2018年11月19日(月)
今日の行程は26キロほどです。

昨日コンビニで買った親子丼を食べて、7時27分、宿を出ました。
7時35分に六見橋から街道に入りました。
雨を覚悟した天気予報でしたが、なんとか曇り位で済みそうな天気です。

六見橋から30分、一寸興味惹かれる石標がありましたが、先を急ぐので通過。

すぐ先に 小ヶ野トンネルというのがありますが、近所の人に旧道を訊きましたが、無いという。それでトンネルを歩きましたが、一寸軽率でした。


探せばきっと有ったと思います。取り敢えず、トンネルを潜って しまいました。8時22分。

そこから10分で三原橋、国道は川を渡ります。でもここは旧道だと右をとりました。

本来こういう道は、危険なら通行止め案内がありますが、それも無いので大丈夫でしょう。
良い感じの道です。

途中、ゲートがありましたが開いていました。

15分位歩くと、いろいろ土砂崩れなど出てきました。これは通行止め級だなと思いながら通りました。

20分で反対側のバリケードに出ました。ここは閉まっています。

すぐ東屋の休憩所があり、5分ほど休憩しました。そこから2分で七里橋、再度国道に合流しました。9時03分です。

この辺り、中山七里と言って景勝地で紅葉もきれいです。でも国道に歩道が無く、街道歩きには難所です。

道路工事も難所だったと見えて、○○洞門とか言って、崖淵の箇所があります。

でもその箇所は歩道が着けられ、景色も良くて、ほっとします。釣鐘洞門です。

結局、1時間半は洞門以外歩道は無く、緊張のウオーキングになります。
対岸のJR高山線も厳しい線路を走っています。

10時半過ぎ、中山七里の名所の一つ、屏風岩の下を通ります。

この辺りは明治大正に入っても断崖道路で、幅1.5mしかなく、車も通れない難所だったそうです。大正6年、ようやく篠田兄弟が手掘りで4.5mのトンネルを掘り、解消したのだそうです。門原トンネルです。今は使われていません。

ここ保井戸宿は中山七里を街道に開いた小右衛門という人物が金森氏から与えられた問屋の役目を江戸時代を通じて務めた土地だそうです。10時43分。

また国道に戻って、30分ほど歩くと、次の名勝地羅漢岩です。
十六羅漢さんが並んでいるように見えるのですね。

羅漢岩からは歩道の有って助かりました。10分歩くと右手に瀬戸発電所があります。
その3分後に、これも中山七里の名所、孝子池があります。紅葉もきれいな公園です。

時刻も11時23分、この辺でお握りを食べようかと思いましたが、近くに大きな猿が居たので、お握りを盗られるといけないのでやめました(笑)。
10分ほど歩くと瀬戸の集落で、焼石駅への橋が掛かっています。

飛騨街道は、このまま飛騨川の右岸を行くようですが、東山道飛騨支路は対岸の焼石へ下ってきます。興味も有ったので橋を渡りました。
11時45分にJR焼石駅。ここのベンチを借りて昼食休憩にしました。

30分ほど休憩して出発、次の中原大橋でまた飛騨川を渡りました。

10分弱で三渕洞門です。更に30分、淡々と国道を歩くと金山町中切に入ります。

そこは下原ダムです。

ここからも、中切洞門、地蔵野洞門と難所が続きます。

地蔵野洞門は工事中で、堂々と車道を歩けました(笑)。

地蔵野洞門を過ぎると、甌穴群という名所がありました。多分、小石が流れで回転して穴を穿つんだと思います。

14時頃、左に旧道が分かれました。入って行くと、一寸左下の川近くに、何やら看板が見えます。街道ダイバー特有の勘で、降りて行きました。

やはりそうでした。でも遺跡は何もありません。当然ですが(笑)。

近くに番所跡もありました。
14時16分、再度国道にでました。すると益田街道以前の船橋、船を繋いで川を渡った、の跡がありました。
続いて、江戸時代の筏検査場跡もたいののがありました。14時半頃です。
いろいろありますね。
そしていよいよ金山の街に近づいてきます。14時38分、国道から左に分かれる旧道らしきものが現れました。

金山市街ももう近いでしょう。

3分も歩くと小学校があり、そこが金森氏の陣屋跡だそうです。

街道の風情残る街並みを、また3分歩くと、加藤素毛記念館というのがありました。
知りませんでしたが、幕末の日米修好通商条約締結のためアメリカに渡り、そのままヨーロッパを廻って、日本人として初めて世界一周をした人だそうです。

14時55分、最後のトンネルを左に巻きます。

そして大船渡ダムを越えて馬瀬川を渡ります。

するともうそこは金山宿です。 飛騨の地酒「奥飛騨」の酒蔵を左折します。

ここにはまだ宿場の面影が残ります。

馬瀬川から5分、15時09分に、街道筋の宿「清水屋」さんに到着しました。

夕食にはまだ早いので、金山宿の散策に出かけました。
最近、金山では「筋骨めぐり」というのを売り出しています。

それは本当に道幅1mにも満たない路地裏を歩きまわるのです。
よくこんなものを観光の目玉にしたなと驚くばかりです。

まあそれでも、話の種に行ってみました。大雨の水害で、いろいろ破壊されていましたが。

水場が有ったり。

石段が有ったり。

頭もつかえます。

廻ると切りないので打ち切りました。
清水家さんは部屋食なので、気兼ねなくお酒も持ち込んで、明日に備えました(笑)。

明日は30キロ歩くつもりです。
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