中国の白酒
食器棚の奥から白酒を見つけた。中国の酒は大きく分けて、南の黄酒、北の白酒に分かれる。黄酒は醸造酒でアルコールは15%位、日本酒に近い。老酒とも呼ばれる。銘柄は紹興酒というのかな。上海など南の酒です。
一方、白酒は北京など北の酒です。蒸留酒でアルコール度数も高く40度~50度もあります。田中角栄が日中友好条約を結ぶとき、北京の長城飯店で、周恩来と乾杯したのは、この酒です。
マオタイシュというのが有名で一流銘柄のようです。私も現役の頃、中国へ出張すると、よく飲まされました。小さな盃ですが、乾杯を重ねると、すぐ酔っぱらいます。それを見計らって、検査項目や精度の緩和を持ち掛けてくるのです(笑)。この酒は52度ですね。
よく見ると、会社名に新疆の2字が見えますね。今、人権問題で話題の新疆ウイグル自治区の会社みたいですね。私はシルクロードが好きで、この地区には3~4回行っているので、多分、ウルムチ辺りで買ったのかなと思います。
この辺りはイスラム圏なので、酒は飲まないのですが、結構、人なつっこくて好きです。今もし、ウイグル人など少数民族の人たちが、中国政府による洗脳教育を受けさせられて」いるとしたら、耐え難いはなしですね。
52度の性か、一寸酔いました。
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