一条谷朝倉遺跡

２０１７年１０月２８日（土）
山歩会の行事で、福井県へ出かけました。
行先は、下図、一条谷朝倉遺跡、千古の家そして丸岡城です。

朝倉遺跡と丸岡城は何十年か前に一度行ったことがあります。千古の家は初めてです。
交通手段はレンタカー、Ｋさんの運転です。お世話になります。

８時に名古屋駅前を出て１０時４５分に朝倉遺跡に到着しました。

応仁の乱で戦乱に巻き込まれた京都を逃れて、将軍足利義昭を始め、多くの公家や僧侶が保護をもとめ、ここ一条谷は１万五千人の大都市で華やかの文化も華開いていたそうです。

再度訪れてみると、よくこれだけの城下町全体がよく保存され発掘されたものだと感心します。
朝倉家屋敷跡遠景。

特別史跡、特別名勝、重要文化財の国の三重指定を受けているのも頷けます。
近くの資料館に寄った後、今度は千古の家に向かいました。

千古の家は丸岡町にある江戸時代初期に建てられた民家で、国の重要文化財です。

主の坪川家は源三位頼政の末裔と言われ、民家建立の正確な資料は無いものの、その造りや間取りから、もう少し古い中世の建物ではないかとの説もあるようです。

すぐ近くの竹田の油揚げの谷口屋さんで昼食です。

ここの油揚げは本当に美味そうで、お土産も一杯買いました。
また、行きたいお店です。でも混んでいます。

最後は丸岡城です。

「一筆啓上　火の用心　お仙泣かすな　馬肥やせ」という日本一短い手紙で有名な本多作左衛門などが城主でした。小さな天主ですが、急な階段が往時を偲ばせています。

これで今日の観光は終わり。６時半頃には名古屋に帰ってきました。
Ｋさん、長らくの運転ありがとうございました。