日光街道その5小金井から宇都宮
2017年5月29日(月)
昨日小金井まで足を延ばしたので、今日は小金井から宇都宮の22キロです。
それで朝もゆっくりして小金井駅出発は7時43分でした。
駅のすぐ近くに黄金井の一里塚があります。
この地域にしては珍しく完全な形に2基残っています。街道は現在の4号線の一寸西に並行してあったようです。
そう思って、いろいろ道を探ったのですが、良さそうな道はありませんでした。
8時半頃、自治医大の付属建物の辺りで旧道に入りました。建物と駐車場で地形図の道は変わっています。
ようやく旧道に入りました。
麦畑を過ぎて、木陰を探して9時前に小休止しました。
9時頃にまた4号線に合流しました。
下石橋の交差点が9時08分、丸大ハムの工場がありました。
9時20分過ぎに国道352号線の下を潜り、愛宕神社の前が9時38分です。
石橋駅入口が10時02分。
25分ほど歩いて下古山の交差点です。ずっと国道歩きが続きます。
10時45分頃星宮神社にさしかかると、前方には北関東自動車道が見えてきます。
10時50分頃、高速道の下を潜りました。
11時05分、宇都宮市に入りました。そろそろ昼食場所を探します。
11時20分頃、自衛隊駐屯地の前を通りました。
11時35分過ぎに東屋さんという食事処がありました。ホテルまで後10キロほどと思うので、一寸ビールを注文しました。
ご主人も旅は好きとかですが、商売柄休めないので、どこも行けないと嘆いておられました。
日光街道を歩くグループは、この店に寄るのが年間20組位と言っていました。
宇都宮宿の前の雀宮宿にここは有るのですが、意外と少ないイメージです。
1時間位休憩とおしゃべりして出発しました。雀宮駅を越え、店から20分位に雀宮神社がありました。
その後1時間、淡々と国道を歩きます。14時5分頃、一里という踏切の近くに来ました。
一里塚跡があると思うのですが、見つかりませんでした。
一里から1キロほどで国道は二つに分かれます。
右へ大きくそれていくのは今までの国道4号線で福島・仙台へ向かいます。
直進するのは国道119号線で日光街道です。
14時20分過ぎ、日光街道に入ると、左側は富士重工です。スバルの販売店や工場があります。
JR日光線の上を渡り、不動前という交差点に来ます。ここを左に分かれて行くのが、旧日光街道です。
ここに不動堂があります。江戸初期に本田正純が街道を付け替えて云々という説明がありますが、良く解りません。
交差点から500mほどに蒲生君平の碑があります。超有名人らしのですが、よく知りません。
説明では、古墳の調査をして、歴代天皇の墓を発見保存したようなことが書かれています。
吉田松陰が憧れたとありますから、相当な人物だったようです。
疲れたので、ここで最後の休憩をしました。14時40分頃です。
ここから2キロほど歩くと国道119号線にぶつかります。
そこを右折、100mほど行った所が、奥州街道との追分です。
直進が奥州街道、日光街道は左折します。
今日の行程はここまでです。奥州街道沿いに少し行った、東部宇都宮駅が見えるあたりのホテルを予約しています。15時25分の到着です。
お風呂に浸かって、足の手当てをして、明日の行程を一寸調べておきます。
ここから今市までの26キロほどは、宿や鉄道の駅も無いので、日光街道を歩く場合、どうしても宇都宮で一泊する計画を組む必要があります。
宇都宮は餃子とカクテルの街だそうです。
カクテルの街と言うのは初めてですが、全国コンクールで上位のバーテンダーさんの多くは宇都宮に居るそうです。カクテルを飲む文化が有るのですね。
心惹かれますが、今日は22キロでバテたので、ホテルの居酒屋から出ませんでした。
女将さんとも話が合って、栃木の地酒を明日の活力にと振舞ってくれたりしました。
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