出の勝因寺に着いたのは丁度12時頃でした。
当寺は806年、弘法大師が自ら刻んだ虚空蔵菩薩を本尊としています。
寺を出てバス停の前の公民館で昼食を取っていると雨がぱらついてきました。でも庇の下で助かりました。昼間はこれ1本だけという12時41分発のバスで5キロほど先の上野市街へ行きます。
後半へ続きます。
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