熊野古道その2(小雲取越え)
今日は7時朝食8時出発の予定でしたが、皆も早起きしているし、午後は雨との予報も有り、7時20分には出発しました。小雲取越えは15キロ、標高差は400m位で、小口自然の家から請川まで5時間の予定です。
登山口の小和瀬は昔渡しがあったようです。今は立派な橋が架かっています。7時32分です。
ここから桜峠までが登りで1時間半でしょう。その後は小さなアップダウンが松畑茶屋跡まで続き、そこから請川に向けて徐々に下ります。
すぐ民家の間から登りになり、尾切地蔵を過ぎると山道になります。
以前は少し歩くと桜茶屋跡の休憩所が見えたのですが、今は周囲の木が大きくなり見えません。
黙々と1時間半歩いて、ようやく休憩所に着きました。展望は少し雲が低くて60点です。
予定より30分位遅れていますが、早く出たので助かっています。
桜峠へ最後の登りです。
9時半に桜峠を通過するころ雨が降ってきました。予報より少し早いし、百閒ぐらの展望が心配です。
10時10分頃石堂茶屋跡を過ぎ、すぐに賽の河原地蔵があります。
10時36分に林道交差地点に来ました。ここにはトイレがあり、しばらくトイレ休憩しましたが、臭気がひどくて皆辟易していました。脱臭装置が正常に働いていないようです。
15分ほど休憩して百閒ぐらに向かいます。少し登り返します。
百閒ぐらは熊野街道随一の展望台と私は思っています。果無山脈を始め、延々と連なる熊野の山々は悠久の世界を感じさせてくれるのです。
その途中が今年3月に崩落して通行禁止になっていましたが、立派に修復されていました。
さすが、世界遺産で早いですね。
百閒ぐらへ続く
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