員弁街道その2
県道と合流してすぐ、街道は県道を右折して別れ、山田橋方面に向かいます。
地図で見ると何故県道から離れるのか不思議ですが、昔は直接山田橋へ向かう道があったようです。今は工場があり、なくなったようです。
山田橋から見ているのは竜ヶ岳でしょうか。
ここを左折して、すぐ狭い森の中へ入るのが旧街道です。
7~8分山中を歩き、上笠田の北稲荷の赤い鳥居を過ぎるとまた県道に戻ります。
その県道を少し歩いて、員弁警察の手前で、不動さんの横を県道から左に入ります。
案山子の群れが居ました。
この橋で明智川を渡り、県道から国道421号線に変わった自動車道に並行して進む。
切通を通り、橋から5分ほどで国道付近の地蔵堂に来た。13時45分です。
ここですぐ国道を渡ったのが失敗でした。まだ国道に沿って進む、細い道があったようです。気が付いたのは楚原の駅の近くで、後の祭りでした。楚原駅前が14時です。
石仏というのは、この近くに、美濃の国守護土岐氏の墓があるからのようです。
鳥居の下を潜り、街道は続きます。
大泉の駅付近が14時30分です。
北勢線と別れ、茶屋橋らしき橋を渡ります。
昔よく走った県道612号線を渡ったのが14時55分。
鳥取塚と呼ばれる円丘は古墳でもないらしいが。
東員交番前で県道14号線に入る。そのまま県道を歩き、神田変電所を越え、穴太西の交差点で県道を離れ、旧道に入る。
こんな矢倉はまだ現役だろうか?
この辺り穴太という地名だが、清水の次郎長物語で吉良仁吉に関連して、悪役で出てくる穴太徳が居たと聞くが、真偽は知らない。
15時36分、弁天橋を渡る。ここから桑名市に入るようです。
15時48分、芳ケ崎のクロガネモチに着く。
近くに七和駅があるので行こうかと思ったが、もう一駅歩くことにする。
なんとなく情緒のある街道が続く。
地元ながらお参りしたこともない子安観音が丘の上に有る。通りかかったお婆さんに、この観音様は古くから有るんですか?と聞いたら、「ええ、古くからある有難い観音様で、遠くからお参りに来られるんですよ」ということでした。
16時10分頃星川駅に着いたら、すぐ電車が来て、慌てて乗り込みました。
この北勢線はつい10年前ほど、近鉄が廃線を決定し、三岐鉄道に買い取られたのでした。近鉄より線路幅が狭く、向かい合う座席の人の膝がぶつかるほどです。
一旦終わり。三ツ矢橋までは後1時間ほどは掛かりますね。
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