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2021/08/04

京都国立博物館

巣ごもりにも飽きたので一寸京都へ行ってきました。京都の有名観光地は伏見稲荷も錦市場も嵐山も外国人で一杯で、日本語が聞こえないほどでした。でもコロナ下で嵯峨野の竹林も静かで良いだろうなと思うのですが、今度はこっちが行けません。

そんな中ですが、博物館で「京の国宝」という特別展が開かれているので、今なら空いているだろうと行ってきました。高速バスも乗客は5~6人でした。

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入場券も予約制で、私は午前11時~12時に入場という券を買っていました。一寸早く着いたので、付近を散策しました。写真は耳塚。豊臣秀吉の朝鮮出兵で、出陣した大名が敵の首級の代わりに持ち帰った耳を供養したものです。

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豊臣秀吉の遺骸は遺言により東山の阿弥陀ヶ峰に朴むられ、そこに豊国廟がありますが、博物館の隣には豊国神社があります。正面の唐門は伏見城の遺構で国宝に指定されています。

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その隣に今は亡き大仏の有った方広寺があります。何も残っていませんが、有名な国家安康の鐘が残っています。君臣豊楽と国家安康の字句に因縁をつけ、大阪城攻めの理由にした有名な話の鐘です。

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豊国神社の石垣は、いつ見ても立派ですね。

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その横が国立博物館の西口で、今は出口専門になっています。ロダンの考える人が見えます。

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入口は南側の七條通りからですが、通り沿いには看板があります。中の写真撮影はできないので、看板で想像してください。

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入場の前に敷地内の喫茶店に入りました。何か食べておこうと思ったのです。博物館の庭がよく見えます。

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こんなとき何を食べるか? ハヤシライスを選んでみました。芸術的な雰囲気に合うような気がして(笑)。

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11時15分頃、博物館に入りました。展示は新館で行われています。

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展示の中身は全く勉強せずに来ているので、白紙の状態で中にはいります。

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1階の正面です。写真撮影が許されるのはここまでです。

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写真が無いので中身の説明ができませんが、パンフレットの写真を載せるので、それで想像してください。これ雪舟の絵です。右下は平等院の壁に彫られた菩薩像。

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宗達の風神と左は三十三間堂の二十八部衆

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まあいろいろ実物の展示に目が行くのですが、勉強になったのは説明です。特に文化財保護法の成立過程や国宝の指定など興味深く読みました。昭和26年9月?に第1回の国宝指定が行われ、その指定書の展示は面白かった。

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午後1時頃、すっかり疲れてでてきました。

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博物館の向かい側に三十三間堂があります。日頃は観光バスで一杯ですが、今日は博物館も空いていたので、ここも入って見ることにしました。

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ここも堂内は撮影禁止です。1001体の観世音菩薩が有名ですね。その他に、江戸時代に行われた通し矢が有名です。和佐大八郎だったか、紀州藩の弓の名人の話があります。その通し矢は、本堂の裏側の縁側で行われたそうです。

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ここを射通すのは、確かに大変そうですね。逆側からです。

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堂内の写真も、パンフレットで見てください。中央の中尊と左右500体ずつの観音様です。

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国宝の風神雷神像

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駅前のデパ地下で、懐かしい京都の味を買って帰って一杯飲みました。鱧の照焼き、鱧のおとし、だし巻き、京豆腐、京揚です。

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