滝がビールに養老山
2014年8月13日
台風と秋雨前線の合間の束の間の1日に養老山859mに行ってきた。
蛭は怖いけど、いつも多度山では芸が無いので、近くの手頃な山を探しました。
ヤマレコでは2時間一寸で登っている記録がありましたが、私は3時間近く掛かりました。
8時半に駐車場を出発、養老の滝へ向かいます。まだ時間が早いので、観光客は誰も居ません。
大雨の後で水量は豊富です。
滝到着は9時05分です。駐車場の標高は多分90m位、滝下の標高は250m位なので150~160m位登ったことになります。
滝の水がお酒になったという孝行伝説で有名ですが、最近では滝がビールになったようです(笑)。
滝から5分ほど登った所に駐車場があります。下の駐車場は300円ですが上の駐車場はもっと高いでしょう。
そこの小母さんが親切に登山口を教えてくれ、地図もくれました。本来なら、ここに登山届を出す必要があります。
その地図では、登山口から三方山、笹ヶ原、小倉山を経て養老山まで2時間10分のコースタイムになっています。9時18分の登山口出発です。
3~4分登ると道が分かれますが、左の三方山を採ります。右は帰りに下って来るはずの道です。
この辺りでは養老山という言葉は出てこないので、一寸戸惑います。
5~6分歩いて9時半ごろ沢を渡りました。
養老山は数年前一度連れてきてもらったはずですが、全く記憶にありません。やはり自分で計画しないとダメですね。ここから急登がはじまります。
でも上手にジグザグに道が付けてあるので、両手は使わずに歩けます。
急登30分強、9時2分に尾根に出ました。ベンチもあり休憩です。汗びっしょりです。
駐車場の小母さんが、さっき二人連れの人が登っていきましたよと言っていましたが、その二人らしい人が去って行きました。
10分近く休んだ後、尾根筋の階段などを25分ほど登ると三方山直下の辻に出ました。
三方山50mと書いてあります。
一登りすると三方山です。標高は730m、登山口から450m位登ったことになります。
コースタイムで90分、80分一寸かかっているので、そこそこですね。
残念ながら今日は視界がききません。本来なら濃尾平野の向こうに御嶽や乗鞍も見えると思うのですが。
一旦辻へ下って10分ほど歩くと笹ヶ原です。帰りはここから右へ旧牧場のほうへ廻るつもりです。
左折して5~6分歩くと視界が開け小倉山が見えます。山頂へは階段が着けられています。
5分登って11時07分に山頂公園に着きました。東屋もあります。標高は941mです。
先の二人が先客で休んでおられるようなので、養老山へ行くことにしました。15分と書いてあります。
降るのは嫌だなと思いながら下って、17~18分歩くと養老山頂の案内がありました。
直進すると津屋避難小屋へ100分とあります。
Uターンするように2分ほど登ると山頂でした。11時27分の到着です。
登山口から2時間10分、貰った地図のコースタイム通りでした。
山頂は展望も無いので、小倉山まで引き返すことにしました。
11時55分頃、公園の四阿で弁当を広げました。後方が養老山方面です。
西の方に山が霞んでいますが、上石津の集落と霊山山1083mでしょうか?
北側は養老山脈の最高峰笙ヶ岳909mですね。
12時20分に東屋を出ました。15分で笹ヶ原を通って旧牧場(アセビ平)へ向かいます。
来た道を直接下れば登山口まで1時間10分ですが、旧牧場を廻ると2時間10分かかるようです。
アセビ平までは60分とありますが、830mのピークを中心に5~6回アップダウンがありました。
また、台風11号の影響か倒木が至る所にあります。
50分一寸で旧牧場へ着きました。ここからツツジ峠経由で笙ヶ岳へ行けるようです。13時22分です。
ここからは広い林道のような道を下りますが、倒木も多く、車は通っていないようです。
20分ほど下ると笙ヶ岳への旧道の入り口がありました。
更に40分以上下って14時26分、神社がありました。ここからも尾根道の近道があるようですが。
行の三方山への分岐が14時32分、登山口が35分の到着でした。アセビ平から72分位です。
駐車場の入り口のリフト乗り場が14時36分です。
駐車場の小母さんが顔を覚えていてくれて一寸話をして、駐車場へ下りました。
今度は沢の北側を歩いて、養老神社へ行き、無事を感謝してお参りしました。
朝は閑散としていた遊歩道も、今は観光客で一杯です。
沢を渡る橋から養老山脈を見上げました。左手一番奥が笹ヶ原とアセビ平の間の830mピークの辺りのようです。
駐車場到着は15時10分でした。暑かったし、疲れたなあ(笑)。
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