鳥羽海岸歩きと浦村の牡蠣
伊勢志摩では昔から的矢湾の牡蠣が有名です。でも最近は、鳥羽市の浦村牡蠣というのも人気があります。
以前から一度行きたいと思っていたのですが機会がありませんでした。
それで今回石鏡港から本浦港まで海岸歩きして牡蠣を食べてくることにしました。
鳥羽からバスに乗って10時半過ぎに石鏡港に着きました。
太平洋に面し、沖合左方面には映画潮騒で有名な神島や伊良湖岬が見えます。
港から漁港特有の狭い道を登って本浦への車道に出ます。10時45分。
急坂を10分ほど登ると旧道です。振り返ると石鏡の集落が見えます。
今はすぐ近くをパールロードが走っていますが、歩くには旧道が最適です。
車道を歩き始めて20分ほどで2回目のパールロードの下を潜ります。左の川は大吉川と言うらしいのですが、錦浦という海も近寄ってきて、牡蠣養殖の筏も出てきます。
赤い橋で大吉川を渡ります。11時25分でした。
半島を10分ほどで越へ、更に5分で本浦港です。麻生浦湾と言うようですが、ここが牡蠣養殖の中心だそうです。
この本浦港付近には30軒ほどの牡蠣を食べる店があります。その内24軒が焼き牡蠣食べ放題をやっています。
料金は生牡蠣、焼牡蠣は1ヶ100円、食べ放題は2000円~3000円で1時間又は1時間半の時間制限付きです。
先日、山仲間の女性が62個食べたとFacebookにアップしていました。
私は一寸無理なので、食べ放題で無い店を探して、お土産にしたいと訊いてみました。
それが写真の「さとや」というお店でした。そこの娘さんが、歩いて5分の中山養殖場へ行くと良いと教えてくれました。親切なお店ですね。
店のすぐ前からパールロードに登りました。ここは以前からネットで見ていて、評判の良い店です。
ここも生、焼共に1個100円です。お土産用は、今はまだ殻付きは売っていないそうです。むき身は100グラム300円です。牡蠣の水揚げがまだ多くないので、大きな牡蠣をお土産に回せないのだそうです。その点むき身なら大きくても小さくても100グラムは100グラムと言うわけです。
ここは小規模で、生牡蠣に一人、焼牡蠣に一人、それと雑用に一人の女性3人でやっています。
なので、生牡蠣はすぐ食べられますが、焼牡蠣は順番待ちです。窓に貼られた紙に名前と個数を書き込みます。
そして呼ばれるのを待つ訳です。私の前に3組ほど居たので40分位待ちました。
待っている間に生牡蠣を注文して食べました。椅子は無いので立ち食いです。ポン酢だけ置いてあります。
お椀の中身は水で、牡蠣を洗います。
無菌の海水に20時間以上漬けて浄化しているそうなので、安心なのだそうです。
ようやく、焼牡蠣の順番が回ってきました。持参の飲み物と一緒に頂きました。ソフトドリンクなら店の前に自販機があります。
この時期、まだ小さい身も混じるそうで、そういうときはおばさんの気分で二つ入れてくれます(笑)。
塩味が利いて、何もかけなくても美味しいです。
牡蠣のむき身を300グラムお土産に買いました。200円で発泡スチロールの箱と氷をくれるので安心です。
また旧道へ下ってウオーキングを再開しました。
道筋の食べ放題の店では大量の牡蠣を焼いていました。旨そうですね。
店から10分ほどで麻生の浦大橋の下を潜り、回り込んで橋に出ました。なかなかの絶景です。
橋を渡り切るとすぐ今浦のバス停があります。そのすぐ先に神社がありお参りしました。
先ほど食べた15ヶほどの牡蠣で、意外とお腹も膨れていますが、せっかく持ってきたのでお弁当を食べました(笑)。
近いうちにまた来たいですね。
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