答志島の海女小屋
やまびとの例会で答志島へ行きました。
まともな?山行の第一例会や第二例会に対し、よりゆるやかな例会として誕生した第三例会で、私が企画したグルメ例会です(笑)。
鳥羽発9時45分の定期船で答志島の桃取港へ向かいます。
答志島には桃取、和具、答志の3つの集落があり、それぞれ港があります。そんなに大きくもない島に3つの港なんて贅沢と思いました。
でも島の人の話だと、3つの集落はそれぞれ言葉も風習も違うそうです。特に答志は外洋に面して漁師で気性も荒く、桃取は内湾に面して養殖や兼業農家で中学も答志中学でなく鳥羽へ通うとか。
今回は桃取に上陸して島を縦断して答志に向かい、海女小屋体験をした後和具から鳥羽に帰る予定です。
10時過ぎに歩き始めました。今回13人が参加です。
島を縦断する自動車道はスカイラインと呼ばれ6キロあります。
スカイラインを離れ海岸沿いを歩いてみましたが行き止りで引き返しました。
スカイラインの頂上付近から鳥羽が見えます。
30分ほどのロスタイムを含めて2時間弱で和具港に着きます。答志港はさらに一つ峠を越え、狭い路地を通って
15分位でたどりつきます。
海女小屋はその端の方にありました。本物の海女小屋ではなく、観光用に作られたものです。
本物の海女小屋もすぐ近くにあります。
料金は3000円で現役の海女さんが焼いてくれました。貝や魚、また干物の他にシラスご飯と伊勢エビ風味の味噌汁が付きます。
伊勢エビやアワビの季節にはそのコースもあるようです。
現役の海女さんなので、いろいろ話が面白く、2時間近くがすぐ経ってしまいました。
近くの小さな商店に案内してもらい、少し干物など買った後、14時20分頃に岩屋山に登り始めました。
100mほどの登りですが、食後の登りは応えます。
答志島には今でも寝屋子制度が残っていると聞いていましたが、その設備がありました。
先ほどの海女さんも息子は寝屋子に出したと言っていました。
ツーショット撮影用のカメラ置き台は優れたアイデアですが壊れていました。
深山幽谷の趣があります。
岩屋山古墳付近から和具を見ています。
45分ほどでつばき公園に下ってきました。潮音寺や美多羅志神社があります。
近くのホテルに立ち寄り湯して汗を流しました。
近くに公衆浴場もありますが、金土日の15時30分からとかで、帰りの船に間に合いません。たすかりました。
16時15分の船で鳥羽に帰りました。
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