竹内街道後半
2017年10月20日(金)
前回8月7日に竹内街道を1泊2日で歩きに行きましたが、天候悪く1日で諦めました。
今回その後半を歩きに行きました。下図の古市から堺までの16~17キロです。
ただ今回も秋雨前線の合間を縫って綱渡りです。
10時11分に古市駅で大阪のOさんと落ち合って出発しました。
駅を出てすぐ大通りで左折、すぐ日本武尊陵の案内があるので、そこを入ります。
この辺りの古墳群は世界遺産に申請しているそうですが、全く古墳というか天皇陵などが一杯ですね。日本武尊は三重県の能褒野で亡くなった後、魂が大鳳に乗って舞い上がり、何所かを経由してここ古市に来たという伝説がありますね。
一寸道迷いなどしながら道案内にも助けられて、街道を辿っていきます。
最後に県道31号線の手前で石灯籠と案内で左折してからは、道なりに進めばよくなりました。この辺で10時53分でした。
そこから30分、羽曳野市の西の入り口に緑の一里塚がありました。
緑の一里塚は2013年が竹内街道開設1400年になるのを記念して整備されたとか。
11時半過ぎで時間一寸早いですが、雨が降ってきたので、雨宿りかねて昼食にしました。
3日前に開店したばかりだったそうです。
12時10分に店を出て、阪和自動車道の下を潜ります。街道は県道31号線になり、大阪中央環状線に並行して進みます。
所々に竹内街道の案内があるので、安心して歩けます。
45分位あるくと左手に大きなため池があり環状線沿いの建物が見られます。
すぐに右手が大泉緑地公園になり、13時10分頃環状線を渡りました。
渡って7~8分で金岡神社です。日本画の元祖、巨勢金岡を祀ります。
この付近に難波大道が難波宮から直線的に付けられ、ここから竹内街道で飛鳥京へ行ったと伝えられます。
上の図で金岡神社の上方に大和川今池遺跡とありますが、そこで大道の跡が見つかっています。
神社から道を間違ったりしながら、40分ほどで中央環状線に入り、更に10分弱歩くと、左前方に仁徳天皇陵の緑が見えてきます。
街道が環状線から離れて5分ほど歩くと、西高野街道との分岐があります。
高野女人堂へ十三里の古そうな石標もあります。
分岐から5分で南海高野線の踏切を渡ると、すぐに堺市役所があります。
この庁舎の最上階にある展望所に行くと、360度の大展望と聞いていたので行ってみました。
結果的に大満足の眺望と施設でした。
仁徳天皇陵方面です。
あべのハルカス方面です。
喫茶室で休憩もして、45分ほど休憩して、出てきたのは15時10分でした。
阪神高速の下を潜って、大小路駅方面に進みます。
15時30分に大小路駅に着きました。当初、もう少し歩いて南海電車の堺駅から難波に出るつもりでしたが、気が変わって、初めて乗る阪堺電車にしました。
南海電車が15分で難波に着くのに対して、阪堺電車は30分以上掛かって天王寺です。
でもこの沿線は住吉大社など熊野参詣道の道筋なので懐かしいです。
まあ、良い時間になって、難波で反省会は欠かせませんね(笑)。
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