霊仙山 うるしが滝
以前中山道を歩いたとき、醒ヶ井宿近くの「おたべ」という鱒料理屋さんで一杯飲んだことがあった。先日福井へ行ったとき、たまたま21号線を走って、そのお店の前を通った。懐かしいなと思っていた。
会社でIさんが「来週あたり飲みに行きましょうか」と声を掛けてくれたので、また「おたべ」を思い出した。
だけど一杯飲むだけでわざわざ醒ヶ井まで行くのもなんだなと、醒ヶ井付近の地図を眺めていると霊仙山が目に留まった。
山と渓谷社「滋賀県の山」によると上丹生のバス停から頂上まで2時間40分、降りは汗拭き峠経由で醒ヶ井養鱒場まで2時間15分、昼食休憩入れて5時間半、丁度いいかとIさんを誘って出かけてきた。勿論、目的は「おたべ」で一杯飲むことです。

9時10分に醒ヶ井駅に着き、予約していたタクシーに乗る。タクシーが養鱒場の奥4キロはどの登山口まで行ってくれれば汗拭峠から登ろうと思ったが、やはり養鱒場までしか行かないという。予定通り上丹生から登ることにする。
バス停から1キロほど入った浄水場でタクシーを降りる。1160円でした。

9時30分に出発、20分で登山口に着いた。計算からすると、ここから1時間でうるしが滝、更に70分で頂上のはずです。

ところが入り口の看板には、うるしが滝まで90分、頂上近くの非難小屋まで200分とある。これでは話が違うなあと思いながら、ともかく登山届けを出して出発した。

なお自家用車なら、通常はここまで入って駐車できますが、今は途中が工事中で入れません。
歩き始めて5分ほどで屏風岩、その先の砂防ダムで林道は終わりです。そこからは歩きにくい沢の中や山道に変わります。

一の谷、二の谷、と過ぎて1時間が経っても漆ガ滝は見えません。やはりガイドブックは間違いで立て看板が正しいようです。これでは3時半のバスにとても間に合わないなあと思いながら歩きます。

さらに20分、くぐり岩、三の谷と険しくなる道を登ってようやく「うるしが滝」に着きました。なかなかの景観です。

そこの案内には頂上まで90分とありました。これだと3時半のバスには休憩なしで歩く必要があります。
小雨もぱらついているし、登っても景色も期待できないガスの中だし、醒ヶ井で飲む時間が無くなったら本末転倒なので(笑)、引き返すことにしました。
そう決めると気楽で、一寸焼酎を頂きながら、ゆっくり弁当を食べました。

11時50分に出発、13時に林道、13時25分に行きにタクシーを降りた浄水場に到着しました。
上丹生の集落に入ると立派な社殿の神明社があり、今後の健康をお祈りしました。

この上丹生の集落は木彫りの里だそうで、仏壇とか欄間の製作をされる家が多いようです。

この上丹生のバス停の前に「西出商店」という雑貨屋さんがあり、ここのご主人が一人でこつこつ登山道の整備をしておられるようです。頭がさがります。

30分待てばバスが来ますが、駅まで3キロなので歩くことにしました。
途中、いぼとり地蔵さんを見て、下丹生の古墳は看板だけ見て(笑)、2時半ごろには目的の「おたべ」に到着しました。

おばさんは元気で1年半前の私たちを覚えていてくれました。ここの鱒の甘露煮は相変わらずよく売れているようでした。

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