和歌山街道初日後半 五条~橋本
和歌山街道初日後半です。昼食を終え、宇野峠から下って宇智川を渡りました。川沿いに左折して、五条市街に向けて下って行きます。
国道は24号線に変わっています。今井町で国道と分かれ、五条市街に入ってきました。13時27分です。
市街に入ってくると、右手に五条酒造の煙突が見えました。ぐっと我慢ですね(笑)。
13時42分頃、五条駅前を通過しました。
更に6分ほど商店街を歩いて左折すると、今日の宿藤井館がありました。
一寸早すぎるのですが、五條市には古い街並みが残って居たり、観光もできそうなので五条にしたのでした。
ここに立ち寄って、余分な荷物を預かってもらいました。
明日は雨の予報なので、今日中にできるだけ歩いておこうと荷物を軽くしたのでした。
すぐに宿を出て、本陣交差点に出てきたのが13時55分。角に大きな道標があります。
左折してすぐに右折します。この右折する道が新町通りと言って。古い街並みが残っています。
今日もカメラ片手の観光客が多勢きていました。
でも一寸離れると静かになりました。
10分ほど進むと、街道の上を工事中の高架がありました。
説明を読むと五条と新宮を結ぶ五新鉄道が計画され、中止になった跡だそうです。
14時20分頃、再度国道24号線を渡り、大和二見駅の傍を通過しました。
しばらく行くと生蓮寺という由緒ありそうなお寺がありました。
前を通り道なりに歩いて行きますが、案内が無いので、正確に街道を辿れているか確信が持てません。
地元の小母さんに訊くと、確かにここが街道だと教えてくれました。お堂も立派だし、間違いないでしょう。
国道を出入りしながら真土峠に向かいます。道端に名前の知らない巨人が立っていました。
真土峠への道は一旦下るので入りにくい、かつ新しそうな道なので街道の雰囲気が無い。
ここも地元のおじさんの大名行列が通った道だとの証言で確信した。
登り切った所の峠の茶屋は廃業していた。
一寸下った所に畑田町出入り口と書かれた小道がある。それが旧道です。
自販機の傍で一寸休憩したのが15時5分頃です。
少し下って、おちあい川という川を渡ると、一寸街道の風景になります。
そして国道に出ると、万葉古道飛び越え石という、興味そそられる案内がありましたが、無視して街道を国道で進みました。
そして再度国道を左に離れて旧道に入りました。一寸入ると道標がありました。
街道は大和街道で、橋本市の名前がありました。先ほどの真土峠が紀伊と大和の国境でした。
和歌山県に入ってからは、要所要所に道標があり、街道歩きの人にとっては頼りになります。
15時50分頃、下兵庫駅近くの踏切を渡りました。駅正面辺りに小さな石仏群がありました。
一旦国道に出て、またすぐ右に国道を離れます。もう橋本駅は近いでしょう。
線路の近くに万葉歌碑がありました。この辺り、万葉歌碑がよくあります。
そしてすぐ国道に合流すると橋本駅への案内があります。
事前の調査では、街道はそのまま国道を進むはずでしたが、現地の道標は橋本駅を指していたので、道標に従って橋本駅に着きました。
16時26分でした。
16時50分頃の列車で五条に帰りました。15分ほどです。
藤井館へは5分ほどで着きます。立派な庭の料亭のようです。この日は大勢の宴会も入っていました。
食事もなかなか美味しいです。
でも食堂に並べられた大量の漫画本は誰の趣味でしょうか(笑)。
明日は雨中行進になりそうです。
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