熊野 浜街道その2
お茶屋で語り部さんが交代しました。こんどは浜街道の語り部さんが二人です。
11時50分に出発しました。
この旧有馬村あたりは熊野灘の荒波で砂利石が打ち寄せられるため、今歩いている道も海岸のすぐ近くにも関らず、標高が10mほどもあるそうで、返って海岸から離れると低くなるうおうです。
海岸へ仕事で行き来する人が荷物を置いた「どっこいしょ石?」
すぐに産田神社を経て熊野本宮大社へ向かう本宮道が右に分かれていきます。
でもその先の立石に追分の道標がありました。ここも右は本宮への道です。
国道に出て、それから浜の防風林の中の道に入りました。そこに注文していたお弁当が届いていました。
12時25分ごろです。
13時頃出発です。今日は一寸時間が押しているようです。
中野茶屋と志原尻の間に一里塚跡があります。13時30分頃です。
熊野市の端、志原尻に竜神塔という小さな石碑があります。高波による農作物の被害を守るために建立されたそうです。
志原川を渡ると御浜町に入ります。一年中みかんが取れる町です。
国道沿いに巡礼の碑があり、2体の石碑のうち、小さい方の石碑が一寸傾いて寄り添っているように見えるのが可愛いと評判でした。でも今は工事のためとかで場所を移され、しかも真っ直ぐに立っていました。
しばらく海岸を歩きますが市木川で遮られます。国道を渡って緑橋という古い橋を渡ります。
緑橋から見たJR紀勢線。
そのすぐ近くに市木の一里塚跡があります。15時10分ごろです。
御浜町の役場を過ぎると、今日の目的地、阿田和の道の駅、パーク七里御浜はすぐです。
15時40分ごろに到着しました。阿田和駅は隣です。
ここで今日は解散です。大泊方面は16時14分です。
今回は大泊から国道で少し山に入った熊野市飛鳥にある農家民宿やまもとさんを予約しています。
過疎地で、付近は耕作放棄地が多いそうです。
やまもとさんです。
風呂へ入って、すぐ夕食です。御馳走が並びました。
ご主人や奥さんも一緒に入って話がはずみました。
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コメント
素朴で、旬の、採りたて食材は最高でした。
良い宿を選んでくださいましたね。宿代も大変にお値打ちでした。ありがとうございました。
投稿: ムササビ | 2014/04/22 20:46
また何かの折に使ってみたいですね。
夏にはBBQもできるそうです。
投稿: フミキ | 2014/04/23 11:14