近江北国街道と脇往還
北国街道を歩いてみようと思いました。
調べてみると、いろいろ街道が交差しています。
下図の北国街道、北国脇往還、小谷道、長浜街道です。
現在北国街道と言うのは図の左端、中山道の鳥居本で分かれて琵琶湖の東岸を北上し、長浜を経て木之本を過ぎ、栃の木峠を越えて越前の今庄へ下り、越中から越後へ向かう道です。
でもこの長浜経由の道は比較的新しく、中世以前は琵琶湖の西岸、西近江街道が主力だったようです。
また、江戸時代越前の大名は、参勤交代に当たり、北国脇往還を使うのが常でした。
この道は戦国時代、賤ケ岳合戦の折、秀吉の大返しでも有名ですね。
この辺の事情は下記の本などで調べました。
現在の長浜経由の北国街道は、秀吉が長浜に城を構え、その後も西国三十三箇所巡りの拠点として城下が賑わったことから、街道も栄えたようです。
それ以前は隣の小谷道が途中に鉄砲鍛冶で有名な国友集落などもあり、栄えたそうです。
で、私は5.6年前自転車で鳥居本から木本・余呉を走っています。
でも、自転車はスピードが速い性か、どうも印象に残っていません。
それで、今回は関ヶ原から北国脇往還で木本へ、そして引き返して北国街道で鳥居本まで歩こうと思います。
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