伊勢神宮の裏山 八祢宜山
2014年11月30日
山歩会の仲間と南伊勢町の八祢宜山(426m)に登った。目的はむしろ近くの高麗広(こうらいびろ)の紅葉にあるらしい。
伊勢西の一つ手前玉城インターで降りて、サニーロード(県道169号線)で五ケ所湾へ。そこから引き返して県道12号線で剣峠へという道をナビが教えた。変な感じだけど結果的には正解だった。
切原の集落に入ると工芸の里というのがあり小休止。
その隣は切原の産土神で八柱神社遥拝所というのがあった。パワースポットです。
曲がりくねった細い道を15分ほど登って10時37分に剣峠に着いた。
この剣峠越の道は明治23年に開通したのだそうです。五ケ所湾の海産物を伊勢に送る道として、また伊勢神宮へお参りする信仰の道として栄えたそうです。
峠は立派な切通です。野口雨情の歌碑もあります。
振り返ると五ケ所湾から熊野灘の絶景が広がります。訪れた多くの文人が絶賛しているという説明もありました。
ここから八祢宜山に登るのですが、峠の標高がすでに320m位なので100m登れば良いわけです。
案内があり800mだそうです。
逆側に登ると京路山(415m)へ1.3キロの案内もあります。
一寸急勾配を登ると尾根道にでました。
そして、もう一登りして、少し歩くと八祢宜山山頂です。登り初めて25分、11時5分でした。
頂上の近くに熊野灘が見える場所があり、ベンチもあります。そこに地元の青年が一人来ていました。
こんな所で人に会うのは珍しいと笑っていました。
しばらく談笑して峠に下りました。その青年が見せたいものがあると、反対側の京路山側に少し登って案内してくれました。剣峠の名の由来、剣岩でした。
青年と別れ、どこかで弁当を食べようと高麗広へ下りました。
途中、紅葉を見ながら車の停められそうな場所を探しました。
結局適当な場所が無くて、高麗広公民館の近くで車内で弁当を食べました。
すると先ほどの青年が追い付いてきて、高麗広の入り口と神宮の近くの「飛び石」を案内してくれました。
そこで親切な彼と別れて内宮まで降りてくると、交通整理して車を河原の駐車場へ誘導していました。
まだ、お伊勢さんは人気なんですね。朝、こちらへ来ていたら、高麗広への道に入れなかったかもしれない。
玉城で降りて逆から入ってきたのが正解だったようでした。
麻吉旅館が見たい人が居たので古市街道に入りました。
まず、街道資料館に入りました。私はよく利用します。
今日は御師(おんし)の特集をやっていて、館の方が説明をしてくれました。
先日、図書館で借りて読んだ「御師●●」という小説の話をしたら、さすがに知らなかったようでした。
次に、近くの麻吉旅館(古市が歓楽街だった江戸時代から続く旅館)を見て帰りました。
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